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自己PRで必要な要素はただ「1つ」

※当記事は約4分で読めます【約1,700文字】

1. 自己PRで必要な要素とは

自己PRで最も重要なのは、「再現性のあるエピソード」です。

これが出来ていれば、自己PRにおいて書類選考はほぼ確実に通過できます。

また、「再現性のあるエピソード」とは、どのように書けばいいのかという疑問に答えると、

「PDCAサイクル」+α(そこから得た気付きや結果)

が具体的なエピソードの中に含まれているようにすることです。

2. PDCAサイクルとは

野村総合研究所(NRI)のサイトでの説明文を引用すると、

PDCAサイクルは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字を取ったもので、1950年代、品質管理の父といわれるW・エドワーズ・デミングが提唱したフレームワークです。PDCAサイクルを強化することで、一人ひとりがKPI(重要業績評価指標)にかかわるミッションを達成すると、結果として中期経営計画や会社の業績が達成できる仕組みになります。

参照元:https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/alphabet/pdca

となります。

このPDCAサイクルは学生の間はそこまで馴染みのない言葉かもしれませんが、社会人になると、業界に関わらず飛び交う重要なフレームワークになりますので、覚えておいて損はありません。むしろ、社会人において日常の中で強く意識されている内容だからこそ、そこを抑えている学生というのは、重要な視点を持っているという印象につながります。

それだけ重要なフレームワークですので、もう少し自己PRを書くイメージに繋がるように説明したいと思います。

これもまた野村総合研究所(NRI)のサイトの説明文を拝借しますと、

このようになります。

簡単に言うと、

このプロセスを主体的に回せているかどうかということになります。

めーーーーっちゃ大切なこと言いますよ!

優良企業の多くは、この『PDCA』を自分で回せる人材(学生)をES、面接などを通して探しているわけです。

ですので、これを各選考を通して伝えることが出来ていれば自己PRとしては満点です!

ちなみに、『優良企業の多く』と言ったのは、稀に主体性よりも従順なマニュアル通りに動いてくれる人を採用したがる企業も存在するからです。(=いわゆるブラック企業と言われるような会社に多いです。。。)

3. 勘違いの多い自己PR(=注意事項)

ここで陥りやすいパターンについても触れておきたいと思います。

(×)自己PRで何を書くべきなのか
    ⇒肩書や一見輝いて見えるような体験談(PDCAサイクルが無いもの)

この「×」の例を書いている人が本当に多い(涙)

「〇〇部で部長やってました」「サークルでまとめ役やってました」等々。。。

これ書類選考で落ちる典型的なパターンです!
運よく通過しても面接で全滅します。
面接でことごとく落ちてしまっている人は、ここを見直すことをお勧めします。

この体験自体が悪いわけではなく、このことを話すにも「PDCAサイクル」を抑えたエピソードであればいいわけです。

つまり、部長やリーダーやってたとして、

「入社したときにその体験は活きるの?」

ってことが知りたいわけです。

これが『再現性のあるエピソード』です。

例外はあります。

『ボクシングで世界チャンピオン取りました』というようなエピソード。

この場合、言葉足らずで『ボクシングで世界チャンピオン取りました』という事実だけ述べても、書類選考通過する可能性があります。
本来はベストなアウトプットではないですが、世界チャンピオンを取るには、個人として相当な努力や忍耐、その他必要な要素が備わっているのは、言葉で説明されなくても分かるからです。

「再現性のあるエピソード」として

「PDCAサイクル」+α(そこから得た気付きや結果)

が表現できている具体例については、下記記事で紹介していますので、興味がある方は是非読んでみてください。

4. まとめ

今回は、自己PRにおいて重要な要素について説明しました。

『再現性のあるエピソード』が重要で、そのために『PDCAサイクル』を意識するということを是非覚えておいてください。

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