面接は何分前に着くべき??
コロナの影響で、就活生は企業を訪問することが極端に減っているようですね。
とはいえゼロというわけではありません。
やはり、これから一緒に働ける人かどうかを見極めるのに、1度も合わずに決めてしまうというのはなかなか難しいと思います。
数は減っても、内定を出すまでに1度は会社に来てほしい、会って話をしたい。というのが一般的だと思います。
すると、訪問する機会が減っているので「慣れていない」まま、志望度の高い企業の重要な面接を受けなければならないことになってしまう可能性が上がってしまいます。
●面接何分前到着がベスト?
今回は、面接のコツ…ではなく!
面接のスタート地点、会社に到着する時を考えます。
実はここ、結構見られてるって知ってました?
皆さん、何分前に到着するのがベストだと思いますか?
会社に入って、受付の方に声をかけるタイミングを、3択で選んでください。
A:とにかく余裕を持って30分前、早く着いて本気度アピール!
B:おそすぎず早すぎず、10分前くらい。
C:ジャストタイム!1~3分前くらい。
さぁ、到着のタイミングはどれがベストでしょうか?
まずAを選んだ方。はい、アウト~!!!!
「遅れるかもしれないから」「余裕を持って入らないと不安」
これは、完全な自分都合です。
不安ならば余裕を持って出発することは大いに結構ですが、早く付きすぎたなら周囲を散歩するなどして、時間を調整しましょう。
「本気度アピール」も残念ながら逆効果です。アピールは面接本番で行いましょう。
●なぜ早く着きすぎてはいけないのでしょうか?
「面接官は、予定時間までに別の仕事をしているからです」
他の学生と面接しているかもしれませんし、忙しい合間を縫って書類を作っているかもしれません。
そんな中、予定外に早く着いてしまったら、面接官の予定が狂ってしまいます。
「会場の中に入って待てばいい」という考えもNGです。
オフィスに学生が長時間待っていられるような「控室」が用意されているケースは稀です。
企業のオフィスって、仕事する場所ですから、基本的に無駄なスペースってあんまりないんですよ。
あなたが早く着きすぎたために「面接会場の会議室で行われていた社内会議を早めに切り上げなければならなくなった」ということもあり得ます。
面接官は会議をしている上司に、あなたのかわりに「すみません」と謝りながら場所を譲ってもらうかもしれませんね。
こうなったら、もうこの時点で印象は最悪です。
「本気度アピール」どころじゃないですよ?
これは極端な例ではないです。実際に弊社でもあります。
是非、人を招く側の立場に立って想像力を働かせてください。
自宅で友人を招いてパーティでもしようかと想像してみてください。
部屋をきちんと片付けておかないと…食べ物はすぐに用意できるようにしておいて…
などと色々考えるはずです。
そんな段取りも、30分前に来られたらすべてが台無しです。
ということで、極端に早い到着は迷惑だと心得ましょう!
Bの10分前でも若干早いと思われるかもしれません。
やはりベストはCのジャストタイムです。
●とにかく相手の立場に立って
到着時刻に限らず、就活ではとにかく相手の立場に立って想像力を働かせてください。
とにかく「自分を評価される」となると、自分本意なアピールをしてしまいがちですが、一緒に働く仲間を探している面接官にとっては「気持ちよく付き合えるか?」が重要な判断基準だったりするんです。
とにかく相手視点で、「貴重な時間を割いてくださったあなたのために、面接をしてよかったと思えるような会話をしよう」という意気込みで望んでください。
その上で、相手が聞きたいことに、精一杯に答えていけばいいんです。
面接の練習は、就活アドバイザーも随時受け付けていますから、「慣れる」ためには模擬面接を重ねるのも効果的です。
慣れて少しでも気持ちに余裕が生まれると、相手視点にも立ちやすくなります。
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