顧客離れ
過去に受けた案件について話をしようと思う。
クライアントには、名前を出さないことを条件に記事を書くことの許可を頂いた。
クライアント(配信者)
最近、登録者数再生数が減少。その理由についての相談だった。
クライアントが持つSNS媒体を全てチェックし、過去の動画を幾つかチェックした。
理由はすぐにわかった。
クライアントの過去の発言にある。
人間好き嫌いあるんだから視聴者の中でも好き嫌いはある
同じ視聴者というカテゴリの中で、自分で区別してたのだ。
この発言以降、再生数は激減した。
前回の再生数の半分ほどには減った。
本気で気付かなかったんですか?
私はクライアントに問いただした。
このクライアントの、好きな視聴者気に入ってる視聴者は第三者の目にもあきらかだった。
十人聞けば全員が、あああの人は気に入られてるよね、と答えるくらいには。
そして、自分の口ではっきりと視聴者間の区別を宣言したのだから、他の視聴者はドン引きである。
俺はおまえのこと好きじゃないけど応援ヨロシク📣
そう言われて応援できる視聴者がどこにいるのか。
クライアントは言う。
いや、贔屓は当たり前でしょ?周りもそうやって延びたから。
そして僕はクライアントに言いました。
まずは自身の信用を得ることが先なのでは?
それさえも得てないのに、大きくなろうなんて言語道断。
まずは贔屓をやめること。
贔屓をしても他の人が離れていかないくらいの信用を得ること。
それ以外で他の視聴者とのコミュニティを持つのはそれからです。
本人が好き嫌いあろうがお気に入りを贔屓しようが、
視聴者との距離感はみな同じでなければならない。
そこに不公平さがあってはならぬのだ。
このクライアントは、視聴者とのコミュニティツールを一つに絞った。
そしてそこから少しずつ再生数が減った分の半分くらいには戻った。
本人が思ってる以上に、周りは真剣に受け止めてる。