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【克服】労働への恐怖に立ち向かう... 感情#24

お久しぶりです。少し忙しくしていました。今まで、何度かアルバイトや就活のストレスなどで苦しんでいることを記事に残してきました。

そして今、「アルバイトならできるかもしれない」と思える心境にあるので、これまでの心境とその理由を比較しながら、何があったかを残します。いま動かなきゃ、労働恐怖症に陥ったまま恐怖心が悪化していく気がします。

【どうして仕事が怖いんだ】


1.  仕事は人を嘘つきにする

個人事業主や個人で依頼を取っている人ではなく、アルバイトとして働く身の店員が客に向かって「ありがとうございました」と言う行為は、当たり前のように行われていることです。

しかし、レジ打ちなどをしていて店から出ていく方に「ありがとうございました」というのは少し心がざわつきます。それは、アルバイトで働いている店員にとって何もありがたいことではないからです。

こんなことは口に出すべき事ではないし、何も感じず働ける人の方がよっぽど利口ですが、自分と向き合うために正直に書きます。アルバイトにとってサービスを受けに来る人が少ない方が忙しくなく楽です。時給も変わりません。綺麗事を抜きにすると、人が多く来るのはありがたいことではありません。何度も言いますが、"アルバイトとしては"です。

店主と仲良かったり帰属意識があって繁盛してほしいと思えるような状況にあるのなら、たくさんの人がサービスを受けに来てくれた方が嬉しく思えるのですが、そのような環境にいない場合は、何もありがたいことではありません。

そんな心理状態で、思ってもいない「ありがとうございました」の言葉を口にするのは何かひっかかってしまいます。自分でも融通の利かない人間であると思います。でも、思っていないことをそう何度も繰り返し発言するのはだんだんと辛くなってきます。

2. 神さまの対応

基本的に僕は裏方ではなく接客をするアルバイトをしてきました。飲食店やスーパーマーケットのレジ、また塾でのアルバイトなど。この中で塾講師としてアルバイトしていた際は緊張や困難はあったものの、乗り越える価値のあるものでした。

しかし、飲食店などで遭遇したクレーマーや客が神だと思っている客に対しては、乗り越えても得られる価値は見出せるものではありませんでした。暴言を吐かれてもそれを乗り越える必要はないし、何のメリットにもなりません。そのように捉えて良いのは、客ではなく働いている身の人間です。

接客をしていると、親子で来店する方々も多くいます。そんなとき、親が子に対して吐く過度な暴言を聞くと、社会の嫌な面を見てしまったと気分が沈みます。また、労働者同士の陰口を聞かされることだって往々にしてあります。

こんな社会の一員として自分が年老いるまで働いていくのかと思うと恐怖です。ただし、白黒思考であることも理解はしているつもりです。誰しもがそんな人であるわけではないからです。

3. 生活の束縛

労働は年老いるまで、つまり体感的に言うとほぼ一生続けるものだという認識が僕の中には強くあります。空を羽ばたいている鳥のように生物は本来自由です。しかし、人として生きて社会からの恵みを享受している以上、財やサービスでの対価が必要です。

物心ついてから死ぬまで、その対価を支払うためにしたくないことをして生きる人生は、僕にとって魅力的に映りませんでした。やりがいや貢献を否定しているわけではないです。あくまで僕にとって、一度の人生をそのように使いたくないと感じています。

しかし、そう考えるのも自然なことです。人生や生活の束縛が心地良いはずありません。自分が幸福を感じることをしていたいはずです。それが生物に組み込まれたシステムです。

僕には一度社会の波に揉まれてしまうと、同化していってしまうのではないかという恐怖心があります。自分の命にどんな彩りを施そうかと考えることすらやめてしまいそうで怖いです。

毎日のように満員電車に揺られ、仕事が終わると翌日に備えて早寝をし、職場に着くと神経を削りながら働く。それを朝から夜まで一週間で七割もの日を使って繰り返していく…。

【今なら少し働けるかも】


1. 最高の出会い

半年ほど前にVRChatで出会った中国の友人と、今年の一月に日本で会いました。この経験が、僕に勇気を与えてくれました。

これまで、毎日のように話して一緒にゲームをしてきました。すべきタスクがある場合は、お互い作業に取り組みました。会話はほとんどが英語です。英語の練習をしようとVRChatを始め、言語交流ワールドで出会いました。

ワールドで出会った頃はこんなにも親しくなるなんて思ってもいませんでした。思い出として個人的に画面収録をしていたので、初対面のときの動画を振り返ると、現状をとても信じられません。

そんななか、一週間ほど日本で一緒に遊びました。沢山の場所を訪れました。アニメが好きなのでアニメの聖地やグッズを買いに行ったり、僕の好きなカツ丼やチキン南蛮を食べてもらったりもしました。

カツ丼

人とあまり遊びに行かず貯金癖のある僕は普段ほとんどお金を使わないのですが、この一週間は別でした。せっかく日本まで来てくれて一緒に遊んでいるのだから、そんなに大金は持っていないですが、全てを使う勢いで楽しみました。

それがもう、言葉に表せないほど幸せでした。今度は僕の方から会いに行きたいと思ました。それが働く恐怖に立ち向かう勇気をくれました。また、働くのが怖いからお金を貯めていた僕が、そのお金を使い切ったことで働く覚悟の表明にもなりました。

今なら働ける気がします。少しずつで良い。少しずつ働いていけば良い。

2. 休学を検討

現在通信制大学の三年目で、今年から四年目に差し掛かろうとしているのですが、休学を検討しています。理由は、キャラクターモデリングで真剣に仕事を取れるように頑張りたいことと、アルバイトをするための心の余裕を確保したいからです。

(入学はしていませんが年齢的には)高校生のころ、Blenderでお仕事をいただいていました。今考えると良くやっていたなと思います。そして、昔より成長している僕は、過去の自分を超えてもう一度お仕事をいただけるように真剣に取り組みたいと考えています。

自作アイコン

これは、アルバイトがあまり得意でないからという消極的な理由と、創作活動が好きだからという積極的な理由が交わった結果です。再び創作活動に力を入れることは、ニュージーランドにワーホリに行く前から考えていました。それが今、転換点にあります。

学校の今年度が終われば、創作活動とアルバイトの二本立てで少しずつ働くことに向き合っていこうと考えています。僕にとってはアルバイトを探して働くことが物凄く負荷のかかることです。それを理解して、一年間のギャップイヤーとして休学しようと考えています。

また、ニュージーランドやVRChatで出会った人たちはも自分と同様に創作活動をしています。僕ももう一度活動再開して過去の自分を超えようと、たくさんの力を貰っています。

3. 応募したぞ!!!!!!!

これら今、僕が働けるかもと感じている理由です。また、過去の反省を生かして、機械的に接客をする場所ではなく、塾講師に似た業種のアルバイトを考えています。

そして取り敢えずは、二つの求人に応募できました。アルバイトの応募をできただけで僕にとっては大きな一歩です。よく頑張った。

僕には労働に対する認知の歪みがきっとあります。それがほぐれるだけで、大分生きやすくなると考えています。なにせ、生きるためには働くことが必要ですから…。その手段に恐怖を抱いていては、生きていくだけで苦しみます。

この出来事をきっかけに、僕の人生が良い方向に転びますように…。

ちいかわラーメン

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朱夏
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