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伝え方と伝えるワード
本日の高校ラグビー部の練習で起きたこと。改めて伝え方や言葉って大切だなと思った日でした。
先週までの練習の中で、疲労の蓄積から怪我人が数名出ている現状から、チームスタンスとして一度コンタクト強度を下げることに。
また、今日は数日のOFFからの練習ということもあり、リフレッシュした体に刺激を入れつつ、どの練習においても、
『スキルの細かなこだわり(精度)』
『反応判断スピード(早さ)』
はフォーカスしようと伝えました。
が、選手のプレーを見ているとどう見てもこだわりも感じなければ、反応判断スピード感も全然ない。
このような現象が起きた時に、コーチが何を思うか。どう伝えるか。
めちゃくちゃ大事なことだと思ってます。
ここで絶対やってはいけないのは『怒ること』
もっといえば、『怒鳴ること』
やればできる選手達ができなかった。これはコーチ自身の責任だと思えるかどうか。
練習前に今日の練習の流れ、ポイントを伝える時に『強度を下げる』という言葉を使いました。それが選手の行動に影響を及ぼしたのだと反省しました。
一度切り替える意味でも一度集合し、もう一度選手へ整理して話をしつつ、選手自身にもどうするべきか問い、すべき行動を即す。
その後の練習はさっきまでとは別チームのような雰囲気で取り組む選手たち。
さらに反省。
練習の入りで自分の伝え方がもっと明確で意図を持って伝えられていたら、全体を通していい練習ができたはず。
この時、選手に『なんでやらないんだ』『なんでできないんだ』と言い続けても選手は反応してくれないでしょう。
したとしても、理由は『言われるからやる』という思考が停止状態の練習となってしまうでしょう。
また、コーチによくある『こんなこと言われなくたってできるだろ』
こんなこともできないチームを指揮してるは自分だという当事者意識があれば、逆にどうしたらできるようになるかを考える方が先決で、それこそコーチの役目でしょう。
これを言った時点でアウトかなと思っています。
という改めて
『伝え方』『伝えるワード』
で選手の行動が変わることを身をもって感じたので、しっかり反省して次に臨みたいと思います。