『シン・イノベーション思考 イノベーターを生み組織を変革するヒント68』の第1章・無料全文公開はじまる!
発売記念につき第1章無料公開!
本日、7月26日(金)発売の書籍『シン・イノベーション思考 イノベーターを生み組織を変革するヒント68』から、第1章「イノベーションを起こせない大国・日本の真実」を全文公開が出版社のご厚意ではじまりました。
これは、第1章の全文無料公開であり、Amazonのペーパーバック版やKindle版のサンプルを見るより、断然に多い内容です。世界から見た日本の本当の姿を読むと、衝撃の事実が明らかになり、もらい泣きしそうです。
第1章を読むことで、日本がイノベーションを起こせない大国であることが、疑いから確信に変わることでしょう。第1章では、第2章・第3章の「なぜ、日本はイノベーションを起こせないのか(個人編・組織編)」へとつながる、日本の現状を明らかにしています。
第2章からは、イノベーターを生み組織を変革するヒント68が紹介されていますので、ぜひ愛読書の1つに加えていただき、お楽しみいただけたらと思います。
あなたは、上司に次のように言われたことや職場がイノベーションを起こしにくいと感じたことはありませんか?それでは具体的にみていきましょう。
上司にイノベーティブな新規事業の提案を依頼され、提案したら・・・
あなたは、新規事業を上司に提案したときに次のように言われたことは、
ありませんでしたか?
「これどこかで導入しているところある? 前例がないけれど大丈夫?」
「リスクが大きいけれど、あなたが責任取れるわけ?」などといわれ、どれだけのイノベーティブなアイデアが世の中に実現せずに消えていったことか……
ハーバード・ビジネス・スクールの経営学者ロザベス・モス・カンター氏は、次のように述べています。
「経営者が従業員にさらなるイノベーションを求めておいて、前例があるかといいながら、新しいアイデアの提案を1つ残らず却下する」と・・・。
このようなことが、新規事業の提案時には起こっているのです。
上司から頼まれて新規事業の提案をしたのにもかかわらず、このような言葉を返されたら、正直、挑戦したくなくなりますよね。
所属している組織が原因となって、イノベーションを起こせない
イノベーションを起こせない理由には、個人の知識やノウハウの不足だけでありません。実は、あなたの所属している組織が原因となって、イノベーションを妨害していることがあるのです。原因には、権威主義、縦割り、セクショナリズム、減点主義、人材育成の不足などが挙げられます。
特に、皆さんの職場が旧来の管理型組織である場合には、イノベーションを起こしにくくする原因が見事に整っていますので・・・起こせるわけがありません。
いくら個人が素晴らしいアイデアを思いついたとしても、組織が妨害してイノベーションを起こせなくなっていることがあるのです。
今回は、第1章・無料全文公開がはじまったことの特典情報と、上司の責任回避やリスク回避でイノベーティブな事業を潰すこと、所属している組織が原因となり、イノベーションを妨害して、起こせない事実などに触れてきました。
次回からは、いよいよ、イノベーションを起こせない理由と解決のヒントについて、解説していきたいと思いますので、お楽しみに!
◎ペーパーバック(紙)版