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2024年10月9日のマーケットを読み解く

10月9日の日経平均株価終値は反発し、前日比340円高の39,277円で取引を終えました。アメリカの株価が反発したことを受けて、39,000円台に回復しました。
半導体関連株が軒並み上昇したことが要因だったようです。

昨日の予想は、アメリカの株価下落を予想し38,000円半ばあたりにおさまるのではないかと思っていましたが、見事に外しました。

ここ2日連続「マーケットを読み解く」を執筆しましたが、日本株はアメリカの株価に影響を受けることを改めて感じました。
ですから、翌日のアメリカの株価を確認せずに、現時点で予想するのは無謀だったと今更気づきました。

それでは、10月9日の業種別ランキングを確認していきたいと思います。

1位:精密機器
東証プライムで、前日比+110、騰落率+4.50%だった朝日インテック(7747)が目立ちました。
やや下落傾向だった株価が反発したようです。
また昨日も触れましたHOYA(7741)前日比+525、騰落率+2.52%も目を引きました。
朝日インテック、HOYAともに医療系なのも特徴的です。
あと計器系として、愛知時計計器(7723)前日比+51、騰落率+2.49%東京計器(7721)前日比+60、騰落率+1.85%が目立ちました。

2位:小売業
東証プライムでまず目立ったのが、飲食系のギフトホールディングス(9279)前日比+239、騰落率+8.24%松屋フーズホールディングス(9887)前日比360+、騰落率+5.54%、ヨシックスホールディングス(3221)前日比+175、騰落率+4.91%などでした。
これら以外の飲食系企業も株高だったのが多い印象でした。

あとイトーヨーカ堂を売却で話題のセブン&アイ・ホールディングス(3382)前日比+105、騰落率+4.71%も印象的でした。
ここにきて事業をコンビニに集中する決断が好感されたのでしょうか。

さらに衣料品系のZOZO(3092)前日比+114、騰落率+2.15%しまむら(8227)前日比+249、騰落率+3.00%も株高となっています。

3位:サービス業
東証プライムで目を引いたのは、介護系のサンウェルズ(9229)前日比+82、騰落率+5.58%や福祉系のLITALICO(7366)前日比+37、騰落率+2.98%です。
また転職系のリンクアンドモチベーション(2170)前日比+26、騰落率+4.16%リクルートホールディングス(6098)前日比+254、騰落率+2.68%も目立ちました。
特徴として人材系が目立っていた印象です。

4位:医薬品
東証プライムで目を引いたのは、第一三共(4568)前日比+254、騰落率+2.68%大塚ホールディングス(4578)前日比+161、騰落率+1.88%でどちらも国内製薬最大手です。

5位:化学
東証プライムで目を引いたのは、化粧品系のコーセー(4922)前日比+351、騰落率+3.97%資生堂(4911)前日比+124、騰落率+3.44%でした。

10月9日の業種別ランキングの全体の印象としては、医療系や美容系といった業種が株価上昇したのが印象的でした。




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