千葉秀一

経済ニュースや企業分析の情報発信を通じ、自身の金融リテラシーの向上を目指しています。また自らの情報発信が、他の方にも貢献出来るよう、更に学びを深めていきます。 Xにも投稿しています。Xでも千葉秀一(@shumaipace_go)で政治にも触れています。

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マガジン

  • 財務諸表から読み解く企業分析

    自身の会計・金融知識を向上させるため、日々財務諸表や経済指標を分析しております。その中で得た情報を企業分析や経済指標分析といったテーマで、記事にしております。

  • 人気記事

    大学で経済や会計を学び、更にそれらの知識を向上させるために、日々財務諸表や経済指標を読み解いています。そして、それらの情報を記事にすることで、読者の皆様の金融リテラシーの向上の一助になることを目指しています。 その中で、ご好評頂いた記事をこちらでまとめております。

  • 海外経済指標から読み解く世界経済

    海外の経済指標をまとめたマガジンです。 マガジンの目的は、日本国内の経済指標だけではなく、海外の経済指標を把握することで、世界経済を俯瞰してとらえることを目的にしています。

  • 経済指標から読み解く経済

    大学で会計や経済を学びましたが、更に自身の会計や経済の知識を向上させるために、日々財務諸表や経済指標を読み解いています。そして、その情報を読者の皆様にも共有させて頂くことで、記事の質を向上させ、読者の皆様の金融リテラシーの向上に貢献することを目指しています。

  • マーケットを読み解く

    日経平均株価をウォッチして業種別ランキング上位について、自分なりの考察を述べた記事となります。

最近の記事

【日韓軍事連携強化】東アジアでのアメリカの存在感を維持せよ

トランプ氏の次期大統領就任が決まり、日本と韓国は連携強化を模索しているようです。 中谷防衛相が年内に韓国を訪問したい意向を韓国へ伝えたことが分かりました。 その理由として、自国第一主義を掲げ東アジア軽視によるアメリカの存在感がなくなる恐れがあるトランプ次期政権がアメリカで発足するのを前に協力関係を確認するためとのことです。 中谷防衛相訪問に先立ち、防衛省幹部を11月上旬に韓国へ派遣し、中谷防衛相の訪韓や金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防相との会談をめぐり協議したようです。

    • 【トランプ次期政権人事】エネルギー長官に石油・天然ガス採掘会社経営者を

      米次期大統領のトランプ氏は、11月16日にエネルギー長官に、石油や天然ガスの採掘会社を経営するクリス・ライト氏をあてる人事を発表しました。 トランプ氏が大統領選挙中から公約として掲げていた「ドリルベイビードリル」=「掘って、掘って、掘りまくれ」を実行するための人事を実際に行った形です。 これによって、バイデン政権で進めてきた気候変動対策と真逆の政策を実行することになります。 バイデン政権は、トランプ前政権で離脱したパリ協定への復帰など気候変動対策を重視してきました。

      • 【ディスコ】半導体製造装置のリーディングカンパニーを分析

        半導体は微細化できればできるほど、そのニーズは高まります。 なぜなら、微細化できれば、より多くの半導体チップを製品に組み込むことができるからです。 多くの半導体チップを組み込むことで、より高性能の製品を作ることができます。 分かりやすい例でいうと、最新のiPhoneやiMacですね。 その微細化において、欠かすことができない「切る」作業において、世界シェア7割をもつ企業が「ディスコ」です。 今回は、その「ディスコ」を分析したいと思います。 ◆社史 まず、「ディスコ」の

        • 【ソフトバンクグループ】好決算~1兆超の黒字~

          ソフトバンクグループは、11月12日に、2025年3月期 第2四半期 連結決算を発表しました。 売上高は3兆4,699億円、7.5%(対前年中間期増減率)、中間利益は1兆53億円と、前期の売上高3兆2,270億円、中間利益△1兆4,087億円の赤字から一転、増収増益となりました。 それでは、事業別に業績を確認していきます。 事業は大きく分けて4つあり、①持株会社投資事業、②ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業、③ソフトバンク事業、④アーム事業です。 ①持株会社投資事業

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        記事

          【特別国会】第二次石破内閣発足へ

          11月11日に特別国会が召集され、大方の予想通り、決戦投票の末、石破氏が野田氏を上回り、首相に指名されました。 特に大きなサプライズはなく、予想通りの展開でした。 マーケットも織り込み済みということもあり、特に大きな変動はありませんでした。 私が唯一心配していたのが、有事でした。 政治の空白のタイミングで、「台湾有事」、「朝鮮戦争勃発」、「北朝鮮ミサイル発射」といったことがなく、一安心でした。 これで、第二次石破内閣が発足されます。 この後、石破首相は大変忙しくなります

          【特別国会】第二次石破内閣発足へ

          【103万円の壁の見直し】財源はあるのか?~7兆円の減収をどう補うのか?~

          国民民主党が公約として掲げている「103万円の壁」について、毎日といっていいほど、ニュースで流れています。 国民民主党が公約に掲げる「103万円の壁」を「178万円」に引き上げると、財務省によれば、約7兆円の減収につながるといわれています。 財務省としては、増税はしてもよいが減税は是が非でも避けたいというのは、理解できます。 なぜなら、財務省の仕事のひとつは、「税収を増やす」ことが「仕事」だからです。 要は、民間の企業と同じです。 民間の企業はいうまでもなく、「売上高」を

          【103万円の壁の見直し】財源はあるのか?~7兆円の減収をどう補うのか?~

          11月11日「特別国会」召集~第二次石破政権誕生か?~

          10月27日に衆議院選挙の投開票が行われました。 そして、その後、ある行事が行われます。 ◆特別国会とは? その衆議院選挙から30日以内に召集されるのが、「特別国会」です。 特別国会は、衆議院が解散された年にしか開催されない、まさに特別な国会といえます。 今回は、11月11日に特別国会が召集されます。 特別国会では、何よりも優先して総理大臣の指名が行われます。 これは言い換えれば、衆議院選挙は、「総理を決める」選挙ともいえます。 ◆首相指名選挙 特別国会では、「

          11月11日「特別国会」召集~第二次石破政権誕生か?~

          【FRB】米政策金利0.25%利下げ~FOMCの役割とは?~

          日本時間の11月8日4時に、アメリカの政策金利は0.25%の利下げが発表されました。 これについては、マーケットはすでに織り込み済みで、予定通りの利下げとなりました。 ◆FOMCとは?この利下げを決めたのが、FRBを中心とする「FOMC」です。 FOMCとは、「連邦公開市場委員会」と呼ばれ、「Federal Open Market Committee」を略したものになります。 FOMCでは、FRB理事と地区連銀総裁12名が参加する会議が開かれ、政策金利を決めるほかに、四半期

          【FRB】米政策金利0.25%利下げ~FOMCの役割とは?~

          【トランプ新政権】関税引き上げによる経済への影響は?

          一夜明け、アメリカ大統領選挙は、トランプ氏がハリス氏に圧勝という結果となりました。 トランプ氏が大統領選挙に勝利したことで、アメリカでは株価は上昇しましたが、ヨーロッパでは軒並み株価下落でした。 ヨーロッパでの株価下落は、トランプ氏が掲げている他国への関税に嫌気した形といわれています。(日経より) それ以外には、ウクライナ支援の打ち切りもトランプ氏は言及しており、それも影響したのでは?と考えています。 関税に関しては、日本も例外ではなく、トランプ氏は他国製品へ10%程度

          【トランプ新政権】関税引き上げによる経済への影響は?

          【アメリカ大統領選挙】 トランプ氏優勢 株価や為替の動向は?

          アメリカ大統領選挙の開票が進んでいます。 現在、共和党のトランプ氏が優勢と報道されています。 それを受けて、日経平均株価は上昇し、終値は39,480円 +1,005円で取引を終えました。 トランプ氏優勢の報道に伴い、日経平均株価は上昇しました。(日足チャート) また、為替は現在154円20銭台と円安に進んでいます。 トランプ氏優勢の場合、株高、円安ドル高は予想されていましたので、現在、予想通りに進んでいます。 今のところ、トランプ氏が激戦州のノースカロライナ州とジョー

          【アメリカ大統領選挙】 トランプ氏優勢 株価や為替の動向は?

          【東証】取引時間を30分延長へ~メリットは?~

          東京証券取引所(東証)は、11月5日から取引時間を30分延長し、15時30分を取引終了時間とします。 取引時間の延長は、1954年に14時から現在の15時に変更して以来、70年ぶりです。 経緯としては、2020年10月1日に発生したシステム障害により、取引が終日できなかったことを踏まえ、新システム導入のタイミングに合わせて、システム障害が発生しても取引時間内に復旧させ、取引ができないことを防ぐために、時間を延長することになったようです。 それでも、世界と比べると、まだま

          【東証】取引時間を30分延長へ~メリットは?~

          【カルビー】2025年度3月期 第2四半期の決算の結果は?

          カルビー(2229)は、11月1日に2025年度3月期第2四半期の決算を発表しました。 ●売上高:157,070(百万円)/ 6.8%(対前年中間期増減率) ●営業利益:14,926(百万円)/ 10.5%(対前年中間期増減率) ●経常利益:14,801(百万円)/ △11.0%(対前年中間期増減率) ●純利益:10,633(百万円)/ △2.1%(対前年中間期増減率) 国内事業では、物流費の上昇や円安によるコスト高騰に対し、価格・規格改定を実施。 また、マーケティング投

          【カルビー】2025年度3月期 第2四半期の決算の結果は?

          【トヨタ】空飛ぶ車 便利?

          トヨタは、11月2日、国内で「空飛ぶ車」を10月末に試験飛行したと発表しました。 その「空飛ぶ車」は、出資先のアメリカのスタートアップであるジョビー・アビエーションの試作機です。 アメリカでは、既に試験飛行済みで、国内では初めてだそうです。 最大時速は約320キロメートルで、東京から静岡間を約25分で飛べるということです。(日経より)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD29APZ0Z21C24A0000000/ 自動車業界は、EV、

          【トヨタ】空飛ぶ車 便利?

          【国民民主党】トリガー条項凍結解除とは?

          ご存知の通り、自公連立政権は、衆議院選挙で過半数割れとなり、少数与党となりました。 このままですと、24年度補正予算案、25年度予算案といった今後の法案可決に支障が出てきます。 ここでキープレイヤーとして、国民民主党が注目を浴びています。 10月31日に、自民党の森山幹事長と国民民主党の榛葉幹事長が、幹事長・国会対策委員長会談を開きました。 その会談で、案件ごとに協議していくことが話し合われたもようです。 国民民主党の政策を取り入れると、経済への影響はどうなるのでし

          【国民民主党】トリガー条項凍結解除とは?

          【OpenAI】AI検索サービスの提供をスタート

          OpenAIは、10月31日にAI検索の提供を発表しました。 これにより、AIは知りたい情報を要約して提供してくれます。 つまり、今までグーグルで行っていたキーワードで検索してホームページ内で知りたい情報を確認する、といった手間が省けるということです。 これは画期的です。 時短につながりますし、作業の効率化にもつながります。 ただAI検索の懸念点もあります。 一例として、新聞から引用して情報を提供する場合、著作権の問題が発生することから、引用元を表示するなどの配慮を

          【OpenAI】AI検索サービスの提供をスタート

          【日銀】政策金利現状維持 0.25%で据え置き 

          ①政策金利現状維持 10月31日、日銀は政策金利を現状維持の0.25%に据え置くことを決めました。 11月5日にアメリカ大統領選挙があり、アメリカ経済に与える影響が不透明であることや欧州の経済も先行きが不透明なことからの判断だと思われます。 しかし、同日に発表された展望レポートの中で、「現在の実質金利が低い状態で、このまま日銀が描くストーリー通りに物価が緩やかに上昇していけば、利上げに踏み切る」との言及があり、早ければ来月12月、来年の1月に利上げに踏み切る可能性の含みを

          【日銀】政策金利現状維持 0.25%で据え置き