【AIと企業戦略】おわりに、の学びが深い 『ダブルハーベスト』おわりに#1
こんにちは。シンラボ共同代表の草場です。
いよいよAIの実装に向けて動いていきましょう。最適な本、『ダブルハーベスト 勝ち続ける仕組みをつくるAI時代の戦略デザイン』をまとめてきました。あとは実践あるのみ!
目次は以下です。
【Prologue】勝敗を分ける「何重にも稼ぐ仕組み」──ハーベストループとは何か?
【Chapter 1】AIと人とのコラボレーション──ヒューマン・イン・ザ・ループ
【Chapter 2】AIで何を実現するかを見極める──戦略デザイン構築のための基盤づくり
【Chapter 3】戦略基盤を競争優位に変換する──戦略デザインとしてのAI
【Chapter 4】データを収穫するループをつくる──ハーベストループでAIを育てる
【Chapter 5】多重ループを回して圧勝する──ダブルハーベストこそ最強の戦略
【Chapter 6】ハーベストストーリーを実装する──AIプロジェクトマネジメントの考え方
【Epilogue】地球をやさしく包む「最後のループ」──SDGsとハーベストループ
そして、終わりに、がものすごい学びがあるので、まとめていきます。
■おわりに AIよりも戦略よりも大事なこと
日本の産業への提言となっています。学びが深い。ここからは、シナモンAIの共同創業者、堀田さんが語られています。
・日本の産業は「ハーベストループ」で生まれ変わる
この本は、AIを戦略へ生かす方法が議論されています。この本を書かれた理由は以下です。
ここでAIをうまく利用できれば、日本の産業は大きく国際競争力を伸ばせる。
一方、日本では戦略的活用まで見据えてAIに向き合っている例は少ないそうです。
AIには日本の既存産業を国際競争力へと転換するほどの巨大なポテンシャルが眠っている。
時代は繰り返すというか、インターネット後進国になった時と同じような状況がAIでも日本に起こっています。
そこで必要なのは、みなさんがAIを自分ごと化し、事業に活かすことです。
ここは本当に大事だと自分も思います。結局はいくら知識を付けてもあまり効果はなく、どれだけ自分ごととして捉えられるか?です。
現状は、AIは自分の仕事には関係ないと思い込んでいる人が多いそうです。そこで、本書はAIと事業を結びつけることに焦点が当てられており、学びが深いです。そして、ハーベストループは自動的にAIが成長仕組みで、これをいかに組み込めるかがテーマでした。
しかし、です。やり方よりも、もっと大事なことがあります。なぜやるか?です。
この点を明日以降、見ていきます。
草場壽一
https://sinlab.future-tech-association.org/