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キャリア溺死しないために

やりたいことが見つからない、将来の自分の姿がわからない。でもそのうち見つかるかな。と思いながら日々仕事をしている人はいませんか?目指す先も分からないまま仕事をするのは、海でぷかぷかと浮遊しているようなもの。潮の流れに身を任せていたらいつの間にか最高の目的地に辿り着いていた!などということはありえません。そればかりか、悪天候や高波に襲われれば転覆して溺れてしまう危険もあります。今日はキャリア溺死しないためにというテーマで話をしたいと思います。


*この記事は、AJグループ各社(アーキ・ジャパン、アクト・ジャパン、AJホールディングス)社員に向けた社長メッセージです。noteで #オープン社内報 として公開することで、社外の方にも当社の文化社風、大切にしている価値観、経営者の考え方などが少しでも伝われば幸いです。


以前、行先はガチャが決めるという航空券が人気になりました。航空券ミステリーツアーのようなものですね。

旅先であれば偶然の機会で訪れてみたら意外と魅力的な場所だったということもあるかもしれません。でもキャリアの方向性となるとさすがに運まかせというわけにはいきません。

前回のnoteで将来の可能性は無制限だという話をしましたが、無制限の選択肢から道筋を見つけるということは、まさに大海原に放り出されて目的地を決めるようなもの。いっそガチャで決めてくれと思いたくもなります。

しかし、ここで思考を停止させて、あてもなく浮遊しながら仕事をしていると、困難にぶつかった時に自分を見失ってパニックに陥ることがあります。悪天候や高波に襲われて船が転覆してしまうのと同じ。キャリア溺死です。

そうならないためにも、目的地をしっかりと設定し、そこに向かうための船やコンパスといった装備を持ってから旅に出ましょう。ここでいう装備とは自分の強み。高波に襲われてもそれを乗り越えるための装備が強みです。装備があれば、たとえ困難にぶつかっても、「自分にはこの強みがあるから大丈夫」と自信をもってそれを乗り越え、目的地に向かって進み続けることができます。

こうして前に進んでいくうちに、新しい景色が見えてきて、こんな場所に行ってみたい、こんなところを見てみたいと新たな目的地を目指したくなることがあります。でも、旅の途中で行先を変更することは全く問題ありません。それは潮の流れに身を任せて辿り着いた場所ではなく、目指すべき目的地を決め、そこに向かうための装備を積み、自分自身の推進力をもって進んだ結果として見えてきた新たな可能性なのですから。これがキャリアを構築するということなのだと思います。

ビジョンを立て、そのビジョンを実現するために強みを活かすのは、人も組織も同じこと。ビジョンも、強みもないままに事業を継続していれば、その会社はいずれ沈没してしまいます。目指すべき場所をしっかりと定め、そこに向かって一歩一歩進んでいく。たとえ環境の変化が起きたとしても、ぶれることなく強みを軸に乗り越えていけば必ずビジョンは実現できるはずです。皆さんひとりひとりのキャリアビジョンと、会社の事業ビジョンをうまく重ね合わせて、ともにゴールを目指していきましょう。
ボン・ヴォヤージュ!


あとがき

  1. 最近おなかまわりが気になり始めて、朝のジョギング始めました。週3~4日、6時くらいから30分くらい、無理なく、気持ちいい程度にを意識しています。いま3週目、どこまで続くかな。。。

  2. こう毎日暑いとかき氷食べたいよね。ということで、フルーツソースにこだわった近くのかき氷やさんへ。妻は桃、子供はマンゴー、私はさくらんぼ。さくらんぼソースがかかっていることを想像してたら、なんとさくらんぼトッピング、、、う~ん。

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