「将来何になりたい?」に答えられるために
小さい子供に「将来は何になりたい?」と聞くと、パイロット、サッカー選手、ケーキやさん、お医者さん、YouTuber、、、無邪気に自由に答えてくれます。では大人になった皆さんは「10年後にどうなっていたいですか?」と聞かれたらどう答えますか?少しつまったり、改めて自問してみたり、子供のように即答できなくなっていませんか?今日は将来の可能性ということについて話をしたいと思います。
*この記事は、AJグループ各社(アーキ・ジャパン、アクト・ジャパン、AJホールディングス)社員に向けた社長メッセージです。noteで #オープン社内報 として公開することで、社外の方にも当社の文化社風、大切にしている価値観、経営者の考え方などが少しでも伝われば幸いです。
可能性に制限をかけているのは自分自身
子供には無限の可能性があります。将来の夢について尋ねると前提も制約も何もない中で自分がなりたいと思ったものを答えてくれます。将来サッカー選手になりたいと言う子供に対して、それは無理だと否定する人は誰もいません。しかし、大人になるにつれて色々な制限が加わってしまう。それは、親の意見によるものかもしれないし、社会の常識(常識というより単なる多数派の意見なのですが)や、メディアの情報、成長過程における失敗体験などに起因していることもあります。こうした”否定的”情報や経験が、自分がやりたいこと、なりたいものに対して、「自分にはできない」「どうせこうなるに決まってる」といった制限をかけ、無意識のうちに可能性をどんどん狭めてしまうのです。
一見誰かに制限をかけられているようにも感じられますが、制限をかけているのは自分自身。周囲の情報に影響を受けて、自分で自分を洗脳してしまっているのです。「できない」と洗脳すると、脳は「できない」理由を探してそれを裏付けようとします。そして、理由が見つかるとやっぱりできなかったと正当化して行動を制限する。だから制限を外すには、これまでの洗脳を解いて、新たに可能性にあふれた自分の姿に洗脳しなおさなければなりません。「できる」ことをきちんと自分自身に言い聞かせるのです。
自分の”強み”はわかりにくい
「できる」根拠は自分の強みです。でもなぜか強みはわかりにくい。苦労して努力を重ねて実現できたことは達成感があるし印象にも残っていますが、得意なことは苦労しなくてもできてしまうから印象に残りません。でも、この苦労せずにできてしまうことこそ、強みが発揮されている状態であり、あなたの才能そのものなのです。まずはあなたの「得意なコト」「強み」「才能」を再認識してみましょう。そして、これまで自然にできていた「強み」が発揮された行動を振り返り、それは自分の強みが発揮されたからできたことだよと自分を褒めてあげましょう。自分では当たり前にできることでも、その強みを持っていない人からすると”凄いこと”なのです。
「できない」自分を「できる」自分に
先週から社内で「自己理解とキャリアデザイン研修」がスタートしました。この研修は自分自身を徹底的に見つめなおして、私はどんな人間なのかを理解することから始まります。そして自分の強みと、その強みが発揮された行動を振り返りながら、これからの自分のキャリア設計をしていきます。人には必ず強みがあります。それをしっかり理解、認識して、「できない」自分の洗脳を解き「できる」自分をイメージしましょう。無限の可能性がある中で、これからどのようなキャリアを歩みますか?「将来何になりたい?」の答えを一緒に見つけましょう。
あとがき
実は私は結構涙もろい方でして、映画、ドキュメンタリーなどジャンルを問わずすぐに涙を流します。最近は子供の成長を感じてうるっとくることもしばしば。ところが、これまで無駄に涙を流してきたせいなのか、ドライアイがひどくなってコンタクトがうまく装着できず、最近はメガネの日が多いです…
週末山梨の中西農園という桃農家がやってるカフェに行ってきました。この農園では30種類もの桃を育てていて、採れたての桃を使ったスイーツが食べられます。ピーチパフェやアイス、なんとピーチピザまで!https://www.kaiji-fruit-nakanishi.com
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