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2001年の大ヒット朝ドラ『ちゅらさん』と現在放送中の『ちむどんどん』を見比べてみた!#1

ハイサイ!
今月、朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』がスタートしました。


『ちむどんどん』とは・・・

大好きな人と、おいしいものを食べると、誰でも笑顔になる―――
ふるさと沖縄の料理に夢をかけたヒロインと、支えあう兄妹きょうだいたち。“朝ドラ”第106作は個性豊かな沖縄四兄妹の、本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな、50年の物語。

2022年は、沖縄本土復帰50年。復帰以来、多くの沖縄の若者たちが、本土へと仕事や夢を追いかけて渡っていった。家族と別れ、食べ慣れた郷土の料理を思い――。コロナ禍に見舞われ、かつてなく“孤独・孤立”が問われる今の時代にこそ遠く離れ、会えなくても、心はつながって支えあう美しい家族と、ふるさとの物語を全国にお届けします。

復帰前の沖縄「やんばる地域」で生まれ育ち、復帰とともに東京で働き始めるヒロイン。遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見いだし、やがて沖縄料理の店を開くことに。ヒロインは、四人兄妹の次女で、兄、姉、妹がいる。四人はそれぞれに異なる道を歩み、気持ちが離れるときも訪れます。それでもふるさと・沖縄の味が、思い出が、四人の心をつなぐ。困難や挫折に見舞われ、誰かが心折れそうなときには、互いに身を削り、支え合っていきます。時代を超えどんな逆境の中でも、世界でいちばん美しいもの――それは家族です。傷つきながら、励まし合いながら大人への階段をのぼっていく四兄妹のドラマはきっと、今を生きるすべての家族の物語です。

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』番組紹介より

ということで、ヒロイン・比嘉暢子役を、地元沖縄県出身・黒島結菜さんが演じています。沖縄県を舞台にした朝ドラは、2001年放送『ちゅらさん』2012年放送『純と愛』に続き3作目。

なかでも、私は大の『ちゅらさん』マニア。当時小学1年生でしたが、とても印象に残っており、その後DVDBOXも購入。8周はしています笑

ということで、私が大好きな『ちゅらさん』と『ちむどんどん』について分析していくコラムを始めます。

『ちゅらさん』とは・・・

沖縄・小浜島に生まれた古波蔵恵里は、子どものころに交わした結婚の約束を信じ続け、上京して看護師となる。医師となった文也と再会し結婚。一家は小浜島に戻り、夫婦で地域医療活動にいそしむ。祖母の「命どぅ宝(命が一番大切)」の言葉を胸に、汗と笑顔の生活を送る中で、人々の心の中に“南の島の潤い”を与えていく。

NHK放送史.連続テレビ小説 ちゅらさん

子役時代を振り返る

まず今回は、子役時代から見ていきましょう!
子役時代は、『ちむどんどん』は第1週「シークワーサーの少女」と第2週「別れの沖縄そば」の全10話。一方『ちゅらさん』は第1週「美(ちゅ)ら海の約束」の全6話です。

子役時代の主な登場人物

  • ちむどんどん

    • 比嘉家:賢三(大森南朋)、優子(仲間由紀恵)、賢秀(浅川大治)、良子(土屋希乃)、暢子(稲垣来泉)、歌子(布施愛織)

    • 青柳家:史彦(戸次重幸)、和彦(田中奏生)

  • ちゅらさん

    • 古波蔵家:おばあ(ハナ)(平良とみ)、恵文(堺正章)、勝子(田中好子)、恵尚(宮谷恵多)、恵里(浦野未来)、恵達(村上雄太)

    • 上村家:伸生(勝野洋)、静子(真野響子)、和也(遠藤雄弥)、文也(山内秀一)

共通点

  • 子役の設定が小5で終わり、高3までとぶ

  • 登場人物が亡くなる、誰かが学校に呼びに来て、子どもたちが家まで激走する

  • 父親が三線を弾いている

  • 木関連のできごと

    • ちむどんどん:シークヮーサーを取ろうして転ぶ

    • ちゅらさん:鳥を助けようとして木から落ちる

  • 東京から人がやってくる

  • 命の大切さを説くシーンがある

    • ちむどんどん:アババを食べたとき

    • ちゅらさん:和也くんの死

  • ヒロインの原体験

    • ちむどんどん:レストランへ行ったことが原体験になる??

    • ちゅらさん:和也くんの死

  • うちなーぐち「だからよ」

  • すでに発表されている登場人物

    • 藤木勇人

      • ちむどんどん:沖縄食堂兼居酒屋あまゆ

      • ちゅらさん:沖縄料理屋ゆがふ

    • 川田広樹(ガレッジセール)

      • ちむどんどん:工場経営

      • ちゅらさん:バーガーショップ

    • 肥後克広(ダチョウ倶楽部)

      • ちむどんどん:沖縄料理屋ゆがふの常連客

      • ちゅらさん:工事現場の棟梁

相違点

  • 時代設定

    • ちむどんどん:1964年スタート、本土復帰時には子役時代終了

    • ちゅらさん:1972.5.15スタート、恵里の誕生&沖縄本土復帰で開始

  • 家族構成

    • ちむどんどん:4兄妹、おばあがいない

    • ちゅらさん:3兄妹、おばあがいる

  • 学校

    • ちむどんどん:学校の友達がしっかり登場する

    • ちゅらさん:学校の友達のセリフはない

  • 戦争

    • ちむどんどん:戦時中の話を回想するシーンがある

    • ちゅらさん:戦争の話が登場しない(以後もあまり語れることはない)

  • うちなーぐち

    • ちむどんどん:「真剣?」「いいはず!」など

    • ちゅらさん:「いちゃりばちょーでー」「〜しておこうね」「〜であるわけさ」など

  • 脚本の色

    • ちむどんどん:いじめっ子・悪者の登場

    • ちゅらさん:悪者が登場しない(最後まで)

  • 恋模様

    • ちむどんどん:初恋が描かれていない

    • ちゅらさん:初恋をしている

これからどうなる!?

さてさて、そんなこんなで『ちむどんどん』と『ちゅらさん』には共通点がかなり多いことがお分かりいただけたと思います。

『ちむどんどん』は、すでに大人の俳優さんたちが登場してストーリーが展開していってます。

また良きところでコラムを出したいと思います。

それでは!マタヤーサイ!

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宮川周平 / sharing love 探究者
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