2020-01-19『スター☆トゥインクルプリキュア』スペシャルキャストイベント イベントレポート(ダイジェスト版)
※このレポートはメモと記憶に基づいたものであり内容や出演者の方の発言の正確性を保証するものではありません
※章題は筆者が勝手につけています。
※ダイジェスト版レポートです
会場:株式会社ポニーキャニオン(本社)3F イベントスペース
開場:14:00 開演:14:30〜
終了:16:10〜15分頃
出演:成瀬瑛美、小原好美、安野希世乃、小松未可子、上坂すみれ(敬称略)
●開演前
会場のイベントスペースに入ると、20席×10数列くらいの座席があり、参加者は200人前後くらいだったでしょうか。
前列の両脇あたりに置かれたモニタにはスタプリアニメのビジュアルが映っており、会場内BGMとしてアニメ本編の劇伴が流れていたと思います。
開演前に司会の大河内雅子さんがステージ下手端の司会者台に登場、来場のお礼の言葉と、「キュアスター・星奈ひかる役、成瀬瑛美さん・・・」のように出演者のお名前を読み上げられ、5名のメインキャストと、スタプリの1年間をたっぷり振り返っていきたいというお話と、自己紹介がありました。そして注意事項の説明の後一旦退場され、10分後くらいに再登場、イベント開演となりました。
●開演
大河内さんからイベント開演の挨拶の後、メインキャスト5名を呼び込み。ステージ両脇から5名が分かれて登場、並びは下手から小松未可子さん、小原好美さん、成瀬瑛美さん、上坂すみれさん、安野希世乃さん。5名から「こんにちは〜!よろしくお願いいたします!」と挨拶。→客席からは拍手。
●キャスト挨拶
変身シーンの名乗りゼリフのあと少しコメント、という感じで一人ずつ自己紹介。
えいたそさんは、いつもはお客さんはファミリー層・ちっちゃなお友達だが、今日は濃ゆいオタクが多いと聞いて楽しみだと期待もあらわ。
小原さんも客席を見わたして、各々の推しのグッズや自分が欲しかったプルンスのリュックを持ってる人もいる!という発見を報告して笑いを誘っていました。
安野さんはおなじみの「チャオ〜!」の挨拶から客席の「チャオ〜!」を受けて、「元気な野太いお声が聞こえて最高!」と笑顔。
みかこしさんは「2020年初プリキュア(の演技)」ということで盛大な咳払いから名乗りセリフに入り、最後の両手のひらを上に向けて「ふっ」と息をふきかける動きのところで、隣の小原さんに向かって吐息を浴びせました。小原さんは思わず「きゃ〜!」と叫びつつ後ろの椅子に覆いかぶさるようにしゃがみこんでしばし悶え、そんな様子に会場は早くも大盛りあがりでした。
すみぺは、事前の打ち合わせで「いつもとは客層が明らかに違うので、思いっきり言って頂いて」と(おそらくスタッフさんから)言われたということで、「こんな釘の刺され方があるのか」と感慨深げ。「よろしくおねがいしますニャン♡」とサービスたっぷりの両手猫ポーズで挨拶されていました。
●着席このへんで5名着席。着席するや、小原さんから直前の「みかこし息ふきかけ」について「幸せな瞬間でした」と笑顔。みかこしさんからは「人に向かってやったことがないなと」と、謎の動機の説明がありました。すみぺがセレーネに「ふっ」てしてもらう会は催されない?と口にしたことから、最近悠木碧さんが行った「ファンの尻をハリセンでしばく」というイベントの話題になり、すみぺは「今年の方(かた)が・・・」(※悠木碧さんは次回シリーズ「ヒーリングっど♥プリキュア!」の主演)とぼそり。このへんで大河内さんから「大丈夫でしょうか・・・w」と進行が入り、この日放送された本編48話の話題となりました。
●もうすぐ最終回
大:今朝(48話)見てきた方?→客席ほとんどが挙手
97%くらいですかね・・・
こ:みてないって人いる?
え:ちらほら・・・w
ここで大河内さんから、
12月にアフレコを終了し、今の気持ちは?という質問が5名に。
以下、ハイライト(割愛・要約ありです)
えいたそさん
・素晴らしいラストで、もちろん全て分かった上で見ているが、それでもとんでもない感動、ボロボロ泣くくらいいい締め方・・・ただ感想を言うオタクみたいになっちゃってるけど
・キャストとして1年間アフレコしてきて、この仲間と宇宙を救ったんだ、すごいことしたなという気持ち→拍手
小原さん
・(放送が)1年間ということは分かっていたので、(終わりが)寂しいという話はしていたが、いざ終わった時、合言葉のように「感謝祭があるから!」と5人だけでなくスタッフさんも言っていた
・48話放送されて、ネタバレいけないんでしょうけど、ララが1年間駆け抜けてきて、最後「アリ・・・ガト・・・」っていうセリフにいろんな想いが詰まっていたなと思った
・安野さん
今朝の放送でも、バトルなど佳境という感じで・・・盛り上がりましたよね。敵の迫力もヤバかったし、作画も天元突破していたし・・・(え:すごかった!)
・我々の(キャラに)命をふきこむ作業は終わってしまったが、何度でも見返したいし、みなさんにも発見してもらいたい・・・締めみたいな話をしてしまった
みかこしさん
・このチームのいいところは、「敵・・・なのかな?」っていう感覚?戦ってるけど、それは気持ちを共有するためというか、わかって/分かりたいというこういう感覚って、私が子供のときはなかった・・・悪いやつ絶対倒すマンみたいな→笑い
・アフレコ自体は去年終わっているけど、2020年、やっとまたプリキュアになれた。感慨深い気持ちでいっぱい。
すみぺ
・アフレコ最終回で同時に打ち上げもあったが、「全然寂しくない」「感謝祭もあるし」って一番言ってたのは私だった気がする→笑い
・どうしよう・・・いやだ、終わりたくない・・・w
・来週なんか来ない・・・よ?→笑い(え:時間を止めないで!)
・わたしが何度でも今週をやりなおす・・・→笑い(み:劇場版でやるやつ)
・スタプリを終わらせない・・・(み:エンドレス何になるの?)
・48話も、ネタバレしちゃうんですけど、地球にもどったとき、ひかるとえれなとまどかで立ってて・・・「帰った!?」って思って→笑い
・わたしたち(ユニとララ)地球の人じゃなかったんだな・・・ってすっかり忘れてたけど
・出会いがあれば別れもくるけど、寂しさより、お互い高めあって、与えられたもの、与えたものが相互にあるんだなと
・ギュッとつまった1年間でした
・プリキュアのオーディション来てるよ、とマネージャーさんに言われたときに、「はぁ?無理に決まってんじゃないですか」って→笑い
・「私がですか?つかまっちまいますよ」って→笑い(み:何する気だったのw)
・そんな、(プリキュアのオーディションなんて)冗談冗談・・・みたいな感じで・・・
・でもお知らせを聞いたときは頑張ろうと思った
・コスモは「レインボー(仮)」みたいな名前だったけど、この子は、まだ分からないけど共感できる部分が多いなという印象があった
・そんなコスモと1年駆け抜けられてよかったなという気持ちでいっぱい・・・で、寂しいです(え:寂しいねえ!)
大河内さんより、ここからお題に沿ったトークで1年間を振り返っていきたい・・・ということで、モニターにお題が表示されました。
●序盤のエピソードを演じてみた印象は?
それぞれオーディションがあり役が決まって、初めてのアフレコや、シリーズ序盤の頃のエピソードを演じてみて思ったことなど・・・という話題でした。
えいたそさんからは、「自分はもともと声優じゃないので・・・」(※えいたそさんは「でんぱ組.inc」所属の現役アイドル)というお話から、声をあてるお仕事自体は多少経験があったものの、声優さんの現場は初めてだったと振り返り。「どうする!?急にアフレコ現場に行くことになったら・・・」と、客席のイマジネーションを喚起しつつ、「嬉しいねえ!楽しいねえ!」と驚きのポジティブさで会場から拍手を浴びていました。その反面、大好きなシリーズゆえの責任感や、「絶対にここでバトンを落としてはならないという気持ち」があったことをお話され、「『拙い演技』とかそういう言葉を絶対に使いたくなくて、そのときの自分で全力で(アフレコに)向かった」という、強いプレッシャーと向き合ったであろう当時を思わせる言葉も。しかし、そういった苦労した点はありつつも、「やりきったよ、プリキュアだもんね!」と、まさに星空のように輝く笑顔を見せてくれました。
そんなえいたそさんについて小原さんからは、1話の頃からずっと緊張していたと言ってはいるが、「このままでしたよ・・・?」と首をひねり気味で客席からは笑いが。しかし、そんなえいたそさんが座長だったからこそなのか、チームの空気感が虹色に輝いていたと感じたそう。また、小原さん自身のエピソードとしては、最初オーディションではひかるを受けたものの、その後でララ(当時まだ「ミントグリーンの子」と呼ばれていたとか)のセリフもやることになり、「『ルン』ってなんだ?」と戸惑いつつも臨んだ結果、(スタッフさんから)笑いが起きて「(小原さんは)こっち(ララ)だよ!」と言われたとのこと。そうして決まったララの演技は難しかったものの、感覚がつかめてきてからは「ルン」「オヨ」で感情表現ができるようになっていき、「もうこっちのもんだ!と思って色々遊び放題・・・w」と、だんだん演技を楽しめるようになっていったことを思わせるお話がありました。
すると突然、すみぺから「ルンの喜怒哀楽が聞きたい」との要望があり客席からは同意の拍手。「何か(フリを)言って頂ければ・・・」と応じる小原さんに、すみぺからオーダーがありました。以下、ダイジェスト。
<小原さんによる「ルン・喜怒哀楽」>
す:では、小原好美さんで、「ルン・喜怒哀楽」
み:ショートコントみたいになってるよ→笑い
す:ルン・喜び
こ:(楽しげに)ルン♪
す:ルン・・・喜び→笑い
4人:えぇ〜!?
こ:(さっきより力強く)ルゥン!!
す:・・・良い・・・→笑い&拍手
や:「喜び」で終わっちゃったよ
す:ルン・怒り
こ:(・・・もう!みたいな感じで)・・・ルン!
す:ルン・ちょっと寂しい
こ:(うつむいて)ルゥ・・・ン
え:ララ〜!→笑い
す:ルン・ちょっとアホ
こ:(気の抜けたような声で)るぅ〜ん・・・→笑い
す:ルン・ちょっとバカにしてる
こ:(半笑いで)ルwwwンwww
・・・(片手を前に突き出して)もういいですか!→笑い&拍手
以上ダイジェスト。
すみぺからの無茶振りをこなした小原さんは現場でのエピソードに戻って、他のキャストの皆さんでも「ルン」を一緒に言ってくれたり、ガルオウガ役の鶴岡聡さんが「ルンね、良かったよ」と言ってくれた・・・という思い出とともに、「みんなに見守られながら成長していけた」という実感を聞かせてくれました。なお、そんな小原さんにMCの大河内さんが「ありがとルン!」と予想外のボールを放ち会場からは笑いと拍手が。これには小原さんも驚きの笑顔で「ありがとうルン!バッチリだルン!」と太鼓判を押されていました。
安野さんは、他キャストを「全員ハマり役」と表現する一方、自分自身については、えれな/ソレイユを演じるにあたって「少し自分を強くしなきゃ」と感じていたとのこと。序盤のえれなの演技には「おぼこさ」があったと振り返りつつ、最近の演技を改めて聞くと、最初の頃より「ソレイユシュート」に鋭さ・力強さが出せているように思うとの評価。また、最初の頃はキュアソレイユの名乗りのシーンでリテイクが多かったというエピソードも明かしつつ、1年間一緒に歩むにつれ、「私の中でもえれながちゃんと育って」くれて、一緒に成長できたと思う・・・と噛み締めているご様子でした。さらに、序盤はえれなの気持ちを得るため、自分の服装に黄色・オレンジ・茶色といったえれなっぽいカラーを取り入れてアフレコに臨んでいたというエピソードをお話されたところ、えいたそさんが「(自分の服に)ピンクが増えた」と反応。小原さんからは、えれなとサボローが交流する回(第34話「つながるキモチ☆えれなとサボテン星人!」)でえいたそさんがサボテンの服を着ていたとの情報もあり、他メンバーも当時を思い出した様子で笑いあっていました。
みかこしさんからは、キャストはそれぞれのキャラクターの演技を「どこまでやっていいか」のチャレンジをしているとのお話があり、杉田(智和)さん演じるユキオが出てくる回(第24話「ココロ溶かす!アイスノー星の演奏会☆」)でのエピソードを披露。まどかがスノボで滑るシーンでアドリブを求められた際、「ここまで(みんなとの)絆を結んでいる」「(スノボを)相当楽しんでいるぞ」といった考えから「ヘイヘーイ♪」というセリフを入れてみたところ、スタッフさんからは「ちょっとさすがに・・・」とNGが入ってしまったとのことでした。小原さんから「小松さんのチャレンジはこれだけじゃない」との発言もあり、どんな裏・まどかの演技があったのか気になるところでしたが、みかこしさんは「あんな個性豊かなメンバーといたら絶対感化されてる」「今後きっと、彼女たちの生活の中で(そういうまどかの発言が)あります」と確信に満ちた言葉で締めくくっておられました。
●キュアコスモ、ユニ(ブルーキャット)、マオの印象は?
続いてのお題は15話から参加となった、すみぺ演じるユニ/キュアコスモの印象は?というものでした。
まずはすみぺからのお話。
最初は「ユニ」という名前も知らず「ブルーキャット」「マオ」をやってください、というお話だったとのことで、掴みどころが無く難しいと思われたそうですが、そんな緊張を抱えて向かったアフレコブースでは他のメンバーが暖かく迎えてくれたようで、その時の様子を「すみぺキタ〜!」「待ってたよ〜!・・・あ、これえいたそさんです」と声真似を交えつつ再現。「ほんとにプリキュアになっちゃうの?」「嬉しくて・緊張して・ドキドキして」という風に色々な感情の入り混じった、アフレコ当初の心境を語っておれらました。また、20話近いアフレコを済ませているメンバー4人の輪に入っていくために「いつ・会話に・入ろう・かな・今・いいえ・もうちょっと・・・」とタイミングを測っていたことも明らかに。しかし、この座組だったからこそ「コスモはちょっとずつ心を開いていけたんだなあと思います」との分析も。すみぺ自身「演じていても印象が変わるキャラクター」だということで、变化のプリキュアらしいユニ/コスモ像を持っていることがうかがえるようなお話でした。
小原さんからは、4人での記者会見などの時には「ホントは5人なんだけどね」と思っていたというエピソードと、きっと緊張しているであろうすみぺをあったかく迎えてあげよう、そのためにすみぺの席を空けておこうという話を初期の頃から4人でしていた・・・という事実が伝えられ、これにはすみぺも「うそ・・・ここにきて新情報・・・」と驚きの様子。泣き唸りのような声とともに「なんということでしょう・・・」と劇的な心境を表現されていました。さらに繰り出した「こんな会社に入りたい」という独特の表現には隣の安野さんから「入社済みだよ」という暖かい(?)反応もありました。さらに小原さんから、ほぼはじめましてだったすみぺとのふれあいについてのエピソードが。話しかけたくてもなんと言っていいかわからなかった小原さんは「すみぺ・・・かわいいね」とだけ言ってトイレに逃げるという戦法をとっていたそう。当のすみぺは「最初意味がわかんなくて」「えぇ・・・?って(なった)」と振り返りつつ、「そういうコミュニケーションだったと思うと嬉しい」「一生これでご飯食べられます」とやや妖しい笑顔を浮かべていました。
●フワ、プルンスの印象は?
続いて、フワとプルンスについて印象的なシーンを聞いていくことに。
まずみかこしさんから、「やっぱり「フワ☆パニック」じゃないですか」とフワが大量に増殖してしまう第23話「フワがいっぱい!?フワ☆パニック!」が印象的なエピソードとして挙げられました。台本をもらった時点で「わたしたちもフワ(の声)できるかも」とみんなでフワを練習していたことが明らかになり、その場で5人口々に「フワ!」「フワァ!」とフワ・ボイスを披露してくれたのですが、みかこしさんは「わたしたちがやっても邪悪なフワになる」と痛恨の表情。安野さんからは、この回では監督から「パニック映画感を出したい」旨のお話があったことや、「集合体恐怖症の人が見たら『わぁ〜!』って(なるのでは)」といったお話がありました。そんな安野さんにすみぺが「あの回のえれなさんはかっこよかった」と反応。フワの増殖の原因となった「またたびクッキー」(※正確にはマタークッキー)を持っていたユニに「抱え込まないで」「分け合うっていいもんだよ」と言葉をかけてくれたえれな・・・というシーンがあったわけですが、そんなえれなに対するとユニの心境を代弁してか、「ちょっと好き・・・」とつぶやいていました。さらにすみぺから、ララとまどかがドーナツでフワを誘って捕獲しようとするシーンについて「ランボーみたい」でそこもカッコよかった・・・と独特の目線を共有してくれました。
えいたそさんからは、47話のラスト〜イベント当日放送の48話でフワが消えてしまうシーンについて、アフレコで「ガチ泣き」してしまったと告白。本心で寂しい気持ちになってしまった・・・とのことでした。
小原さんからも、そんなフワだけでなくプルンスも含めた2人の印象として、「油断してると胸に刺さる言葉を言ったりする」というお話がありました。かわいいだけではない、5人にとって大きな存在だということで、他メンバーも深くうなずいているようでした。
さらにえいたそさんから、自作の「(プリキュアシリーズ)有能妖精ランキング」においてフワとプルンスは上位に入る・・・というお話があり、会場からはざわめきと笑い。5人口々に、プルンスに助けられた場面が数多くあることや、CVの吉野裕行さんが「俺(プルンス)いなかったらダメじゃね?」と言っていたことなどお話されていました。
5人の中でプルンスの評価は相当高いようで、
「仕事ができるうえに趣味も楽しんでいる」(えいたそさん)
「人生を謳歌しているアラフォー感がある」(みかこしさん)
といった賛辞がおくられ、きわめつけにすみぺから「ああいう旦那が欲しい」という言葉もありました。
なお、えいたそさんから客席に「(プルンスは)みなさんに近いかもしれないですね」という浄化されそうなお言葉がありましたが、果たしてどの程度妥当かということについてはコメントを控えさせて頂きます。
●チーム・スタプリでの交流は?
続いて、アフレコスタジオ外でチームの交流などはあったのでしょうか・・・という話題に。
まずはプルンスのCV吉野さんについて。
小原さんからは、お忙しい中でも飲み会や食事会などにはなるべく参加してくださり、そういった場では作品への冷静な分析をされていて、「ひかるは〜〜で〜〜だから、ひかるは成瀬さんでよかった」といったお話をしてくださることや、宇宙食?のグミを分けてもらってみんなで食べたというエピソードが語られました。安野さんからは、終盤でフワみたいな帽子をかぶってなかった?との目撃情報が出て、すみぺからも「お洋服がおしゃれで・・・」との評価と、あるとき、よく見ると(服かアクセサリーに)星のモチーフがついていて「これはもしかして・・・」と言うと「あぁ・・・たまたま」と返された・・・というエピソードが披露され、これにはメンバーから口々に「たまたまw」「絶対・・・(たまたまじゃない)」といった反応がありました。
みかこしさんからは、ガルオウガ役の鶴岡さんにまつわるエピソードが。みかこしさんはアフレコには基本車で通っていたそうですが、ある時、前の現場の都合か何かで徒歩で帰っていたとき、鶴岡さんが敵幹部をいっぱい乗せせた車を停めて「駅まで乗ってく?なんなら飲み会行く?」と声をかけてくれたとのことで、全員「かっこいい〜!」と大盛りあがり。
また、すみぺはみかこしさんの車に乗せてもらうことがあったらしく、「まどかカーは快適でした」とも仰っていました。
●玩具、キャラクターショーなど本編以外の仕事について
続いて、玩具の音声やキャラクターショーのセリフなど、本編以外のお仕事で苦労した思い出は?という話題に。
えいたそさんからは、一番最初のお仕事は歌の収録であったことや、ショー、CM、会見など人前でしゃべること・・・色々なことに挑戦できて楽しく、勉強になったというお話がありました。
すみぺもおもちゃのボイス収録を振り返り、「こんな合体技が出てくるの・・・?はわわ・・・」と思った当時の心境をお話され、小原さんが「(まだアニメの)絵を見てないから、なんじゃあこりゃ・・・と思いながら」の収録だったと同意。さらに、子どもたちのおもちゃに声が入るというのは滅多にないだろうということ、また初期の収録だったため一番初々しいボイスが聞けるのではないか・・・とも仰り、他4人も「たしかに・・・」とうなずいていました。
安野さんはショーでのセリフ収録のお話として、「これなんの動物かな〜? 当ててみて〜」といった客席との掛け合いのセリフなど、子どもたちのリアクションを想像しながら、歌のお姉さんになった気持ちで収録したのが楽しかったとのこと。えいたそさんもアニメとショーを比較して、ショーの場合は動きを想像しながらのボイス収録が楽しかった・・・というお話を、席を立って「はあ〜! 待ちなさい!(片手を前に突き出す)」とポーズつきで表現してくださいました。
●ライブについて
続いて9月に行われた「 KIRA☆YABA!イマジネーションライブ」と、10月に公開された「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」について・・・という2つのお題が発表され、まずはライブのお話から。
小原さんからは、生まれて初めてのライブで緊張していたが、他4人が舞台裏やオフの時にも「大丈夫!」と言ってくれて「本当に尊かったです」と力説。そんな小原さんに、えいたそさんは「やったことないルン〜!」と言いながら「一生懸命2ステップしているここちゃんが尊かった」というお話がありました。
また、すみぺが「みんなで練習できたのがよかった」と言うと、えいたそさんがみんなでヲタ芸の練習をした時のことを思い出し、客席からは笑い。(※ライブの時、すみぺのソロ曲のバックで他4人がサイリウムを振り、ヲタ芸を披露する場面があった。なお、ライブ(第一部)の様子は以下のレポに書いておりますのでよろしければ)
さらにすみぺから「みんな、キャラ忘れてない?」と思うくらい荒ぶっていた4人の様子・・・特にまどかのイメージとはかけ離れたみかこしさんの様子に言及があり、これをみかこしさんは「ひかるに猛レクチャーを受けたという設定です」と説明していました。そんな練習の甲斐もあってか、4人の熱い応援を受けた当のすみぺは「みんなの空気圧がすごかった・・・」との体感を語りつつ、「頼もしかったなあ」とステージでの心境を振り返っていました。
そんな客席も大いに盛り上がったすみぺソロ曲のパートでしたが、えいたそさんが「これ言ったら怒られるかな・・・?」と何か裏話があるご様子。ここだけの話・・・ということで教えてくださったのが(※書いちゃってスミマセン・・・)、すみぺソロ曲→他4人もサイリウムを持ってバックで応援→曲終了後、4人もステージに残ってそのままMCという流れだったにもかかわらず、えいたそさんと安野さんは舞台裏で応援の練習をしていた勢いで、サイリウムだけ持って(マイクを持たずに)ステージに出てしまったという失敗談で、客席からは笑いと拍手。これにはみかこしさんから「ただのオタクじゃねえか!」というツッコミが入っていました。なおその時、えいたそさん&安野さんコンビとは反対側のステージ下手にいた小原さんとみかこしさんは、慌ててマイクを取りにハケていく2人を見て「なんでハケてんの???」とスタッフさんとともに困惑していた・・・とのことでした。
●映画について
続いて映画の話題に。
メンバーで試写を観た際、すみぺはえいたそさんの隣に座っていたそうなのですが、横でキラキラした何かが見えると思ったら「えいたそさんのキレイな涙」だったそうです。また、すみぺ・コスモはこの作品がプリキュア映画初参加だったため、より思い入れがあるとのこと。
このへんでえいたそさんが、そうだ!と言わんばかりに手で膝を打ち、客席とメンバーからどよめきと笑いが。語りたい衝動を抑えきれない様子のえいたそさん、メンバーから「落ち着いて・・・w」となだめられつつ、映画は歴代屈指のとんでもない名作であると最大級の評価。この作品に出会えたことに感謝・・・と感嘆のため息を漏らしておられました。
小原さんからは、プリキュアだけでなく敵チームも大切に描かれていると指摘。敵チームのキャストも楽しんで演じてくれたことや、それを見たスタッフさんのより良いものを作ろうという想いが重なったから、ここまでいいものになったと感じる・・・というお話がありました。
また、小原さんは6回ほど映画を観に行ったそうなのですが、舞台挨拶の当日の夜に、バルト9に戻ってえいたそさんと2人で映画を観ていたというエピソードを披露。2人の中では「ミラクルライトを振っている子どもたちの様子を見よう」というコンセプトがあったそうですが、いざ上映中にライトを振っている子どもを発見して、「振ってるね!」と(隣の)えいたそさんを見たところ、子どもたちを一切見ずに映画を真剣に観ていたとのこと。(※なお、みかこしさんの「子どもがもう一人いたっていう」とのコメントが筆者はツボでした)
上映終了後、滝のように涙を流しながら「これは素晴らしいよ!」とえいたそさんが感動していたところ、劇場のスタッフさんが清掃に入ってきて、2人は逃げるように帰った・・・とのことでした。
●ノットレイダーや周りのキャラクターたちについて
続いて、ノットレイダー幹部たちやひかるたちの家族、クラスメイトといった、周りのキャラクターについて印象に残っているエピソードはありますか?という話題に。
えいたそさんからは、自分の両親と似ている部分もあり、ひかるの両親・家族が大好きだとのお話がありました。クラスメイトについても、ひかるといい距離感で接してくれて、いいクラスだと思うとのこと。中でも生徒会選挙で競った(姫ノ城)桜子さんとも仲良くなれたのでは・・・との感想。みかこしさんも、「あんな個性豊かな学生時代、うらやましい」とのご意見。そんなみかこしさんは軽ノリ(軽部タツノリ。ひかるのクラスメイト。CVは榎木淳弥さん)が「よろしく、49(しく)36!」などのアドリブをけっこう入れていたことに言及。安野さんも「ごしごし、54(ごし)20!」、すみぺからも「お久ブリサンマ!」といった実例を挙げていました。
続いてえいたそさんが天文台の管理人・遼じい(CVは多田野曜平さん)の名前を挙げると、他4人も「遼じい〜!」と同調。すみぺが「ほろ苦い過去・・・」と言及したように、45話の回想シーンで過去の出来事が垣間見えた遼じいについて、えいたそさんは、ひかるとも想いを共有できるような部分がある、大好きなキャラクターだと語っておられました。また、みかこしさんから「遼じい、忙しいよね」という発言があったのですが、これはCVの多田野さんが兼ね役でイエティ(星奈家の飼い犬)も担当されていることから。すみぺからは「だいたい、イエティのあと遼じいがしゃべるシーンがある」という指摘があり、キャスト陣が口々に「ワウワウ!」などとイエティの鳴き真似を開始。すみぺの特徴的な再現には客席から笑いがありました。
小原さんからはララとその家族についてのお話がありました。
家族のことを頑なに語らなかったララについて、故郷サマーン星の文化や家族との関わりが、彼女のひとりぼっちな気持ちのきっかけにあったのでは・・・と振り返りつつ、だからこそ地球でのあれこれが嬉しい驚きだったのではないか、そして最初に出会った地球人がひかるでよかったし、みんなと出会って学校生活を楽しく送ることができたのでは・・・とお話されていて、「嬉しい気持ちで彼女を見守っていました」という、CV担当ならではと思えるような言葉もありました。
安野さんからは、「サブキャラクターについては語り尽くせない」という中で、敵キャラクターや、ひかるたちが冒険の中で出会った異星人たちのお話がありました。ノットレイダーの幹部たちについては、一人一人のドラマが丁寧に描かれていて、スタプリ全体を振り返っても「大人な話だなあと想いました」とのこと。異星人たちとの思い出については、まずえれなのお当番回(34話)で登場したサボローについて「地球に来てくれてありがとう〜!」と愛しげな様子のコメント。さらに第26〜28話で登場したヤンヤン(CVは西明日香さん)の名前を挙げると、他メンバーも「ヤンヤン〜!」「かわいい!」と唱和。安野さんが第27話「海の星!人魚になってスーイスイ☆」は楽しかった・・・と言うと、みかこしさんがこのときの次回予告でえいたそさん(毎回、ひかる/えいたそさんが次回予告のナレーションを担当)が悩んでいたという裏話を提示されました。えいたそさんいわく、27話のタイトルは文字面が楽しくて、頭の中で「♪スイスイ スーダララッタ スラスラ スイスイスイ〜」と、「スーダラ節」(※昭和のヒット曲)の歌詞を思い浮かべてしまい、どうしても収録できなかった・・・と告白。なお、すみぺが(スーダラ節について)「そこかあ・・・」と反応していました。
次回予告という話題から、すみぺはえれな/安野さんが予告で「って、○○〜!」というセリフを言いがちであるとの目線を披露。代表的だったのが第28話「燃やせハート!職人フレアとロケット修理☆」の予告での「って、燃えてる〜!」だった・・・と安野さんとともに振り返っていました。(※なお、実際は「って言うか、燃えてる〜!」)
<参考:28話の予告動画>
みかこしさんからは、宇宙星空連合のトップであるトッパー(CVは辻親八さん)にまつわるお話として、トッパーさんのSP3人のうち1人を、実は自分が演じている・・・という兼役事情が明らかに。(なお吉野さんもだそうです)最初はリアクション程度だったのが、ついに喋りだしてしまった・・・と、セリフがついたことが予想外だった様子。そのように、クレジットはされていないが、意外なところで色んなキャストが兼役を演じているため、探してみてほしいといったお話がありました。
そんな兼ね役の話題から関連してガヤ(※雑踏や大勢の人の声といった環境音的なもの)録りのお話になり、えいたそさんから「プリンセスやりたいです!」と、12星座のプリンセスのガヤに参加希望したエピソードが披露されました。小原さんが言うには、最初5人全員で参加したものの、えいたそさんだけは(スタッフさんから)「すいません、成瀬さんだけ外れてください」と、声が特徴的ゆえのディレクションを受けていたという事実も明らかになりました。ただ、ノットレイたちの声としてはえいたそさん含めて皆で参加していたとのことで、「ガヤは楽しい」というのがメンバー共通の認識のようでした。
すみぺからは、「ここまでアイワーンを残してくださってありがとうございます・・・」と、満を持してユニ/コスモとは因縁の敵キャラアイワーン(CVは村川梨衣さん)についてのお話がありました。
直近のエピソードでユニたちと共闘することになったアイワーンについて、「よかった〜ほんとに・・・」としみじみした様子のすみぺに客席からは拍手。「絶対和解できない」と思っていたユニとアイワーンの関係性の変化に触れ、「ゴメンだっつーの」と言ったアイワーンがかわいいあまり、「あなた(アイワーン)もプリキュアになればいいのに」という希望を持っていることや、つい「アイワーン かわいい」でネットを検索してしまうことなどを明らかにしていました。さらにノットレイダーの他の幹部たちにも触れ、「悲しい過去を背負っているから、同胞には優しい」のではないかという分析と、ガルオウガの48話でのセリフ「また守れぬのか・・・」が胸に来たといったお話もされ、ガルオウガに関しては、彼だけ猫耳宇宙服みたいなのを着ていて「えっ、かわいいな」と思っていたということもお話され、笑いを誘っていました。
幹部つながりで、えいたそさんからは「カッパードも、よく見たらかっこいいいしね!」という発言があり、他メンバーからは「よく見たら???」とやや疑問の声もありましたが、小原さんから第47話で「ひかるがカッパードにおにぎりを(あーんさせて)食べさせるシーン」のお話があり、これにみかこしさんが「Twitterを見てたら『ひかカパ』っていうワードが・・・」と報告。小原さんからは、「あーん」のシーンでは小原さん、みかこしさん、えいたそさんの3人が一番興奮していたと暴露。また、初期のエピソードではあるが、第7話「ワクワク!ロケット修理大作戦☆」で、えれなとまどかが初めて宇宙に行ったときに手を握り合っていたことも「何だこの関係性は!?」と思っていた・・・という心情を熱弁されていました。
ここでえいたそさんから、「今やってほしい!」というオーダーが入り、みかこしさんと安野さんが席を立ってステージ中央で向かいあい、お互いの手を握り合うというアニメ本編の再現シーンが披露され、会場からは拍手が巻き起こりました。
しかしそれだけでは終わらず、みかこしさんからえいたそさんと小原さんに「2人もやるべきでしょ」と、第40話「バレちゃった!?2年3組の宇宙人☆」での、ひかるがララを背中側から抱きしめるシーンの再現を要望。お2人も席を立って実演。なお、実際のアフレコでも、感じを出すためにえいたそさんが本当に小原さんを後ろから抱きしめて収録したそうですが、小原さんは「(スタッフさん含め)誰も止めないんですよ」と当時を回想していました。ちなみにこのときのすみぺが、お2人の実演を目の当たりにして「あぁ〜〜〜〜・・・」「いやぁ〜〜〜〜・・・」と、人一倍の反応を見せていた気がするのは筆者だけでしょうか・・・
●最終話を演じてみて、感想は?
最後のお題に。ついに全員がトゥインクルイマジネーションを覚醒させ、いよいよ物語は終盤に。アフレコを終えて感想は?という話題でした。
まずはえいたそさんから、客席にラスボスの正体を誰だと思っていたかという問いかけがあり、「まさか、13番目のプリンセス・・・してやられたねえ!!」と、してやられた人には見えない朗らかな笑顔で客席からも笑い。ラスボスのダークネスト=へびつかい座のプリンセスを絶対悪とは言えないと表現するえいたそさんは、ひかるたちが味方側、敵側両方の気持ちを汲み取って、最終的に良い判断を下したのではないか・・・と思っているとのこと。さらにひかるについては、もともと大人びた部分はあったが、より広い世界を知ってかっこいいヒロインに成長したのではないか・・・と思いを馳せつつ、「一緒に一年間走ってくれてありがとね、がんばったね」という気持ちでいる、とキャラクターへの感謝の言葉を述べておられました。
上記のお話を「まだまだ感謝祭とかあるからね〜!終わらないよ!」と締めくくるえいたそさんに、小原さんは口元を手で覆いつつ「一緒にいて楽しいです、ほんとに・・・」と笑いを抑えて一言。客席からも笑いが起こったところでララについてのお話に。
1年かけて「ララが人間になった」と感じると言う小原さん。プリキュアとしてもララとしても、色んな出会いや出来事を経て優しい女の子に成長したと感じているそうです。また、「一人でいいわ」というタイプだった(同じ異星人である)ユニが仲間思いの女の子に成長していったことにも触れ、今後この2人がどのように成長していくのか、親友として見守っていきたいということと、視聴者の皆さんにも彼女たちのその後を見守っていただいて、スタプリという作品が完成するように思う・・・とのお話でした。
安野さんからは、絵柄や色合い、キャラクターといったビジュアル面を主に挙げられ、それらの表現するスタプリの世界観がすごく素敵で大好きだというお話があり、さらにそんな絵柄や色合いのやさしさ・柔らかさを持ったまま、こんなにも骨太な物語が描かれてきた・・・と感嘆されている様子でした。また、絵柄はキュートでもときに残酷なものが突きつけられたり・・・という本作のバランス感覚が大好きであること、そして作画の迫力がすごすぎて、小さなお友達が忘れられないような名シーンもいっぱいあった・・・といったことなど、振り返っておられました。具体的にも、アイワーンを救う回や、ひかるがトゥインクルイマジネーションに目覚める回を挙げられ、「あの回作画ヤバくなかったですか?」「(クレジットを見て)作画監督、高橋さん・・・あ〜、神!」(※キャラクターデザインの高橋 晃さん)といった予想以上に俺らな発言も。そんなスタッフの皆さんにも巡り巡って色々届くよう、パッケージを揃えていただけたら・・・としっかり宣伝もされていました。
ここでえいたそさんから、「一個裏話を忘れてました・・・」と差し込みがありました。えいたそさん、「(キャラに)命(声)を吹き込むだけじゃだめだ!」とアニメの制作スタジオに出向き、作画スタッフさんの後ろからエールを送って応援されたそうです(※想像したらシュールな光景だな・・・と筆者は思いました)
みかこしさんは、1枚の画像から非常に多くのものを感じ取った様子で・・・
まずは「ほんとにあと1話なんだ、という感覚」と今の心境を表現され、続いて客席前列の両脇に設置されたモニタ(トークのお題と合わせてアニメ本編のスクショも5枚ほど出ていました)を指し、スクショの1枚に「負傷したカッパードとテンジョウと、ひかるたち」が描かれているものがあったのですが、それがぱっと見の色合いでひかるとララに見える・・・とお話され一同から笑い。しかし本題はそこではなく、「今、(ひかるたちと敵幹部が)この距離でいるんだ」ということにクライマックスを感じたということと、ここまでたどり着けたという感動があったとのことでした。
また、シリーズ開始時は「どういう物語になっていくのかワクワク」だったが、プリキュアメンバーたちの家庭事情や、敵チームそれぞれのお話があり、「みんないとしくなってなってきちゃって」という状態だったそう。
そしてシリーズ全体について、「これ見たかった!」というシーンが間違いなくあるはずで、いつまでも世界観にひたりたくなるようなお話になっているので、最後まで楽しんでほしい・・・という呼びかけがありました。
すみぺは、「クライマックスのために旅をしてきたわけですけど・・・」と切り出し、そうなるとやはり別れが寂しいという気持ちが強いものの、スタプリはキャスト、スタッフ、視聴者がみんな楽しく作り上げていると現場にいて実感しているそうです。
また、そんな「作り上げていった」要素の一つとしてキャラクターたちの成長に思いを馳せている様子のすみぺでしたが、「本当に素敵な空間にいられたんだなっていうことが、走馬灯のように流れて・・・わたしは死んでいく・・・」と、突然椅子の上で安らかに目を閉じ、一同驚き&笑い。他4人からの「生きて!」「死なないで!」という声援を受けてなお「いい人生だった・・・」と人生終了モードを継続するすみぺに客席からはさらに笑いが起こっていました。
しかし、えいたそさんから「死ぬ時にスタプリを見せてほしい」との発言があり、まさかの晩年トーク継続。みかこしさんからは、(死ぬ時に)見たいシーンとしてフワがひかるたちをワープさせるシーンが上がり、フワのかけ声を再現。すみぺが「それよみがえっちゃうんじゃないですか?」と混ぜっ返すも、「転生できるよ」と強気のみかこしさんでした。
このへんですみぺ、元の話題に戻り、ユニ/コスモについては「一生の親友ができた」ようで、「これからもよろしくねという気持ち」と語り、最終話も、これで本当に良かったと思える、「旅のその先を見せてくれる」エピソードになっているので、オンエアで満足せず、「ちゃんと円盤を最後まで買うこと。あなたたちは大きいお友だちなので、そういう役割があります」とすみぺらしい締めで客席の笑いと、大きな拍手を呼んでいました。
●ED
最後に一人ずつご挨拶がありました。
すみぺからは、「ユニ・キュアコスモ役」と名乗れるのも限られた時間になってしまい、胸に来るものがあるけれども、ここに何十人いるかわからないプリキュアマスターにも楽しんでもらえる、いいもの(作品)ができたと思う、これからもひかるたちと一緒にいて、見守ってほしいとの言葉がありました。
みかこしさんからは、個人的に一つ楽しみなことがあるとの報告があり、その内容に会場からはどよめきが。なんと、プリキュアOBの声優が全員集っているLINEグループがあるらしいとのことで、シリーズ最終回を前にして参加の準備はできているとの力強い宣言に会場からは拍手が巻き起こっていました。
安野さんからは、スタプリについての夢があるとのお話がありました。ご自宅のテレビが小さいためにスタプリのほんとにTVシリーズか?と思わされるクオリティを堪能しきれていない・・・ということで、いつか(劇場で)スタプリ名作選上映会をしてくれないだろうか、という希望を披露。他メンバーからも同意の声と、客席から拍手がありました。そんな皆の想いを代表するかのように「いつまでも待ってるよ〜」という気持ちでいる、とも仰っていました。
小原さんからは、こうやってしゃべっている雰囲気は(舞台)裏でもまったく一緒で、なんならTVerでスタプリ最新話をみんなで観ていた、との裏話があり、客席からは笑いが。それほどわきあいあいとしたチームであり、そこに参加できて幸せであること、また、本編は最終回になるが、今後もシリーズは続いていくことと、このあと待ち受けている感謝祭でパーティのように皆と楽しんで過ごしたい・・・といったお話がありました。
えいたそさんからは、あまり周囲に親しく濃いプリキュアの話ができる人が多くいないため、濃いファンの皆さんと時間を過ごせて夢みたいです・・・と、今日のイベントを振り返った感想が。また、このあとも感謝祭があるので、まだまだ走り抜けていく途中であり、最終回も楽しみなのでこれからもよろしくお願いします・・・と、綺麗にシメかと思いきや、「本当に語り足りない!ばーってしゃべりたくなっちゃうね〜!」とあふれる想いを迸らせ、「これからも仲良くしてね!スタプリを愛してくれてありがとう!」という言葉で締めくくられました。
全員の挨拶が終わった後、大河内さんから一人ずつの役名とお名前の読み上げがあり、えいたそさんを皮切りとしてキャスト陣は変身ポーズを添えて「ありがとうございました!」と一礼されました。
退場時、小原さんがララの声で「感謝祭、絶対みんな来るルン!よろしくルン・・・来なかったら怒るルン・・・またルン!」と客席に声かけされ、笑いを誘っていました。
以上でイベントは終了でした。
参加された皆さん、おつかれさまでした!