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2020-02-02 『ゴブリンスレイヤー –GOBLIN’S CROWN-』2日目舞台挨拶(12:30の回上映終了後)イベントレポート

※このレポートはメモと記憶に基づいたものであり内容や出演者の方の発言の正確性を保証するものではありません
※章題は筆者が勝手につけています。
※映画のネタバレを含みますので、ご注意ください。

出演:梅原裕一郎、小倉 唯、上坂すみれ(敬称略)

会場:横浜ブルク13 シアター1

<「ゴブリンスレイヤー」公式HP(映画情報もこちら)>

●開演
開演時間になるとMCの方が登場、壇上下手へ。博報堂DYミュージック&ピクチャーズのフカオさんとのことで来場のお礼とご挨拶、開演前の諸注意があり、ゲストを呼び込みされました。

MCのフカオさん(以下:MC):ゴブリンスレイヤー役、梅原裕一郎さん。女神官役、小倉 唯さん。令嬢剣士役、上坂すみれさんです。→拍手

3人登場し、壇上中央へ。並びは下手から梅原さん、唯ちゃん、すみぺ。

フカオさんから、「さっそく皆さんから一言ずつ頂戴したい」ということでキャスト挨拶に。

梅原さん(以下:梅):ゴブリンスレイヤー役の梅原裕一郎です。先程東京(※この回の前は都内での舞台挨拶があった)から横浜に来て、寝て起きたら着いていて→笑い
わけわかんない状態ですが・・・

MC:そうですよね、我々つい数分前に到着したくらいで

梅:そうなんです。バタバタしてしまいましたが、色々なお話ができればと思います。よろしくお願いします。→拍手

小倉唯さん(以下:ゆ):女神官役の小倉唯です。先程まで新宿バルト9で、パーティーメンバー全員揃っていたんですけど、ここから分散して、横浜までやってきました。(※前の回で一緒だった杉田智和さん、中村悠一さん、東山奈央さんは引き続き都内での舞台挨拶があった)
(客席を見渡して)さっき見覚えのある方もちらほらいて、あれ?時間的に・・・双子?なになに?と疑問が浮かびつつ→笑い

MC:ですね・・・w

ゆ:謎ですな〜、ちゃんと作品を観て頂いていることを祈って・・・
色々裏話もできたらいいなと思っています。今日は楽しんでいってください。よろしくお願いします!→拍手

すみぺ(以下:す):令嬢剣士役の上坂すみれです。昨日公開で舞台挨拶もあって、すごくたくさんの方に来ていただいたんですけど、今日もたくさんの方に来て頂けて、本当に嬉しいです。今回ゲストキャラとしてお邪魔しておりますが、上映後なので色んなお話が・・・ちょっと今寝起きなので→笑い
さっきまで気絶してたもんですから・・・良くない思考回路なんですが、目覚めたいと思います。よろしくお願いします!→拍手

なおこの後、すみぺは両肩を回してほぐそうとしている様子でした。

MC:ありがとうございます。ではこれから「GOBLIN’S CROWN」についてお話していこうと思いますので、よろしくお願いいたします!→拍手

●本作について
フカオさんより、昨日から公開された「ゴブリンスレイヤー」新作エピソードである本作の感想を頂きたい・・・ということで、梅原さんから感想トークに。

梅:やはり、令嬢剣士という新しいキャラクターが出てくるのが、いつもの「ゴブリンスレイヤー」と少し違うところ。
いつものパーティーメンバーと、初参加の令嬢剣士とのやりとりの中での、(いつもとの)違いと言いますか・・・
より一層、ゴブリンスレイヤー一行がゴブリン狩りに慣れているなと感じました。パーティーの絆も深くなっていて、例えばTVシリーズだと女神官が初心者という立場だったのが、だんだん慣れてきて、阿吽の呼吸だったり。
印象的だったのが、ゴブリンスレイヤーが女神官に任せる場面も多くて、指示をしなくても女神官が理解して、行動できるというところが、かなり変わったなと・・・感慨深くなりました。

MC:変わったという印象が・・・そんな女神官を演じた小倉さん、いかがでしょうか

ゆ:変わった・・・そうですね、物語も進んで、パーティーメンバーの絆も深まったところで・・・(映画)全体を通して思ったのが、ゴブスレさんへの当たりが、どんどん冷たくなってきてるなって→笑い
「あいつはどうせ生きてんでしょ」
みたいな・・・w
最後とかもね。(※映画の終盤のあるシーンのこと)
梅:全く心配してなかったね
ゆ:ですよね。それで、一人置いていかれる令嬢剣士さん、みたいな
す:(うろたえた感じで)「彼は・・・?心配してないの・・・?」→笑い
ゆ:「大丈夫大丈夫」みたいなw
す:「ええっ・・・!?」→笑い
ゆ:そういうやりとりが「ゴブスレ」らしくもあり、新しいキャラクターが加わったことで、そういう描写がより面白く描かれているのかな、という印象でした。
あと、最後に(女神官が)ゴブスレさんと2人で会話するシーンは、「えっ、夫婦なの?」って思うくらい・・・なんですかね、あのアットホーム
梅:そうですね・・・あそこだけ空気感が変わるシーンではある
ゆ:違いますよね。そのくらい溶け込んでいて・・・
だから、ゴブスレさんが今後、どのくらい心を開いていってくれるのか、気になるところですけど・・・
でも、とにかく今回は令嬢剣士さんがキーキャラクターだったなという印象がありますね。

MC:では、上坂さん・・・

す:はい、キーキャラクターのわたくし・・・→笑い
令嬢剣士は世間を知らなくて、でもきっとうまくできるはずという、お嬢様らしい傲慢さみたいなものもあったりして・・・
色んな作戦を立てたりするんですけれども、それが失敗してしまって、だけど心がギリギリのところで折れないで、ベテランのゴブスレ一行についていくところを、令嬢剣士として「がんばれ!」と思いながら見てましたし・・・
アフレコってテストでまわしてから本番を録るんですけど、どっちも目の前が真っ白になるくらい頑張ってお芝居したなって思い出しますし・・・
女神官さんはアニメでは(怖がっている様子で)「きゃー!」っていう印象だったんですけど・・・
なんだっけ、(劇中で女神官がゴブリンに対して杖を振り回す様子を再現して)「ほんとに、数が、多くて!」→笑い
ゆ:www・・・ハエとかをはらうくらいの勢いでしたね→笑い
す:あんな、物理的な・・・w
ゆ:蚊を○すくらいの軽い感じで
す:ハエたたきのような勢いで、神聖なロッドを振り回してたんですよね。すごい成長・・・w→笑い
ゆ:たくましくなったなと思うんですよ
す:そうなんです・・・
令嬢剣士さんは、女神官さんが手を握ってくれたり、「私は寒いからそばにいます」みたいな・・・
ゆ:そうね〜、母性が・・・
す:ほんとに・・・「唯ちゃん」って感じが・・・→笑い
ゆ:「唯ちゃん」w ほんとに?
すみぺも、(戦闘の)「やあ〜!」「らあ〜!」がすみぺっぽかった→笑い&拍手
す:シンクロするところが・・・w
ゆ:(役に)入ってた
す:そういう感じです・・・
ゆ:瞳孔が開いてたもんね
す:そう、文字が読めなくなったんですよ
ゆ:すごい入ってるなと思って
す:と化してました→笑い

MC:ありがとうございます。ちなみに、女神官はだいぶ慣れてきた感じが見えると思うんですけど、ご覧になった皆さんはもしかしたら気づかれてるかな、というカットがあるんですが・・・
最初にゴブリンパラディンと対峙するシーンで、女神官がほとんどサムズアップくらいの表情でにやっとしているシーンがありまして。
3人:ああ〜
MC:見逃した人はぜひ→笑い
「ここまで来たか!」という感じで・・・
梅:肝が座ってますね
ゆ:たしかにオススメ・・・顔つきも、初期から変わってますよね。

ゴブスレさんの印象
次の話題に。フカオさんより、すみぺは映画からの参加だが、皆さんからの、主人公ゴブリンスレイヤーさんに対する印象を聞きたい・・・というお話がありました。

梅:(息を吸う音)
ゆ:自分で自分の・・・→笑い
梅:そうですね・・・ゴブリンスレイヤーは・・・
彼の行動原理は、結局はお姉さんのことがあったりして、人間的な怒りというか・・・決して「よくわからない生物」とかではない、鎧の下は生身の人間なので・・・そのギャップというか、だんだんと心を開いてきて・・・今回の劇場版でも、ラストで女神官に「今年もよろしく頼む」って言えるほど。言ってしまえばただの人間なので、そういうところを感じて頂けたらなと思います。そこが「ゴブスレ」の面白いところと言うか・・・
MC:そうですね、あまり主人公然としていないと言うか
梅:やはり硬派というか、渋めというか・・・なので、最初は「これでいいのか?」っていう疑問もありつつ・・・
(作品の)題名を冠しているキャラクターなのに、セリフが「ああ」だけしかない、とか→笑い
ゆ:アフレコで、梅原さんがもどかしそうだなって感じてました。
キャラクター的には心を開いて来ているのに、それを演じきってしまうと、ちょっと近すぎる・・・みたいな描写があったりして
梅:そうですね・・・あまり感情が乗りすぎると「ゴブスレ」じゃないっていうのが・・・
ゆ:すごく難しい役どころだろうなと思って聞いています、いつも→笑い

MC:ありがとうございます!では、続けて小倉さん・・・

ゆ:ゴブスレさんは、ゴブリンへの執着がすごすぎて・・・「怖いな」って最初思いました→笑い
だって、「これで1匹、2匹、3匹・・・」(※作中でゴブスレがゴブリンを倒しながら数えるセリフのこと。実際の数え方は「1つ、2つ・・・」)って、ちょっともうなんか支配されてるじゃないですか
だから、ある種ゴブリンに依存して生きてきた、かわいそうな人なんだなと思って・・・
でも、牛飼い娘さんとか、私たちが加わることで、ちょっとでも「ゴブリンを倒すだけじゃないよ」「ゴブスレさんの居場所はそこだけじゃないよ」っていうのがだんだん広げられているので・・・それが救いというか
でも、相変わらず執着心は狂気ですね→笑い
それが作品の魅力なんですけど・・・w すごいな、って思いながらいつも聞いてますね。

MC:ありがとうございます。上坂さんはいかがでしょうか

す:わたしは、劇場版での印象が第一印象という感じだったので・・・
でもアニメ(TVシリーズ)を見てたら、「ゴブリンRTA」みたいな・・・→笑い(※RTA・・・リアルタイムアタック(Real Time Attack)の略で、ゲームのプレイスタイルの一種)
「ゴブリン何匹○せるか、タイムアタックします」みたいな・・・
それぐらい「職人」と言うか・・・狂気じみてはいるんですけど、いかに効率よく、根こそぎっていう、覚悟がちがうと言うか・・・
いくらモンスターが憎くても、元凶を倒すだけじゃダメなんだというのが・・・
そして、すごく優しい人なんだっていうのが今回の劇場版では伝わってきて。令嬢剣士の剣を取り返してくれたり・・・
しかも、それを「必ず取り返す」くらいしか言わない「行動の人」なんだ、っていうのがすごくかっこよくて・・・
「取り返してやったから俺すごくね?」みたいなこと言わないので→笑い
「実はこの鎧も冷たくて寒いんだけどさ・・・雪山だよ?わかる?」
とか→笑い
ゆ:(言ってきたら)ヤですねw
す:「実は俺が一番寒い」・・・w
ゆ:淡々とやってるからこそいいんですよね
す:そうなんですよ、コツコツと・・・言葉少なな人の魅力っていうのがすごくあるなと思います。

ゴブスレさんへの印象を述べ終わったすみぺでしたが、ここで全員が無言になる絶妙な間が発生。

す:どうでしょう・・・?→笑い
もうちょっとやった方がいいですか?
MC:いえいえ、大丈夫です!
ゴブスレさん、だいぶ人間っぽくなってきたなと思うんですけど
梅:そうですね
MC:これからも、彼は冒険の中で成長していくのかなと思います

●ここで突然の
ここでフカオさんより、ちょっと趣向が違う質問ということで、ウィンタースポーツや観光などで、本作に出てきたような雪山に行ったことはありますか?というお話が。

梅:急に・・・→笑い
ゆ:急に・・・
す:この2日間で、急に雑談・・・
ゆ:たしかに、話すことも尽きてはきたんですけど・・・→笑い
梅:w・・・まあ、そうですね
す:www
MC:お一人1分くらいでお願いできればと思います
ゆ:コンパクトに

ということで梅原さんから。

梅:雪山、行ったこと無いんですよね・・・
あの・・・
無い、ですね・・・→笑い
もともと、スポーツがそんなに得意じゃないので・・・
骨折するんじゃないかっていう恐怖もありつつ。大雪の場所にもいったことが無い気がします。生まれも育ちも中部地方なので、そんなに雪も降らず・・・降った経験は、東京に来てからですかね
ゆ:大雪の地域とか、あんまり・・・
梅:行ったことないです
ゆ:そうなんですか・・・(うなずき)

ここでまた絶妙な間が発生し、客席からは笑い。

ゆ:まだ未知の梅原さんが・・・
梅:そう、(まだ)そんなに・・・
MC:もしかしたら、これから行かれるかもしれない
梅:そうですね
す:映画が大ヒットしたら、雪山にロケに・・・
ゆ:どんな化学反応が起きるのか
梅:雪合戦とかしたいですけどね→笑い
す:雪合戦!
梅:この歳になって・・・
ゆ:じゃあみんなで、いつか雪山に・・・
す:今東京にいるチーム(杉田さん、中村さん、東山さん)と対抗で
ゆ:この作品の映像特典で→笑い
梅:いいですね
す:雪合戦・・・w 平和ですね
MC:やっていただくかもしれないw
ゆ:楽しそう
MC:ありがとうございます・・・では、小倉さん

ゆ:私は出身が群馬なんですけど、両親がウィンタースポーツ大好きで、小さい頃、毎週のようにスキーに連れていかれて・・・新潟の雪山によく行ってました。
スキー板とかのセットも持っていて、大人と同じコースを滑ったり
す:へ〜!すごい
MC:梅原さんとは真逆ですね・・・→笑い
ゆ:ホントですね!
でも、今も行きたいんですけど、怪我が危ないからダメって、大人の人たちが・・・→笑い
なので、仕事でぜひ!

続いてすみぺ。

す:私は、ロシアかなあ・・・→笑い
雪山って言うか、サハリンに言ったときが、すごいドカッと雪を見られて・・・
本当にウォッカがうまいなぁ・・・って→笑い
心から思いました・・・ソビエト連邦は最高です→笑い&拍手
ありがとうございます→拍手
MC:ありがとうございました・・・!

告知コーナー
ここでフカオさんより、告知ということで
・映画の週替り入場特典
・原作の新刊情報
・ゲーム情報
のお話がありました。詳しくは公式HP、Twitterでご確認ください。

●ED
最後にキャスト陣から一言ずつ挨拶となりました。

まずはすみぺから。
す:本日は、足を運んで頂きましてありがとうございます。
個人的に、横浜はわたくしの故郷でもありますので、横浜の人々が「ゴブスレ」の魅力に触れてくださって、とても嬉しいです!
この劇場版は、映画館で観るべき要素がたくさん盛り込まれていますので、見逃してしまったカットがあったよという人もぜひぜひ、もう一回・・・と言うか何度でも観に来てほしいなと思います。本日はありがとうございました!→拍手

続いて唯ちゃん。
ゆ:さっきから「巻け、巻け」みたいな指示があるんで→笑い
短くいきたいと思いますが・・・
せっかくなので、この場にいる皆さんの力をお借りして・・・やっぱりこの一言だと思うんですよ・・・私が「ゴブスレ!」って言ったら皆さんで「最高!」で締めて頂いてもいいですか?→拍手
(梅原さんに)あ、ごめんなさい。次行きづらいと思うんですけど・・・→笑い
じゃあ・・・ゴブスレ!
客席:最高〜!
ゆ:ありがとうございま〜す!→拍手
MC:では、最後に締めの一言を梅原さん、お願いします

という、締めみたいな流れの後で梅原さんのターン。
梅:(吐息混じりに)いやあ・・・
ゆ:w
梅:大丈夫です→笑い
(マイクを客席に向けて)ゴブスレ!
客席:最高〜!
梅:はっはっは・・・楽しいですね→笑い
劇場上映、まだまだ続きますので、お友達にもすすめて頂いたり、何度も観て頂いてもいいと思いますし、広めて頂ければと思います。
そしてどこかのタイミングで雪合戦して、スキーして、ウォッカを飲む・・・→笑い
ゆ:www
す:わ〜い!やりた〜い!
梅:そんな感じで、「ゴブスレ」これからも続けばいいなと思います。ぜひとも応援よろしくお願い致します。ありがとうございました。→拍手

ということで、最後にフカオさんよりもう一度キャストのお名前が読み上げられ、キャスト陣は一礼して退場、舞台挨拶は終了となりました。

参加された皆さん、お疲れ様でした!

<すみぺのインスタ、当日のお写真の投稿>

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<同会場での14:35の回上映前舞台挨拶のレポートはこちら>


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