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3歳のマイペース長男が見せた使命感
※今回、諸事情により自身のXからのほぼ転載内容になります。
思いもよらない出来事が起こりました。
ある日の23時ごろ、子どもたちが寝ている部屋から物音がしたので様子を見に行きました。ドアの前まで行ったところで、突然長男が飛び出してきて真剣な顔でこう叫んだのです。
「おとうさん!〇〇(次男)くんが!!血が出てる!!」
その日の夕方から長男(3歳)も次男(2歳)も熱っぽくて夕ご飯もあまり食べず、ぐずりがひどかったので水筒にポカリを入れて持たせて早めに寝かせていました。
ちゃんと息をしているか定期的に様子を見に行き、23時前まで何ともなかったのですが 自分の寝る準備をしていたところで先ほどの物音。
長男の声に驚きつつ部屋に入ると、その日だけ念の為つけていた常夜灯のもとに、点々と広がる血痕と手の平ぐらいの一段と色の濃い血の塊。
電気を付けると、興奮して 「ちー!ちー!」と叫ぶ長男、私の顔を見て放心状態から我に返り泣き出す次男。
熱が出ていたので「血を吐いた」可能性も十分にあると思った私は内心焦りながらもまず次男の背中をさすりながら 「大丈夫、大丈夫よ」と落ち着かせ、 「鼻血が出たの?」「ゲロが出たの?」と聞きました。
次男は頷く、首を振る、とはっきり意思表示をしてくれたので鼻血と分かりひとまず安心。血はすでに止まっていました。
隣で顔を赤らめて咳き込んでいる長男にポカリを促しトイレに行かせ(熱の発散)、次男は洗面所で手を洗い顔中についた血を拭き取り、パンパンのオムツを替え、寝室に戻ってシーツを替えながら部屋を見回していると、床の部分にも所々血が落ちておりゴミ箱には血のついたティッシュ、水筒の飲み口も赤くなっていました。
鼻血が出てポタポタしながらティッシュを取りに行って鼻を拭いてゴミ箱に捨てたり、血が止まっていないままポカリを飲もうとしたり、布団に顔を埋めたり、薄暗い中で何とかしようとしてたんだろうなと想像すると、本当に心が痛いです。
寝ているはずだった長男が何故起きたのかは分かりませんが、次男の異変に気付いてすぐに助けを呼びに行こうとしたその勇気には感動しました。
「お父さんのこと呼びに来てくれてありがとうね」としっかり伝えました。誇らしげにうなずく長男。
シーツを替える頃には2人ともすっかり落ち着き、2人でケラケラ笑っている様子を見てようやく私も安心・・・そんな一幕でした。
我が家の長男は結構マイペースで、人に関心があるようでどこかドライな一面があります。身近な人が危機にさらされたとき、彼は行動を起こせるのだろうか?知らんぷりとかしないだろうか?たまにそんなことを思ったりもしていたのですが、今回の一件で弟を助けようと動いたことに少なからず驚きました。でも、その驚き以上に、「いざというとき、この子はきちんと行動できる」という安心感を強く感じました。
子どもの成長に気づける瞬間というのは、何気ない日常の中に突然訪れるものですね。この夜の出来事も、私にとって忘れられない家族のエピソードになりそうです。
その後、この2人の風邪のバトンは三男(0歳)、妻と渡り、アンカーを務めることになった私は3日寝込むことになりました。
家族の看病込みとはいえ突発で1週間まるまる休むことになるとは・・・
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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ジャンパーを着せたい長男と着たくない次男 pic.twitter.com/KIVA0ab7RB
— shugo (@shugotky) November 24, 2024
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