買ってはいけない回数券? その4
ホームページの特徴
コンサルティング(協会)が介入している店舗はHPの作成も手掛けている事が多いため共通する内容が多く散見します。見栄えはやたら良く、小顔や骨盤や美容などのセールスポイントに目が行くように妙に強調されていたり、画像だけのイメージありきコンセプト等の内容は薄かったりと似たようなモノがとても多く、結局個性がないコンテンツがほぼ同じなのは、すでにフォーマットがあってそこにその自店の情報を書き込むだけの節操のないHPが多数あります。こうしたどこかで見おぼえがあるHPにはコンサルティングが関与している可能性があるため注意が必要です。
注視しておきたい共通の項目
なぜか店舗のHPに知らない推薦者(おそらく同協会の人)がいる。
一回分の料金が妙に高額(9,000円/1h 以上)
お客様の声やツーショット写真を壁一面に張り巡らせている
回数券を買わせる事が主なのでメニューが一つしかない
客と思しき人との動画配信をやたらしている
小顔矯正 骨盤矯正のメニューがある
反り腰だとか背骨が歪んでいるなどとテキトーな事を言って通わせようとする。
誰に対しても「何回か来ないと治らない」と言っている
「初回に限り~」の値段設定が半額以上安くなっている(※要注意)【例:初回10,000円が3,000円 など】
※『初回に限り~【初回限定・今月○人限定】』と称し値段を半額以下に設定しているお店もたまにHPで見受けらます。HPに記されている通りに技術的に自信があるのならば、初回限定で安くする必要があるのでしょうか?むしろ、「結果を重視しているので回数券の販売はしておりません」と明記した方が信頼感が増す気がするのですが、どうなんでしょうか
※メニューの数と矛盾【重要】
「一人一人にあったオーダーメイドの施術」と謳っているにも関わらず、メニューが一つしかないパターンがあったします。手技のバリエーションが豊富であれば、オイルやツールを使用したりして、その客に会ったメニュー作りをして適正に料金を設定し客自身に選択してもらうのが定石だと考えますが、最初から回数券を買わせる事が主体なのでメニュー選択肢はあえて一つにし その一回当たりの施術料が1万円以上【妙に高額】だったりと結局オーダーメイドでもなんでもなくHPに記載されている内容と矛盾していたりします。
【重要】主に柔道整復師や理学療法士(有資格者)が経営している整体院などは『症状が改善した』した事ばかり強調しているパターンがあり、実際は何をするのかよくわからない内容になっています。実際はマッサージの免許を持っていないため「マッサージ」の表記が出来ない事を逆に利用し「改善する」事だけを強調しており 実は手技のバリエーションなんて全く持っていない事を誤魔化している場合があります。
結果的に回数券を買わせる事が主体なので買わせてしまえば、店主からすればHPの内容なんてどーでもイイ事なのです。
買った後どうなる?
回数券を買ったらその後は?、実は店側はもう目的を達成しているので回数券を買った客に対してはもう来ても来なくてもどちらでも構わないと考えている所が多く、券を消費しなければ回数券の残り分丸儲けになります。回数券を供給し続ける事で起こる障害の一つに予約が取りにくくなると言う現象が起こります。あえて回数券に消費期限を設けており、そもそも回数券を売る事しか考えていない店側の人間からすれば、客が渋滞していようが来なくなろうがもうお金をもらっているので予約が取れない現象には干渉しません。最悪なのは意図的に予約を取りにくくしている店も存在します。
そもそも技術レベルが低いので身体の不調を改善させる技量は持ち合わせていないので2回目以降は練習程度に差し障りなく(毒にも薬にもならない意味のない同じ事を延々と)やるか、チェーン店であれば新人の練習台にされる可能性もあったりと、それでもがんばって回数券が使い切る頃になると今度はその店のエースや店主が出て一生懸命にやった後に「あなたの生活習慣が悪い」と根拠のない原因を言い放ち回数券の再購入を勧めてきます。
【店によって売り方勧め方にムラがあります、特に高齢者に対し異常に推し勧めてくる整体師には要注意が必要です。】
※ 結局客は一回しか購入しない人が大多数を占めているので店側は常に集客行為をしていく必要があるのです。【回数券商法依存症】
※ これは個人的な見解なのですが、個人で経営している場合その場で現金収入(クレジット決済も含む)があるからこそポテンシャルが確保できる部分があると思っています。なので回数券商法をしている整体師は2回目以降現金収入が無く同じポテンシャルで仕事ができるのか疑問が生じます。雇われているスタッフであれば給料は変わらないので同じポテンシャルで施術をする事は可能ですが、お金が入らない仕事とわかっててやるスタッフに果たして受ける価値があるのかどうか?は受ける人の(お客側)の主観で判断してもらう形になります。(回数券商法はやったことないからわからないけど)