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頭痛、頭の症状でお悩みの方へ②~脳の機能と回復速度【手技道コラムNo.135】(再掲)

2016.11.19掲載


皆様、こんにちは。

手技道の多治見です。

先日、当院でも扱っているプロポリスの会社の社長がプロポリスの効能と有用性について、大変わかりやすく講義して下さいました。

その際に、首や頭に関連する大変興味深いお話が有りました。

丁度コラムでも、頭痛や頭の症状に関連することについてでしたので、

今回はやや専門的なお話をさせて頂きます。

◯首(頚椎)の重要性

首は頭を支える人体でも、大変重要な部位です。

特に脳との関連が高く、次のようなことに影響します。

首に関連する重要機関/機構

①間脳:間脳は上位頚椎(首の骨)の奥にある脳幹の上に位置し、自律神経の中枢です。

②脊髄(脊椎):首の骨である脊椎の中心に太い神経の束である脊髄があります。全身の神経と脳をつなぐ重要な部位で、ここを障害されると最悪全身が麻痺する場合があります。

③脳脊髄液:脳を衝撃などから保護するための頭蓋内にある液体、これが多すぎても少なすぎても脳を圧迫する状態が変わるため様々な症状を起こす、代表的なものが水頭症

④血液脳関門:脳の髄液と血液が混ざらないようにし、脳に必要なホルモンを機能、ただし、アルコールやニコチン、カフェインなどのこれを通過して脳に到達してしまうため依存性が高い

今回の話では、特に重要なのが、①についてです。

頚椎は第1-7まで複数の骨が有り、その一番上の第1頚椎が頭蓋骨と接しています。

頭蓋骨は何個かの骨がパーツごとに成長期に接合して、球体の骨になります。

そのパーツの一つに蝶形骨という骨が有ります。

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引用先:こめかみ、眼の奥が痛い頭痛はココが原因

この蝶形骨は口の中、口の天井部分の骨です。

この直ぐ上に上述の間脳があります。

この間脳の中には視床下部と呼ばれる自律神経をコントロールする部位が有り、これが手技道の施術に大きく関係します。

視床下部は自律神経のコントロールに加えて、快不快などの情動(痛い!という感情もこれに含まれる)を司り、更にその先の記憶中枢である海馬にもつながっています。

その為、手技道の施術を受けると痛み刺激が海馬を刺激し、その記憶領域から、自分の本来元気だった記憶を肉体に思い出させることで、元の健康な状態(男性は25才、女性は21才がピーク、男性15才、女性12才が特に良い状態だが、赤ちゃんまで戻る必要のある場合もある)に細胞が若返ろうとします。

そこで、この蝶形骨のある部位は、姿勢が悪くなることで顎が前に出て頭が

イメージ的には猿や類人猿が猫背で顎を突き出した状態です。

姿勢を正すときにただ顎を引くのではなく、ぐっと首の奥まで引き絞ると後頸部の筋肉が伸ばされるようになります。

ここを伸ばすと③にあった脳脊髄液の流れも良くなり、脳がスッキリします。

同時に②の脊椎が整うことで、上位頚椎の奥にある脳幹⇒間脳に刺激が伝わることで、自律神経が活性化しやすくなり、体の回復が早くなります。

頚椎自体にも神経が通うため、体全体への大きな影響が有りますが、

自律神経を通して脳が施術重要なキーポイントと成る手技道では、

ここの快復は、治療の回復速度自体を上げる大きな役割を果たす事になります。

専門的な言葉も沢山話しましたが、手技道の理論やこれまでの色々な記事とも関連する内容ですので、難しいかもしれませんが参考になれば幸いです。


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