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学びのススメ

先日、帰国子女マイキーがYoutubeライブで話していたことがずっと気になっていて調べてみました。
(マイキー!?ってなった方へ→ http://michaelkaneko.com/

内容は

自分はずっと冬(ふゆ)を「FuYu」だと思っていた。
だけど本当は「HuYu」なんだね。

ん~?違いはなんだっけ?と続くマイキーの話を聞いていると
発音の違いの話しだった。

・Fu=下唇を軽く噛んだ『ふ』
・Hu=唇は当てず間から音を出す無声音の『ふ』

なるほど。
日本語の発音的には「Fu」に当たる音はないものね。
だけど考えてみると
富士山は「Mt.Huji」ではなく「Mt.Fuji」
星野源の不思議という曲名のジャケ写に「FUSHIGI」
大抵目にする「ふ」の表記は「Fu」だよね…?
でもPCで打つときは無意識に「Hu」と打ってる。
この矛盾というか揺らぎってなんだろう。
気になる。


ローマ字表記にはヘボン式と訓令式(日本式含める)が存在する。
NHK放送文化研究所によると


・ヘボン式→標準式とも言われる。幕末に日本にやってきたアメリカ人宣教師ジェームズ・ヘボンが考案した表記法。日本語の仮名づかいによらず、発音によってつづるため、英語の知識をもった人がこのつづりを見れば、日本語の発音が読み取りやすい。

・訓令式→昭和12(1937)年の内閣訓令「国語ノローマ字綴方ニ関スル件」で示された方式。日本式に近い形で整えられている。
 ちなみに日本式とは「明治18(1885)年に公案された表記法。五十音図に基づく子音と母音の組み合わせでおのおのの音を表した表記法。


幕末?!
内閣訓令!?
思ったよりなんかアレだね、歴史があるのね。
では具体的にどういった違いがあるのか。
一覧を見てみましょ。

ヘボン式

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訓令式

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今回注目すべきは、もちろんハ行!

・ヘボン式→ha hi fu he ho
・訓令式 →ha hi hu he ho

なぜ「ふ」だけ表示が違うのか・・・。
ヘボン式は「発音によってつづる」ため
日本語の「ふ」が英語の「f」の発音に近いよってことが言いたいだけらしい。
確かに「hu」表記は「human」「hungry」で見るように「ヒュ」や「ハ」を連想してしまうかも。
「fu」とあれば英語が話せる人なら誰もが「フ」と読める仕組み(英語外の言語の人はどうなるんだという話でもあるけど…)
だけど訓令式は「五十音図に基づく子音と母音の組み合わせ」だから
発音とかどうでもいいわ、表記の法則的には「は行」は「h」を使うから
「ふ」は「hu」になるんです。ってことね。
発音重視か表記の法則重視かの違い。

結論としては
「fu」でも「hu」でもどちらでもよい。
発音は下唇を噛まない無声音の「ふ」

ということだそう。
最初の疑問Mt.Fujiが記号としてパッと見た時に直ぐに「富士山」と読めること、誰もが「ふ」と読めることが大事だから
今は一般的に「fu」で表記されてるんでしょうね。
PCで打つときのhuはただの手癖、最初fuと打つようにしたらきっと迷いなくfuと打つだろうね。

マイキーが都度「日本語難しい」っていうけど
ネイティブスピーカーさえ「???」と思うことがたくさんあるもんね。
表記の種類だけでも、ひらがな・カタカナ・漢字、そこにローマ字入れたら4種類!
それをなんの躊躇もなく使ってる私たち、瞬時に頭の中はどう動いているんだろう。
他には
例えば「食べられますか?」と聞いた場合。
可能(食べることができますか)
尊敬(お食べになりますか)
場合によっては
受け身(相手に食べられる)
にもなるかもしれない。
こんなこと無意識だけど山ほどあるんだろうなあ。
前後の話、様子、雰囲気を察して会話せねばならないわけで
気遣いの国になるのも必然だったかもしれないなあと思ったりします。


本題としては「学ぶことは楽しいのでオススメ」です笑笑笑
大人になると必要がなければ学ぶ機会がないので
あえて時間を作って何か一つを掘ってみる。学んでみる。
仕事じゃないし強制されたことではないので自分が好きな時間に出来る範囲で。
いつも使わない脳みそが動いてリフレッシュにもなるのでおすすめし隊です!
おすすめと言えばもう一つ
最初に出てきたマイキーことMichael kanekoさん
ニューシングル「DRIVEAWAY feat. 藤原さくら」
ぜひ聞いてくださーい!(しっかり宣伝)

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