VR/ARビジネスの全体像が1分でわかるまとめ
まず言葉の意味から確認します。
・VR 仮想現実:全部バーチャル世界
・AR 拡張現実:現実世界の一部がバーチャル
最近では、両者の中間のMR(複合現実)という概念も登場しています。
もはやVRとARを区別する必要はないということですね。
この技術は意外と歴史が古く、1930年代にはフライトシミュレータという形で既に登場しています。1990年代にヘッドマウントディスプレイ(VRゴーグル)が登場しブームが来ましたが、
・値段が高い
・性能もいまいち
という理由で下火になりました。
そして今、個人でも購入可能、かつ高性能な「Oculus」というVRゴーグルの登場をきっかけにブームが再燃しています。
ちなみに90年代ブームは、日本でもバーチャルボーイという任天堂の(黒歴史)ゲームがありましたね。欲しかったなあ。
今、VR/ARと言えばエンタメが中心ですが、実はいろんな業界で活用が検討されています。
結局VR/ARとは「実際には見えないものが見える」ことなので、何が見えたら嬉しいか?を突き詰めることが活用の道です。例えば、
・医師が手術の練習をする(普通、手術は一発勝負)
・危険地での工事・作業を練習する(普通、現地には何度も行けない)
・家にいながら旅行を体験する(健康上の理由で外出できない人など)
とかですね。
総務省や経産省でも研究が行われており、興味深いです。
まさに発展中の技術なので、今後を追いかけていきたいですね。
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