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創業2年目の自分を変えた、5つの言葉

とっっっても久しぶりの投稿…!
講師としても受講者としても大変お世話になっているUdemyの企画を見たので、やるでしょ!!ということで書きます。

https://note-udemyjapan.benesse.co.jp/n/n4b079434b500

僕は、2020年にコンサル会社を卒業して起業しました。最近では、将来のキャリアに悩んでいるコンサル時代の後輩たちが、オフィスを訪ねてくれることもあります。

将来に悩んでいる方、独立ってどんな感じ?と思っている方はきっとたくさんいるはず。そんな方々の参考になったらいいなと思い、僕が独立してからの2年間で考えたこと、変化したことを「わたしのBefore」としてまとめました。

1年目: 最初は、1人が楽しかった

とにかく、やりたいことが山ほどありました。

コンサルの仕事で得た知識やスキル、やりたくてもできなかったこと…。まずは、やりたいことを、やりたいようにアウトプットして、いくつかの事業を立ち上げました。

■UdemyのIT講座: 総受講者4万人突破!

■SDGsを学べるオンライン検定: 1年間で1000人が受検!

■IT技術を教育ベンチャーに提供: 4万人の小中学生が利用!

いずれも、結構好調。

しかし、手当たり次第にやりすぎて事業が散らかってきたことや、もともと持っていたものを出し尽くしてきてしまったことに課題を感じはじめました。

そこで、2021年の夏ごろから、結局自分は何がしたいのか…?自分に何が求められているのか…?を探るために、人と関わることを意識し始めました。

2年目: 自分を変えた言葉たち

人と関わることの良さは、一人ではたどり着けない考えを得られることです。その中でも特に、2021年の自分に影響を与えた言葉たちを紹介します。

言葉①
「やりたいことは、今やっていることの中から見つけるんです」

まずは、散らかった事業の整理とブランド設計を手伝ってくださった方の言葉。「やりたいこと探し」ってよく言いますけど、本当にやりたいことなら、もうやっているはずだと。

振り返ると、僕がコンサル時代からずっと大切にしていたのは「やってみましょう!」という一言でした。
みんなが「無理です!」と言う中、箕輪だけは「やってみましょう!」と言って進んでいく。でも、誰も挑戦しないジャングルを切り開いていくことは楽しかったし、それが評価されてきたので、きっとこのやってみよう!が自分の一番の価値なんだと考えました。

このような振り返りで生まれたのが「あなたを未来への一歩に導く」という弊社のコーポレートメッセージです。

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「一歩」が「やってみること」とつながっています。

今では「誰をor何を、どんな未来への一歩に導くのか?」という視点で事業を企画できるようになりました。


言葉②
「普段つながっていないものをつなげると、面白くなるんです」

こちらは、事業企画を手伝ってくれている方の言葉。「つなげる」は現代のキーワードの1つですが、内向的な僕には苦手な分野だなあと感じます。だからこそ、誰かと一緒にやる意味があるのです。

この発想で生まれたのが、高校生の考えた社会課題解決アイデアを企業が実装するという、「高校生」と「社会」をつなげるプラットフォームです。

「高校生」と「社会」はつながっているようで、意外とつながっていない。教育目的で作られた「お仕事体験」はあっても、マジでお金が動く企業のビジネスを高校生が設計する機会なんてありました?ないでしょ!これは来年度伸ばしていきたい事業です。


言葉③
「箕輪さんの夢は何ですか?」

②と同じ方の問い。実はこれ、答えられませんでした。
ずっと刹那的に生きてきたので、あまり先のことを考えていない。でも、自分自身のことはともかく、社長としてビジョンを示すことは重要…と、いまだに考え続けている問いです。


言葉④
「時価総額1000億円企業を目指しましょう!」

ある大きな企業の役員で、僕が書いていた数学ブログの愛読者だという方がいます。僕が創業したときのプレスを見てわざわざ連絡をくださり、今では月イチで僕のメンターのようなことをしてくれています。その方が、毎月真顔でこれを言います。(そして会うたび数字が増えていく!)

もともと僕は、スタートアップというよりはスモールビジネスのつもりで独立しました。
でも、普通に生きてたら出会えないくらい偉い方が、僕のファンだと言い、毎月無償で話を聞いてくれる…という、とってもありがたい状況の中で、既にこの会社は自分だけのものではなくて、いろんな人の期待を背負っているんだなと考えるようになりました。

夢はまだ分からないですが、会社を大きくすることは、目標の1つになりました。


言葉⑤
「少しでも皆が明るくなれる空間をつくりたいと思って働いています」

今年一緒に働いた取引先の方。この方は、いつも人を巻き込んで新しいことを始め、いつも誰かのために働き、何より1人1人の関係に手を抜かない。
たくさんの人の期待を抱え込むと、苦しかったり上手くいかないこともあるはず。でもそれを恐れずに進み続けているからカッコいいし、人が集まって来るのだろうと感じます。

こういう姿を見ていると、僕もこんな風になれるかな…という憧れとともに、つい居心地のいい場所でぬくぬくしようとする自分に気付かされます。

幸せ=信頼できる人と一緒にいること

幸せって何でしょうかね?みんな幸せになりたくて生きているし、働いているじゃないですか。

今年、たくさんの人との関わりの中で、一人ではできなかったことを考え、実現する経験ができました。
逆に、信じていた人から思ってもいないことをされたり、自分が信頼を損ねてしまうようなことをしてしまったりして、傷つくこともありました。

そんな一年を振り返っていたら、僕にとっての幸せとは、信頼できる人に囲まれている状態なんだなあと、唐突に気づきました。億万長者になることよりも、世の中を変えることよりも、きっとこれが大事。

仕事でもプライベートでも、僕に知恵や力を与えてくれる人の近くにいたいし、僕を信じて期待してくれる人のために頑張りたい。だから来年は、こういう信頼の輪を広く、深くしていくことを目標にしようと考えました。

2022年の目標: 信頼の輪を広げる、信頼を深める

やりたいことを、やりたいようにやるのが楽しかった2020年。
人との関わりが増え、たくさんの期待を背負っていることに気付いた2021年。

2022年は、人との信頼関係を深めて、一人ではできないことにたくさん挑戦します。そのために、2022年の自分ルールを2つ決めました。

★誰かと一緒にやる
つい一人でなんでも完結しがちな僕なので、いつでも誰かと一緒に考えて、新しい視点を取り入れます。仕事をした後に「これは自分一人ではできなかったことか?」を振り返って、一緒に考えてくれた方に感謝します。

★毎週1つ、新しいことを学ぶ
僕の強みは、何かの第一人者なことではなくて、新しいことをすぐに理解して、それを実践できることだと思っています。だから、学び続けることが、信頼を広げ深める燃料になるはず。要するに、今年よりもたくさんUdemyをみる、本を読む。

会社を成長させるためと、自分自身の幸せのために。
2022年は、自分を変えてくれた言葉と、それらを与えてくれた方々に感謝しながら、未来への一歩を踏み出したいと考えています。

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