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印刷所名から推し量れる諸々。

厚いのと薄いのとで6冊。

同人誌の奥付には印刷所名を書くのが定石ですが、この名前から色々と推測できることがあります。

一番に分かるのはやっぱり部数。
緑陽社さんや西村謄写堂さんは大部数の大手向け。100部程度しか刷れない人にはとても手が出せない料金です。300部くらい刷ればなんとか…という感じなので、奥付がこちらの印刷所だった場合はそれ以上刷ってるんだな~と思われます。
逆にオンデマンド印刷が主流の印刷所、例えばおたクラブさんやオレンジ工房さんは少部数のピコ手向き。片手数から刷れるので手軽でありがたいですね。ただしオンデマンド印刷なので仕上がりに差が出ます。

人気ジャンルのアンソロジー本は大部数を刷ることが多いので大手の印刷所が多いけれど、ニッチなジャンルだとオンデマンドだったり世知辛い。
頒布の値段にも直接関わってくるので、この御本はお高いな?と思ったら奥付を見て部数を推測してみるのも一興かもしれません。

ちなみに私の推し印刷所は金沢印刷さんです。
遊び紙赤・黒が基本料金なのが地味に嬉しい。あと送料が三ヶ所込みなのと、印刷が早いのと、社長さんが何か色々くれる(笑)
便せん時代からお世話になっております。
こびとさん、いつもありがとうございまーす!

金沢印刷さんが印刷してる雑誌らしいけど、すごい手に馴染む同人誌感よ。

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主婦同人屋のんこ
自分の出した本の在庫をたくさん試し切りしたよ!