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嫉妬と友達にならない方針

タイトルの通り、嫉妬に縁がない人間です。
何か・誰かに対して「羨ましい! キー!」となった経験が、思い出してみても記憶にありません。その点、SNSで過ごしやすい空間が作りやすくて助かっています。

クリエイターの末席にいるもののプロではないので、創作を生業にしている方々に対しては「仕事に出来るなんてすごいなー! おかげで素敵な作品が世界にずんどこ増える!」と尊敬の念で見ています。
昔プロの経験がありましたが色々あって頓挫したため、それを継続している方々の努力と苦労が分かるようになりました。

女性間でよくある美醜問題には全く首を突っ込む気がなく、化粧も出来るだけ避けたいくらい。アパレルを扱ってた時にはメンズ寄りの服装で働いたりして、同僚にも「沢村はこういうスタイルのやつ」と認識されていました。
「女性のキレイやカワイイにかかるコストと熱意、皆本当にすごい!!」という感情で受け止めています。

経済面は「5000兆円欲しい!!!」と常に念じています。
ただ、お金があると周囲に分かるとそれ目当てに寄ってくる人もいるため、そうした気苦労をせずに済んでいる現在の生活が身の丈に合っています。

人間関係も、十分仲良くしていただける方が集まっていて快適です。
もっと沢山の人にちやほやして欲しいと思ったとして、そうしてもらえるだけの何かを周囲に提供し続けるにもパワーが要ります。そして目立つと厄介な人も呼びやすくなるので、そこまでせんでええかな、という感じで落ち着いてしまいました。

なんでしょう、言わば「ひゃー、おめぇスゲエな! オラワクワクしてきたぞ!」といいつつ全く戦わずに終わり、な孫悟空的スタイルで定着した感があります。
「もっと熱くなれよおぉ!!」と私に対して言いたい方もいるのかもですが、無理するとすぐに胃腸炎起こして倒れてしまうので、「頑張れば私でもあのくらい出来るのに!」なんてとても言えない立場です。

性格上もあるとはいえこんな感じでいられるのは、過去に自分がやってきた事に対して(失敗した事も含めて)一定の成果を認めてこれたからだと感じます。
人間関係トラブルでの失敗を生かして、同様の事が起こった時にガードに回る事ができたとか。小規模ながらやってきた創作を楽しんで見ていたくれた人がいた、その事実が積み重なって現在の私が出来ている。その要素が揺らがない以上、嫉妬に繋がらないんじゃないかと。

あとは単純に、誰かにマウント取りにいってる時間があるなら、その分自分の経験になる事やってる方がレベルアップに繋がるしメンタルもヘルシーという考えです。
「他人の事を気にし始めたら暇な証拠」って、西原理恵子先生も言っておられましたし。

もっと文章力は磨きたいと思っていますが、仮に私の好みにドンピシャな内容の小説を上手に書く人が「どうだ! 羨ましいだろう!」と言ってきても「あっそっすね、凄いっすね好みです! 私もそういうの書けるように頑張ります!」で終わってしまう気がします。
作る人が違う以上全く同じものは出来上がらないし、自分自身が納得していればそれで一つの成果になるので、そこで競おうという考えにならない作り手です。

以前、友人から創作についての相談を受けたことがありました。
私の過去の仕事の内容をお話していたため、「沢村さんならこれ分かるかもしれないと思って。どうやったらいいですかね」と伺い立てをしてくれまして、少しアドバイスをさせていただきました。それを元に友人が作品を完成させられたと聞いて、役に立てて良かったと安心しました。
偶然近場にいたのが私だったという話ですが、頼っていただけたことで世の中に作品が出る手伝いができたのが、私にとっても大きくプラスでした。

いつでも、競いたい相手は少しずつ何かを成し遂げてきた過去の自分です。
「昔の私も頑張っていい仕事してたな、これに並ぶか、その上をいくものを何か出したいな」という欲求を携えて、これからも創作を続ける所存です。

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