データ保存と苦難の道

昨日のnoteで、昔よりはデータの整理や保存が上手になってきたって書いたばかりなのですが。

絵を描くためのブラシや素材の精査をして、保存用の外付けＨＤＤに入れ込もうとしたら、容量が足りないって言われました。

あ、あれ――――？？

引っ越しなどで忙しかった分保存が後手に回ってたんですが、こうもあっさり残り容量１５ＧＢを軽く超えてくるとは。ついに満杯になる日が来てしまった……と、パソコンの前で頭を抱えました。
お値打ち価格の商用可能素材を買ったら軽く３０ＧＢ越えたのと、デジカメとスマホの導入で保存したい写真データがガガガッっと増えてしまったのが主な原因です。

保存に使っているのは３２０ＧＢのＨＤＤです。二〇〇九年に購入しており、現在の感覚では容量的に大きいものではありません。
買った時は八千円ほどしましたが、同じ金額を出せば１ＴＢかそれ以上のものが買えるほど、相場も安くなりました。それでもせっかく使えるのだから、とあらゆるファイルを放り込んできた結果がこれです。

このＨＤＤを手に入れる前は、イラスト・ホームページ・音楽（ＭＰ３）・写真データなどを折に触れてＣＤ－Ｒに焼いて保存していました。６５０ＭＢの中に納まるようフォルダを分けたり手間はかかりましたが、パソコンが駄目になってもそこからデータが復帰できたので、欠かせない作業でした。

そこに救世主ＨＤＤが登場したことで、容量を気にせずデータを押し込めるようになり、その油断から「あのデータどこに入れたっけ」を頻発させることになるのですが……すべてはフォルダ・ファイル名のネーミングが下手な私の責任です。
時系列でファイル名をつけることをしていなかったため、データ移動時にファイルに手をいれた時間をプロパティで確認、改めて分類し直す作業をするはめになりました。

ＣＤ－Ｒに保存していた古いデータはそのまま残っており、折りを見て仕分けながらＨＤＤに移していたものの、その作業もまだ途中です。いずれ腹をくくって新しいＨＤＤを購入しなければ、サルベージ作業も進まない状態になってしまいました。
「十年も昔の自作データ、何かに使うことあるの？」と聞かれれば、ほとんどありません。ホームページのクオリティも日進月歩なので、昔のタグ手打ちのサイトを見て苦笑することもあります。

ですが、自ら手掛けたデータは捨ててしまえばもう戻りません。
ネット上にあるどんなデータや作品でも代替できない、私自身が楽しんで努力してきた証を、やれるところまで残しておきたい。

面倒は伴うし自己満足でしかないけれど、色々を思い返せるデータがあるのは、私にとっては嬉しいことです。
そう思いながら、過去絵を集めてトップ画像にしてみました。
（知っているジャンルのある方は沢村と握手！）

また何年か先に、少しでも前に進んでこれたと思えるよう、データを大事にしていきます。
探しやすいデータ分類を作るのは私だ！　地道に頑張ります！

Ctrl＋Shift＋Alt＋E で、表示されたレイヤーを統合した画像を別個に作れるというPhotoshop技、もっと早くに知っておきたかったです！　超便利！

最後まで読んでいただきありがとうございます！
よければ下のハートマーク、押していってください。何か一言出ます＆励みになります。
「スキ」はアカウントなしでも出来ますのでお気軽にどうぞ！