願いの循環だといいな
私が最初に「寄付」をしたのは小学生の頃でした。
スーパーのレジにある募金箱の前で母が立ち止まり、「これをその箱に入れて」と、百円玉か何かの貨幣をくれたので、言われるままにお金を投じました。
これが寄付という行為であり、お金を必要としている人の助けになること。無理にする必要はないけど、ちょっと財布が小銭で重い時とか、お小遣いに余裕がある時に入れればいいんだよと親に教わりました。
大人になってから、様々な寄付先や目的があって用途等を選べる事が分かったので、無理のない範囲でたまに募金するようにしています。
このたびの西日本豪雨に際して、こちらのネット募金を利用しました。Tポイントで1ポイントから寄付できるのが私にとって一番利便性が高かったからです。
期間限定ポイントでも可能なので、Tポイント使うことないな、という方はこちらを利用してみてはいかがでしょうか。他にもiPS細胞の研究支援や、海外の支援活動等にも寄付する事が可能です。
私の出身は静岡県です。生まれた頃からいつか大きな地震が来るぞ来るぞと言われ続け、学校の新学期の始まりには避難訓練がセットの環境で育ちました。実家は木造でとても地震に耐えられないレベルだったので、妹夫婦や姪が暮らすためにと強度のある造りに建て替えられました。
そんな静岡以外の場所で地震や大きな災害が増えており、被害に遭われた方に何か寄り添える事はないかと考えた時、有効な手段だろうと実行したのが寄付です。
いずれ生活を立て直す時に様々なものを購入したり、インフラ再構築に役立ててもらえれば、地域の活性化の一助になるのではと考えています。
静岡もいつかは、大きな災害に見舞われるかもしれません。
今住んでいる北海道にも被災している場所があり、どこにいたって百パーセントの安全はありえないのが現状です。
趣味を介して知り合ったお友達が日本全国にいて、「地震! 揺れた!」という呟きを見るたび、無事でいてと願うしかできません。
百名城巡りで訪れた様々な場所に、人々の生活がありました。おいしいごはんや名物が人を呼び、おみやげが売れて土地に活気が出る、そのサイクルに貢献できればいいなと思っています。
ずっと苦労を強いられる人がいない方が、私は嬉しい。
寄付をすることで、困っている人の負担や悩みが少しでも薄らいだらそれでいい。
そんな風に思う誰かの募金や寄付が必要とする人に届くこと。助けられた人、今後助けられるかもしれない人が後に続いて行動すること。
そうした希望や願いの循環が、社会のシステムの一端として普遍的に根付いていったら幸いです。
母の実家が岡山にあります。被害を受けたエリアではないですが、今度祖母の顔を見に行った時には、旦那とおいしいもの食べまくってお金を落としてくる所存。
清水白桃もおいしいよ! よろしく!!