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うわっ…noteのユーザーさん、優しすぎ…?

タイトルはWeb広告の「うわっ…私の年収、低すぎ…?」の感じでお読みください。

継続して記事を更新していくうちに、以前よりビューが増えてきました。
絶賛されたりバズったりなどはしませんが、定期的にスキもいただけていてありがたいです。
今日までにいただいたビュー数とスキを見比べていて、ふと感じました。

「noteのユーザーさん、スキをしてくれる方の比率が基本的に高いな?」と。

作品や記事を公開し、そこに評価をもらうという仕組みは、SNSやブログサービス等で普遍的にあると言える機能です。
ブログやSNSの作品ページに来てくれた人(来訪者・閲覧者)の数。
公開されたものを褒める意味合いで「拍手」「いいね」「スキ」などをくれた数。
ランキングサービスのある媒体では、そうした数値の大きさでランキングに掲載されることで新たな読者・来訪者の獲得に繋がったりもします。

ツイッターやインスタグラムでは「フォロワー」という数で、どれだけ注目されている人なのかが視覚的に分かります。
フォロワー数が多いほど影響力が大きいとみなされ、フォロワー数を武器に商品のアピールをして収入に繋げる人も出るほど。

私がこれまでに作品を公開してきたイラストSNSにも、閲覧数・いいね・ブックマークという人気の指標がありました。
掲載している小説作品で、一番ビューがあったもののデータがこちら。
(一話完結・主要キャラがだいたい出てきている・年齢制限要素なしのほのぼの系)

二千近いビューがありますが、いいねの割合は多くありません。ハートマークがブックマーク数ですが、それを足してもnoteでのスキ数の比率に及びません。
そこはもちろん、私の筆力が足りないとか、ジャンルの規模とかそういう所もありますんで、いいねくれない読者さんが悪い! みたいな事を言いたいわけでは全くありません! 念のため!

弱点として、このSNS、小説を読み終わった後のページ下部に「いいね」できるボタンがないのです(イラスト・漫画のページにはある)。
いいねをするためにはページ上部にスクロールで戻らねばならず、ユーザビリティって大事だなと痛切に感じました。
面倒だと、評価もしにくいですよね。

(※2019.3.22追記
やっっっっとこのSNSにも小説読後ページにいいね・ブクマボタンがつきました!!!! 長かった……)

行動と反応、ということで思い出した話を一つ。
以前私がアパレル系販売員をしていた時、業務の一環でお客様にダイレクトメール(DM)を送る事がありました。
お店が好きでよく来店して下さるお客様は、皆様スタンプカードを作ってくれます。スタンプを貯め切って使って下さる際に住所氏名を書いていただくので、リピーターになってくれている方に割引やセールのDMをお届けする仕組みでした。

DMを出すタイミングは、基本的にテナントが入っているショッピングモールに準じます。
母体となるモールが季節に応じてセールを打つことがあり、各テナントにセール品を用意するよう連絡がきます。そのタイミングに合わせてテナントもDMを出し、お客様に訴求するのです。

しかし、「DM出した、セール品も用意した。さあ儲かるぞ!」ともならないのが世の常。DMを受け取ったお客様が確実に来店し、絶対に何らかの商品を買って下さるなんて事はありえないからです。

DMの有効率って、5%くらいあればいい方って言われてるんだよ。百通出したとしたら、その中から五人が気にしてきてくれればいい方。ヒット率高いとは言えないよね~」
と、上司が言っていたのを覚えています。DMをもらってお店に行こうという人は一~二割くらいいるんじゃないかと思っていたので、想像していたより割合が低いことにびっくり。

勤めていたテナントでは、DMを持ってきて下さった方にセール品をご提供したり、おまけをつけたりする仕組みでした。セール後にお客様が持ってきてくれたDMを本部に送ってデータにするのですが、上司の言った通り回収率は毎回一割にも満たなかったと記憶しています。
切手代や作業の手間を考えれば、DMがLINE登録やメールクーポンに変わりつつあるのも納得です。
(無論、世界に通用するブランドショップであればもっとDMやクーポンの有効率は高いと思われます!)

お店のファンであるリピーター層相手でも来店率を上げるのは容易ではなく、サービスを手厚くすればお店の負担が増えたり赤字になったりする。
そんな売り場の現状を見た経験から考えた時、特に知名度もない、ツイッターのフォロワー数も多くない私がコンスタントにスキをいただけているのは、noteの動線の作り方が優れているからだと思えたのです。

ハッシュタグを利用し、興味のある内容を探している方の目に記事が届く。
記事をオススメできたり、色々な通知が届くことで自分に注目してくれている人がいると分かり、繋がりが生まれやすい。
褒める文化主体のnoteの強みだなあ、と感じます。

例えるなら「街中でカラオケの十パーセント割引券もらったぞ、ラッキー」みたいな、ちょっとした「良い読後感」を提供できる記事を書ければというのが目標です。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

他にも何か読んでみたいなと思った方は、よければこちらをどうぞ。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
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沢村脩
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