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ネットミーム化した街頭インタビューを年代順にまとめてみた

最近、バキ童チャンネルにハマっている。

チャンネル主である”バキバキ童貞”ことお笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃ氏自身も、街頭インタビュー映像がバズり一躍有名になっており、バキ童チャンネル内でもネットミーム人気投票や過去ミームとなった本人とコラボした動画を配信している。

これらを見てふと思ったのが、「街頭インタビューが初めてネットミームと化したのはいつ頃からなんだ?」という疑問が頭を過った。

という訳で今回はミーム化した街頭インタビューを調べうる限り年代順にまとめてみようと思う。

レギュレーション

一応前提として、今回は「街頭インタビュー」しか取り扱わないのでいくつかのレギュレーションを決めておこうと思う。

  • 実際のニュース番組などで取り上げられ放送されたものに限る

  • 街頭の映像でもインタビューでないものは除く(例: 物売るっていうレベルじゃねぇぞ!)

  • 街頭インタビューでもコラ画像だったり加工されたものは除く(例: おそうざい?おそうざいなら、キンピラがいいかな?)

  • 実際に起きた事件や事故などのインタビューからミーム化されたものは個人的に憚られるので除く(例: そりゃあ世間が許しちゃくれませんよ)

  • 調べても年代が不明確なものは除く

とりあえずこんな感じで。
一応ミーム名の隣に年月日を記載しておくが、放送日なのか取材日なのか不明。ちなみにネットで調べただけなので誤った情報を載せてしまうかもしれない。その際はご指摘頂ければ幸いです。
あとソースもwikipediaとかニコニコ大百科とか一次ソースとは言い難いものなので、敢えて出典元のリンクなども載せないことにする。
早速やっていこう。

2004年

働いたら負けかなと思ってる(2004/09)

wikipediaで記事にもなっているんだな、これ。
当時は今ほど多様性が認められておらず、「勤労を拒否」するという姿勢に世間は衝撃を受けていた。
調べた限りではこちらが一番古い「ミーム化された街頭インタビュー」だった。

2005年

私は特にどこでもいいです(月日不明)

女性専用車両が首都圏で導入された際に行われたインタビューでの一幕。様々な女性が安堵を吐露する中、竹を割ったようなキッパリとした意見を発した女性の登場にネットが盛り上がることになる。
因みにこの方は後にVRアーティストとして活躍する「せきぐちあいみ」さんんとのこと。

今日は休みじゃ グフフ(月日不明)

どれだけ調べても明確な情報が得られなかったんだが、断片的な情報から類推するに2005年、冬至を迎えた鹿児島県の気候が記録的な大雪となってしまい、その際に地元のお爺さんにインタビューした時の画像らしい。

2006年

ぐっとくる氏(2006/08/22)

画像からも分かるように水樹奈々のファンだそうで、石橋貴明も食わず嫌い王決定戦の時に真似していたとか。

2007年

私ぶっちゃけ今日ノリで来たんで(2007/04/18)

やる夫のAAと重ねてネットでいじられてしまっていたが、

思いがけないシンデレラストーリーを歩むことになり、今では上記引用の通りキャバクラ運営会社の人事になっているらしい。

おかしくなっちゃいそう! 心臓が破裂しそう!(2007/04/27)

韓国のキムタクファン。
確かに大好きな芸能人を間近で見れるとなったら舞いあがっちゃうよな。

童貞も守れない男に何も守れないんですよ(月日不明)

テレ東で放映されていた「給与明細」という番組の一幕。
こちらの男性「そまゆき」さんも現在ではホストとして大成されているらしい。

2008年

ないんだな、それが(2008/05/01)

ぐんぴぃ氏の相方、栃木出身の土岡氏によるとこういった容姿の「ザ・ヤンキー」みたいな人は栃木に少なからずいたようである。

乗るしかない、このビッグウェーブに(2008/07/11)

iPhoneといえばこの人。
そう、BUTCHさんだ。
現在でもタレントとして活動されているとのこと。

2012年

国鉄ムンムンニキ(2012/03)

この表情の緩急、いいよね。

ドヤ中ニキ(2012/05/31)

この表情の緩急もいいよね。

因みに国鉄ムンムンニキもドヤ中ニキもバキ童チャンネルにてコラボしている。


2014年

恋人といる時の雪って特別な気分に浸れて僕は好きです(2014/02/08)

このカップルが今でも仲睦まじく暮らしている事を願う。

俺の集合時間だけ5時だったんですよ(2014/03/30)

この人に幸が在らん事を願っている。

2016年

自己防衛おじさん(2016/12)

自己防衛おじさんこと占い師の鉄平。
強キャラ感満載なのに「占い師」っていう後衛ジョブ感のギャップがいいよね。

2017年

幸せならOKです(2017/05/16)

この人も幸せになっていてくれ。

2019年

バキバキ童貞です(2019/04)

この記事を書くことになった発端であり元凶。
ネットで有名になった色んな人と精力的にコラボしてすげぇなと思う。

まとめ

調べりゃまだまだ出てくるんだが、一旦この辺にしときたい。
超メジャー級は大体出揃ったと思うし。

とりあえず私調べで「ネットミーム化した街頭インタビュー」の元祖は2004年9月の「働いたら負けかなと思ってる」に決定した。
ひょっとしたらこれ以前のもあるかもしれないが。

まぁ時期としてもネット黎明期から少し過ぎたぐらいで、この当時でもミームが誕生するのは2chやふたば等の匿名掲示板という極々狭い空間しかなかった筈だ。

この辺の時代から「電車男」がメディア展開したりYouTubeやニコニコ動画がサービス開始したりなど「インターネット」自体がどんどん市民権を獲得していく運びになるので、もしかしたら匿名掲示板内に「ネットミームにはならなかった街頭インタビュー」も多く埋もれているのかもしれない。
それはそれで「ネットのおもちゃ」に成らずに済んだから良かった気はするな。

まぁ肖像権だったり気にしなければならない側面も持っているが、それで人生が好転する方もおられるという。「ネットのおもちゃ」といえど一概に悪いものとして扱うのも難しい所だ。正直めちゃくちゃ面白いし。

気が向いたらまた違うシリーズで年代順にまとめてみようと思いますわ。

おわり。


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