ビデオゲームは色んな事を教えてくれる
#ゲームで学んだこと というタグを見つけた。幼少期からゲームが大好きで大好きで仕方がないボーイだったので、学んだことなんて沢山あり過ぎる。折角なのでちょっと並べていこうか。
方向感覚
だいぶ前にも書いたんだが、私は地図を読むのがめちゃくちゃ得意である。知らない場所へ行っても、地図さえあれば一度も道を間違えることなくスムーズに目的地へ辿り着けることが出来る。
まぁなんでかっていうと、多分ロープレが大好きだからなんだよな。ドラクエやFFなどの俯瞰視点型で方角、メガテンやウィズなどの主観視点型で方向の感覚を身に付けたのだと自分で思っている。基本的になんとなく「今自分がどの方角を向いているか」ってのが意識出来てるし、一度通った道とかは頭の中でぼんやりとマッピングされていく。だからもし旅行に行く際は是非私を読んで欲しい。必ず力になれる自信があるので。
識字力・語彙
ストーリー性のあるゲームなんかは割と難しい漢字がテキストに出てきたりするが、気になることはすぐ調べたくなる性分も相まってか小学生の頃から習ってなくても読める漢字が多かった。読書を全くしない子供ではあったが、代わりにゲームのテキストとインターネットのテキストは狂うほど読んできたので、その経験が私の言語能力を向上させたのだと思う。
音楽
中学生になるまでCDを買った事がなかったし、その時流行ってる曲やアーティストなんかも全く興味がなかったんだが、唯一ゲーム音楽だけは小学生低学年の頃から好きだった。「音楽を聴いてテンションを上げる」みたいな感覚は確実にビデオゲームのおかげで培われたのだと思う。その切っ掛けとなった作品は間違いなく聖剣伝説2だ。「危機」や「未知への飛行」などを聴いて、「何この曲かっけぇ!」と感動したのを今でも覚えている。
頭を使う事
ロープレとかで「まず後衛にデバフをかけさせて、素早さ足らない前衛に弱体化させたあと殴らせよう」とか「多分次のターンで全体攻撃くるから、全員HPに余裕はあるけど念の為全体回復使っとくか」みたいなこと考えるのって楽しいよね。こういう所で脳みそが鍛えられていったのかもしれない。あと単純に謎解きとかも好きだ。私がゼルダ大好きマンたる所以はそこにある。
ハッピーエンドじゃなくても物語は成立するということ
中学生の時「ラジアータストーリーズ」のエンディングに衝撃を受けた。それまでは「やっぱラストはハッピーである方が良いよな」というピースフルな考えを持っていたんだが、どちらの選択をしても煮え切らない結末を迎えてしまうこの作品によって私の考えは一変してしまった。所謂「バッドエンド」というものは受け手側の後味を悪くさせるだけだと思っていたけど、こういうアプローチであれば物凄く物語に深みが出るんだなぁと強く感じた。
変にネタバレするのもアレなので詳しく書けないが、気になる人は是非遊んでみてください。マジで思春期という多感な時期に出会えて良かった作品ですわ。
まぁ、ざっと書いたがこんな感じかな。思い出せばまだまだ出てくるんだろうけど一旦この辺にしとこう。
ふと思ったが、もし自分がゲームをしない人間だったらどういう人格形成がされてたんだろうか。ちょっと怖くて想像出来ないな。それぐらい私はビデオゲームというものに色々学ばせてもらってきたし、そして心を支えてもらってきたんだろうな。
これからもずっとゲームをして人生を楽しんでいきたいぜ。
おわり。
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