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上野公園史跡巡り|清水観音堂、上野東照宮、五重塔

上野公園史跡巡り。前回の記事で、西郷隆盛像と彰義隊戦死之碑まで紹介した。

今回はその続きで、ほかに巡った史跡のレポート。

レポートとっても写真メインで紹介するだけで、大したものではないですが。

ここで紹介する史跡は以下の通り。

・清水観音堂
・上野大仏
・小松宮彰仁親王像
・上野東照宮
・五重塔

清水観音堂

彰義隊戦死之碑を背にして歩くと、木立に囲まれた赤いお堂が見えてくる。

京都の清水寺を模した清水観音堂。

清水寺と同じく舞台造りになっていて、床下を高くした構造が特徴。

こちらは、不忍池に面した動物園通りからみた清水観音堂の正面。木の看板には「月の松」とある。満月のように幹が輪を描いて赤い本堂をくり抜く。どうすればこんな不思議な幹に育つのか疑問だが、闇夜にライトアップでもすればこのふたつの競演はさぞ幻想に満ちて風雅な趣を与えるに違いない。

上野大仏

次に訪れたのは、「上野大仏」。

仏塔(パコダ)
焼け落ちた大仏のご尊顔

度重なる震災、戦時の金属供出などで、現在はこのご尊顔が残る上野大仏。「もうこれ以上落ちることはない」ということで、合格祈願に御利益のある仏様として鎮座する。

小松宮彰仁像

伏見宮邦家親王の第8皇子小松宮彰仁親王の騎馬像。

小松宮彰仁親王の銅像
親王の銅像近くに生えたという木は新品種となり、「コマツオトメ」と名付けられた

上野東照宮と五重塔

上野東照宮金ぴかの拝殿
東照宮参道から見える五重塔
珍しい銅の灯籠

おまけ「新鶯亭」

最後に、大正時代創業の歴史ある「新鶯亭」で骨休み。

注文した「こしあん入りかき氷」(商品名忘れた)

入っている小豆はこしあんだったと思う。氷はわたゆきみたいにふわふわして、口に入れるとさらさらと溶けてクールに広がる。こしあんに溶けて広がる甘さも絶品。

史跡巡りはこのかき氷を食べて閉めにしました。

まとめ

上野公園といえば上野動物園や東京国立博物館、国立西洋美術館などの文化施設が有名だけど、江戸時代から明治にかけての歴史的な建築物や銅像が豊富にあり、これらをちゃんと巡ろうとすればまる1日かかるだろう、いやそれでも足りないかもしれない。それくらい上野公園の史跡は充実している。歴史と文化の宝庫といっていい。

定番なようで意外とその機会がなかった上野公園の史跡巡り。まだすべてを巡りきったわけじゃないので、次回の訪問ではぜひ完全制覇を成し遂げてみたいものである。

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