著作権保護をするメリットとデメリット【57記事目】
こんにちはしょーびです🐼
今日は著作権保護をするメリットとデメリットについて話していこうと思います。
著作権を保護するメリット3つ
著作権を保護するメリットは以下の通りです。
著作者の収入を安定化できる
1つ目は著作者の収入を安定化させることができることです。
著作物を売ったり展示したりしてお金を儲けることもここに含まれます。
著作権は概念化されています。近代においては著作権をお金でやり取りすることも可能になりました。
さらに、権利を分割することも可能です。
例えば、用途を限定して使用を許可したり、販売先を限定して売る許可を与えたりなどです。
前者は、商用利用をしないことを条件に配布しているフリーのソフトや写真がそれにあたります。
著作権を認めることは著作者の収入安定に繋がります。
創作に専念できるようになる
著作者が著作物を通じて収入を得られるようになれば、創作活動を仕事にすることが出来ます。
そうすれば、生活の心配をせずに創作活動に専念できます。
さらに、創作活動は儲かるんだと若い人たちが思えば、新しいクリエイターも生まれます。
盗作される心配が減る
創作活動において最も恐ろしいのは盗作をされることです。
権利保護の意識が薄かった頃、アルセーヌ・ルパンで有名なモーリス・ルブランと、シャーロック・ホームズで有名なコナン・ドイルが、互いのキャラクターを無断使用しあっていた事はあまりにも有名です。
彼らの行いを盗作であると断罪する気はさらさらありませんが、互いのキャラクターを無断使用していた事実は変わりません。
著作権の保護をすればこのような事態は少なくなります。
現代で「炭治郎VSルフィ」なんて作品を出したら確実に怒られるでしょう笑
著作権を保護すれば、盗作や不本意なパロディは防げます。
著作権を保護するデメリット2つ
著作権を保護することにはデメリットも存在します。
創作のサイクルが鈍化する
1つは創作のサイクルが鈍化することです。
創作のサイクルとは、創作活動がされてその作品を見た人がインスピレーションを受けて新たな作品を作って、またその作品が見られて…というサイクルです。
インスピレーションを受けて新たな作品が生まれるのは、ある種の"パクリ"が発生して然るべきです。
それが規制されてしまっては、新たな作品が生まれるのが鈍化してしまいます。
新たな作品を生み出すためには、ある程度のパクリは容認されるべきです。
創作者が搾取される危険性がある
個人的に、著作権の過剰な保護は、創作者の搾取につながると考えています。
現在、創作者が作った著作物には著作権が発生しているのは言わずもがなです。
しかし、それを管理しているのは、企業や団体などです。
価値の高い著作物になればなるほど個人での管理は難しくなります。
もちろん、それは創作者のためになっているとも言えますが、そういった管理をする企業なり団体なりは中間搾取をしているとも言えます。
これは著作権保護が拡大する過程で、著作権そのものが肥大化してしまい、個人では管理しきれなくなり起こりうる現象かと思います。
現に、作品は世に知られているのに、専業では食べられない作家は増えて着るように思います。
著作権保護を過剰にしてしまうことは、創作者が搾取される危険性があると思います。
まとめ
著作権を保護するメリット3つ
著作者の収入を安定化できる
創作に専念できるようになる
盗作される心配が減る
著作権を保護するデメリット2つ
創作のサイクルが鈍化する
創作者が搾取される危険性がある
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