手紙屋〜僕の就職活動を変えた10通の手紙〜を読んで
Xのフォロワーの皆さんもふらっと立ち寄ってくださった方も
こんにちは、こんばんは、おはようございます
しょーと申します
今回は
「手紙屋〜僕の就職活動を変えた10通の手紙〜」を読んで
と題しまして先述した僕のnoteの読書ノートにまとめた記念すべき1冊目の作品になります
自分なりにこのエピソードや言葉は刺さったな…というのをまとめているので是非とも読んでくれたら嬉しいです🙆♂️
それでは早速行きましょう
【あらすじ】
『手紙屋〜僕の就職活動を変えた10通の手紙〜』は、主人公が手紙を通じて自己を見つめ直し、働く意味や人生の方向性を見出す物語です。
ストーリーとしては大学生の主人公の陽介が、
就職活動に悩む中で「手紙屋」と呼ばれる不思議な存在と出会う物語です。
手紙屋は「あなたの人生を変える10通の手紙を送ります」と広告を出し、相談者と文通を通じて彼らの問題を解決に導きます。
陽介は手紙屋に連絡を取り、自分の将来や就職活動に対する不安や葛藤を手紙で打ち明けます。
手紙屋からの返信は、温かい言葉と具体的なアドバイスが詰まった内容で、陽介の心を揺さぶります。
手紙を交わしていくうちに、
陽介は「何のために働くのか」「自分が本当にやりたいことは何か」
と向き合い、次第に自己を見つめ直すようになります。
そして、最終的に陽介は自分の進むべき道を見出し、内定を得るとともに成長を遂げます。
本作は、手紙という静かなやり取りを通じて、人生における「働く意味」や「夢の実現」を問いかける感動的なストーリーです。
この本は特に就職活動中の大学生や、社会人としてのキャリアに悩む若者に響く内容と感じました。
働くことに対する意識や価値観の変化を求める人、また、自分自身を見つめ直したいと考えている人にとっても深く共感できる作品だと思います。
さらに、手紙というシンプルかつ心に響く形式を通じて語られるため、自己啓発本や心温まる物語を好む読者にも広く受け入れられます。
本書を読み進める中で、僕は多くの言葉に心を動かされました。
その中でも特に印象に残った言葉と、それに関連する僕自身の感想や気づきをここで整理しつつ、この本が与えてくれた教訓を振り返りたいと思います。
行動の先にある可能性
・あなたの能力は今日のあなたの行動によって開花されるのを待っています
この言葉は、僕自身にとって強烈なメッセージとして響きました。何事もやってみなければわからない。
昨日までやったことがないからといって、それを理由に挑戦を避けるのは、自分の可能性を閉じる行為であると痛感しました。
物語の中で、主人公・陽介も手紙屋の言葉を受け、自分にできることの可能性を少しずつ広げていきます。
彼が抱えていた「自分には何もない」という漠然とした不安は、手紙屋の導きによって行動する勇気へと変わっていきます。
私自身も、過去に挑戦を避けた経験を思い出しました。
「どうせできない」と決めつけていたことをもう一度やってみようという気持ちが、読後に湧いてきました。
行動しないことを選ぶのは簡単ですが、その先に待つものは停滞だけです。
一方で、行動の結果がどうであれ、その過程で学びや発見がある。
手紙屋が陽介に伝えたように、「行動あるのみ」の姿勢を日々実践することが、未来の可能性を広げる鍵だと確信しました。
人と繋がることの重要性
・あなたが米や野菜、服を作らなくても生活に必要なものに囲まれているのは、それを供給してくれている人がいるから
この言葉は、日々の生活における当たり前を見直すきっかけとなりました。
他者の働きによって成り立つ自分の生活を振り返ると、感謝の念が自然と湧いてきます。
また、これを踏まえると、周囲の人々と良い関係を築くことの重要性が改めて理解できます。
物語でも、陽介は手紙屋を通じて「人との繋がり」の価値を学びます。
就職活動を通して面接官や友人との関係に変化が生まれ、それが彼自身の成長に繋がる場面はとても印象的でした。
この本は、「一見無関係に見える人々との関わりが、巡り巡って自分に影響を及ぼす」という真理を教えてくれます。
僕自身、この言葉を意識することで、日々の人間関係を丁寧に築くことの大切さを感じました。
例えば、職場での些細なやり取りや、街中での何気ない挨拶もまた、自分と他者を繋ぐ重要な一歩となるのです。
ポジティブなラベリングの力
・相手がどんな人かを判断してから称号を与えるのではなく、その人にこうなってほしいという称号を初めに与えてしまう
この言葉には、新たな人間関係の築き方を学びました。相手に期待を込めた称号を付けることによって、自然とその人の良い面が引き出される。
手紙屋がこの考え方を教えたときのやり取りを読むと、人の成長を促す方法の一つとして非常に実践的だと感じました。
僕はこれまで、相手の行動や実績を見てから評価をすることが多かったのですが、
この言葉に触れてからは「最初に肯定的な期待を持つ」ということを意識するようになりました。
例えば、職場の同僚や後輩に「頼りになる人」と期待を込めて接すると、相手もその期待に応えようと頑張る様子が見られ、関係性が良い方向へ変化することを実感しました。
見返りを求めない働き方
・多くの人は給料を自分への対価だと思っているが、それを基準にすると自分も手を抜いた方が楽と考えてしまう
この言葉は、働く姿勢について深く考えさせられました。僕自身も、給与や待遇に不満を持つとモチベーションが下がることがありましたが、手紙屋の言葉を受け、結果ではなく過程を重視する大切さに気づきました。
手紙屋が伝える「成功する人の特徴」として挙げられるのは、
「見返りを求めず、その時々に自分のベストを尽くす人」です。
陽介もまた、この教えを実践することで、ただの就職活動ではなく「将来を見据えた自己投資」の意識を持つようになりました。
僕自身も、自分の「今」をより丁寧に生きることの重要性を再確認しました。
向いているかどうかはやってみないと分からない
・まだやったことないことに対して、自分に向いているものが見つかるはずもない
この言葉に触れたとき、僕は自分の就職活動や過去の挑戦を振り返りました。確かに、やったこともないのに「向いていない」と判断して避けるのは、可能性を狭める行為そのものです。
陽介が手紙屋のアドバイスを受けて新しい挑戦をしていく姿は、自分自身を見つめ直す良いきっかけとなりました。失敗を恐れず、「とりあえずやってみる」精神を持つことが、就職活動だけでなく人生のあらゆる場面で重要だと改めて感じました。
壁を乗り越えるだけではなく、目的を考える
・目の前の壁をどう乗り越えるかだけでなく、その先の目的を考えることが重要
夢を叶えるために必要な努力をするのはもちろんですが、そこに留まらず「その先」を見据えることが求められます。
手紙屋が教えるこの考え方は、目標達成後の成長も視野に入れたものです。
例えば、保育士を目指す人が「資格取得がゴールではなく、素晴らしい保育士になることがゴール」と気づく場面は、自分の夢の本質を考え直す良いヒントとなりました。
この言葉を胸に、僕自身も目の前の目標に全力を注ぐだけでなく、その先の「なりたい自分像」を具体的に描くようになりました。
目の前のことに全力を注ぐ
・人間必ず死ぬ。この事実を受け止め、目の前にあるものに全力を注ぐべきだ
手紙屋が陽介に伝えるこのメッセージは、人生をどう生きるべきかを深く問いかけるものでした。具体的な目標がなくても、目の前の課題に真剣に取り組むことで、結果的に大きな成長や成功に繋がるという教えは非常に励まされるものでした。
僕も、普段から「どうせ意味がない」と仕事やプライベートのことで投げやりになることがありましたが、
この言葉を受けてからは「今」を大切にすることを意識しています。
小さな努力の積み重ねが未来を創る。これを忘れずに生きていきたいと思いました。
行動することの意味
・本を読んで実際に行動を始める。行動の結果がどうなるか分からないが、行動そのものに意味がある
この言葉は、単なるインプットに留まらず、アウトプットへとつなげる重要性を説いています。どれだけ素晴らしい知識や考えに触れても、それを自分の生活や行動に反映しなければ、何の意味もないと気づかされました。
陽介は手紙屋からの言葉を受け、少しずつ行動を変え始めます。
彼は最初、自分がどうしたいのかすら分からず迷走していましたが、
まずは小さな一歩を踏み出すことで、自信と新しい気づきを得ていきます。このプロセスに、私も深く共感しました。
特に印象的だったのは、「転がる石に苔はつかない」という言葉です。
行動し続けることで、自分を停滞させずに新しい世界を切り開けるという教えは、日常の中でも実感できるものです。
例えば、何かを始めるのに「完璧なタイミング」を待つ必要はありません。まずは動き出すこと。それが、自分を成長させる鍵なのだと確信しました。
成功する人と失敗する人の違い
・失敗した人は才能を理由に挙げる。成功した人は情熱を理由に挙げる
この言葉は、僕にとって最も深く刺さったものでした。なんならこれからの人生の座右の銘にしようと誓いを立てたまであります。
何をやっても中途半端だった過去の自分を振り返ると、失敗した理由を「才能がないから」と言い訳していたことが思い出されます。
一方で、本当に成功を収める人々は、自分の情熱を行動に移し続けた結果として成果を得ているのだと気づきました。
陽介もまた、手紙屋からのこの言葉を受け取り、自分が「何をやりたいのか」を真剣に考え始めます。
才能や結果を追い求めるのではなく、自分が情熱を持てることに時間を注ぐ。
その姿勢こそが未来を切り開く力になるのです。
僕自身、この言葉をきっかけに
「自分がどうしてもやりたいこと」に向き合う時間を作りました。
それは、自分の文章で誰かを感動させたり、元気を与えたりする発信をしていきたいという気持ちです。これまで漠然としていた願いが、この本を読んで初めて具体的な形を持ち始めました。
人生における「手紙屋」の役割
本書を通じて、僕が最も感銘を受けたのは「手紙屋」という存在そのものの意味です。
手紙屋は陽介に対し、直接的な指示や答えを与えるのではなく、問いかけやヒントを通じて、
自分自身の答えを見つける手助けをします。
これは、私たちが人生の中で出会う「導き手」や「メンター」の役割そのものだと感じました。
私たちは、ときに自分一人では前に進む道を見つけられないことがあります。
しかし、誰かが問いを投げかけてくれることで、初めて自分の内面と向き合い、新たな一歩を踏み出せるのです。
この本を読むことで、僕自身も「手紙屋」のような存在を求めるだけでなく、
自分が誰かにとっての「手紙屋」となれるような行動をしたいと思うようになりました。
この本から得た学びの実践
『手紙屋』で最も心に残った教えを実践に移すとすれば、それは「ポジティブなラベリング」と「行動すること」だと思います。
まず、人との関わりにおいて、相手の可能性を信じてポジティブなラベルを貼ることは、良い人間関係を築くうえで大きな力を発揮します。
僕自身も、友人や同僚に対して積極的に称号を与えることで、その関係性をより深めていきたいと感じました。
また、行動することの重要性については、まずは小さなことから始めるつもりです。
読書で得た知識をアウトプットし、それを具体的な行動に移す。
その結果がどうであれ、「動き続ける自分」を作ることが、僕の未来を明るいものにしてくれると信じています。
おわりに
『手紙屋〜僕の就職活動を変えた10通の手紙〜』は、単なる物語ではなく、僕たち一人ひとりの生き方に問いを投げかける作品です。
特に、「何をやりたいのか分からない」「自分に向いている仕事が見つからない」と悩む人にとって、この本は強い指針を与えてくれるでしょう。
私がこの本を読んで得た最大の学びは、才能ではなく情熱を行動に移すこと、そして「今」を全力で生きることの重要性です。
手紙屋が陽介に教えたように、僕たちもまた、人生の中で迷い悩むとき、自分自身の「手紙屋」を見つけることができるかもしれません。
そしていつか、誰かの「手紙屋」となれる自分を目指して、今日から一歩を踏み出していきたいと思います。
いかがでしたしょうか
僕が感銘を受けた部分なのでそんなに刺さらなかったという人もいるかもしれません。
しかし、なんのために働くのか、働くことの本質とは
成功する人とはどういう人なのかという様々な目線でストーリー仕立てで楽しく読むことが出来ます
他にも手紙屋とは一体誰なのか
主人公がどういう会社を選び、その後どういう道のりを歩むのか
・今、なんのために働いてるか分からない
・これからどういう就職先を選択していいか分からない
・成功するために背中を押して欲しい
そんな方におすすめの1冊です
この記事を読んで少しでもこの本が気になったり
タメになるなと思ってくれたら嬉しいです
これを読んでる皆さんが成功することを祈りながらこの記事を終わりにしようと思います
それでは皆さん
𓂃 𓈒𓏸 𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸