時間結晶【詩】
幻視宇宙
夜空に漂う時の破片
煌めいて集まり
花開いた百万年後
命だったものの結晶
天空に跳ね上がって
青白い炎の煌めき
百万光年の
時の厚み
距離の厚み
既に其処にはない残骸が放つ
過去から来た光を集めて
青白い光の結晶体
虚空を漂う時間の欠片
命であったもの
愛であったもの
すべての欠片
無色透明から青帯びて
青白い光の結晶体となり
過去から来た光の結晶は
照らす
命を
愛を
ただあいまいに
ただしずかに
そんな幻視の世界
時間結晶
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