SHOWKO/ショウコ

陶芸家/文筆家/life coach 日本、海外でも展覧会多数。 セブンルール他、メ…

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陶芸家/文筆家/life coach 日本、海外でも展覧会多数。 セブンルール他、メディア出演。 著書「感性のある人が習慣にしていること」13版 50,000部 「私らしい言葉で話す」 いつの日も新しい概念作ってく、変態でありたい。

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井戸を掘ることになった話

「人生は、想定外なことでできている」 唐突だが、 明後日、2023年12月6日、井戸を掘ることになった。 結婚、出産などのイベントが、 自分の人生に起こることは、まだ想定できた。 だけれど、築100年の物件に出会って、 そこにまさか井戸を掘ることになるとは半年前でも考えていなかった。 「なぜ掘るの」と聞かれても、一言では答えられない。 一つ目的を言うなら ご縁のあった「場」や「家」に感謝し、 そしてこの場でご縁があった人、 これからご縁がある人をつなげたい、という気持ちか

    • 久高島の光に照らし出されたもの

      その島に初めてきたのは、もう16年も前のこと。 友人と沖縄旅行に来ていて、ふと「久高島行ってみない?」と 思いつきで訪れた島だった。 降り立つと、急に時間の速度が変わった。 「一瞬で永遠」みたいなカラッとした太陽の光に誘われたのは 気持ちのいい浜辺。そこでしばらく友人と二人で海を眺める。 その後、村の真ん中くらいまで歩いていくと ちょうどお祭りをしていた。 白装束のおばあたちが、白い小屋の前で座っている。 途中で、歌がはじまりみんなでカチャーシーを踊る。 私たちもそこに交じ

      • 観光とは、国の「光を観る」こと

        ー観光とは、国の「光を観る」ことであるー これは、昔お世話になった方から教わった。 調べてみると、中国の古典の『易経(周易)』に 「六四 観国之光 利用賓于王(国の光を観る もって王に賓たるに利し[よろし])という文があるらしく、それが語源ではないかという説がある。 なんと含蓄のある言葉だと、胸に迫るものがあった。 ではこの「光」とは何を指すのだろう。 京都の今日この頃 私は「観光地」といえば思い出していただけるような観光都市、 京都に生まれ育った。 街自体に歴史

        • SIONE 5 Senses と スキンケアプロダクトLHOOQのこと

          SIONEでは7月、これからの未来にとても大切なイベント続きだった。 やっと落ち着いたところで、一つ一つご紹介していきたい。 SIONE 5 Sencesについて SIONE銀閣寺本店はこれまで、自社ブランドの「SIONE」や私のアートワークを中心に展示販売してきたが、 これから「SIONE 5 Sences」というシリーズで、 「五感を開くプロダクト」をお取り扱い&開発していくことになった。 スタートは、こちらのスキンケアプロダクト「LHOOQ」 「ジェンダーレス、エ

        井戸を掘ることになった話

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        • SHOWKOの投稿
          19本
        • SHOWKOの拡張家族
          3本
        • 「感性のある人が習慣にしていること」出版秘話
          4本

        記事

          「感性の学校」感性価値が経済価値を生む

          先日アップした記事、「感性の学校」はじめたきっかけとは の続きを書く。 前の記事では、「工芸」×「文化」×「コーチング」を組み合わせた「感性の学校」を始めた経緯を書いた。 では、この中でどんなことを提供しているのか。 関わった人がどんな時間を送ることができて、どんなメリットがあるのか。 ということをこの記事で書いていきたいと思う。 コーチングってなに? 前回の記事で、コーチングは占いでも先生でもない。 Co-Creation、だ。と伝えた。 つまり相手との「共同作業であ

          「感性の学校」感性価値が経済価値を生む

          「感性の学校」はじめたきっかけとは

          ものづくりの人のマインドとはなにか? 今年3月から長年温めていた「工芸」×「文化」×「コーチング」の学校 「感性の学校」を始めることとなった。 「感性」って一体なんだ?ということは、前著「感性のある人が習慣にしていること」を執筆する以前からずっと考えていたこと。 私のまわりには「ものづくり」を生業にしている人が多い。 職種も、陶芸や木工や彫金などの工芸にはじまり、鍼灸や酒造り作家、アートプロデュース、デザイン、建築などなど。おそらく一般職の方から見ると大きく「ものづくり関

          「感性の学校」はじめたきっかけとは

          「私らしい言葉で話す」はこんな本

          とうとう、明日 5/2(火)に 二作目の著書『私らしい言葉で話す ー自分の軸に自信を持つためにー』が 全国書店にて発売となる。 このnoteでは、この本の概要や、どんな人に読んでほしいかということを まとめました。 どんな本?と気になられた方は、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 「私らしい言葉」って何? まず、この本の題名「私らしい言葉」とは何だろうか。 そして、それを持つ人とは、どんな人を思い浮かべるだろう。 たとえば、 「SNSで発信する言葉に力がありつい最後まで

          「私らしい言葉で話す」はこんな本

          著書「私らしい言葉で話す」執筆秘話

          本日2023年4月11日、著書第二段の「私らしい言葉で話す」(5/2発売)がAmazonにて予約開始された。 2022年1月に、前著「感性のある人が習慣にしていること」は 瞬く間に、10刷40,000部にいたることになった。 私がコロナ過に奮闘した文字との戦いが、 このような形で、様々な人の自己への探求や発見に繋がることが、 嬉しく有り難い一年だった。 お手に取っていただいた方々、本当にありがとうございます!! そして、この二作目。今回もドラマチックな一年だった。 すこしn

          著書「私らしい言葉で話す」執筆秘話

          キリロムで体験した豊かさとは

          夜の間、ずっと小さく鳴き続けていた虫たちに 明け暮れのころ、 鳥たちのささやかな歌声がまざり、 一瞬落ち着いたかとおもうと、 小さく遠くむこうの木々から始まった蝉の合唱が、 一気にフォルテッシモに。 シャワーのように周囲一面に浴びせる。 そこから蝉が徐々に静かになると、 空が白み始め 一匹の鳥が、こちらを向いて美しい声で話しかける。 これは、私たちが四時から真っ暗な森の中で瞑想した時の 音の記録だ。 森の入り口、光は1mで届かなくなる。 拒絶するような闇。 そこに、友

          キリロムで体験した豊かさとは

          「自分のことばを持つということ」

          写真の器に描かれている花は、私がよくモチーフにしている「繁栄の花」。 繁栄は衰退の始まりで、衰退も繁栄の始まり、という「良いことも悪いことも内包した時間そのもの」を表すために、15年ほど前から描いている花だ。 ■ 生きていると、愛や誕生、喜びや楽しみのような感情や事象と同時に、 病気や死、そして、恐れや悲しみや嫉妬などのネガティブな感情を感じる日も少なくはない。 私はそういうものを心の中で感じたとき、 精一杯にその感情を味わえるように心がけてきた。 その体験は、とても大

          「自分のことばを持つということ」

          「感性本 書評レビューまとめ 」

          ✳︎書評やコメントをいただくごとに、こちらに追加してシェアしています。 クロスメディア・パブリッシングより出版した、「感性のある人が習慣にしていること」。 おかげさまで引き続き、売れ行き好調で、 先日は、恵比寿アトレの有隣堂さんで、今週の総合ベスト1をいただきました。 amazonでも、カテゴリ《住まい・インテリアのエッセー随筆》部門で1位、 《ビジネス商業デザイン》部門で2位をいただいています。 こんなにもたくさんの方に手にとって頂けていること、 とてもとても嬉しいです。

          「感性本 書評レビューまとめ 」

          「【自分の100年史を書いてみる】習慣を掘り下げてみた。

          1/21 に発売した著書「感性のある人が習慣にしていること」ですが 有り難いことに、発売10日で重版が決まりました。 そして、なんと韓国での翻訳、出版も決まりました!!! みなさまのお陰と、心から感謝しております。 ありがとうございます。 ここ最近、amazonランキングでも3つのカテゴリで、 だいたい7位以内に入っています! もっともっと、人に届きますように!! ーーー さて、前の投稿では、出版秘話を書いたのだけど 今回は、一つの項目を取り上げて、その裏側のものがたり

          「【自分の100年史を書いてみる】習慣を掘り下げてみた。

          「出版秘話!【感性のある人が習慣にしていること】」

          そう、前の投稿でも書いたように、 先日、人生初めての書籍を出した。 「書籍を出す」ことは、結構昔からの目標でもあったが、 チャンスは不意に、訪れた。 今回私が執筆した本は 「感性のある人が習慣にしていること」だった。 (1/21 発売!絶賛、全国の書店、amazonにて販売中。) 2021年ほぼ1年間取り組み、書き上げたこの本。 270ページには収まりきらないこの本への思いや 出版秘話を、noteでまとめてみようと思う。 言葉との出会い 文章を書き始めたのは、14

          「出版秘話!【感性のある人が習慣にしていること】」

          「初書籍出版! 【感性のある人が習慣にしていること】」

          2022年、明けましておめでとうございます。 本年も、記憶に残る作品作りと、良い記事がかけるよう精進してまいります。 さて、今年一発目ニュースとして、 去年怒涛の如く執筆していた本がとうとう出版されることになりました。(パチパチ!!) この本は、去年の頭に執筆することが決まり、 去年一年かけて、取り組ませていただいてました。 「感性」という捉え所のないものを定義し、 養っていくための、毎日の習慣を書いた本です。 単なる習慣の本にはしたくなくて、 だけど、感性は高価なも

          「初書籍出版! 【感性のある人が習慣にしていること】」

          「ラーメン二郎に行くと、そこは茶室だった」

          最初にいうが、私はラーメンがそんなに好きではない。 食べても年に1回か2回くらい。 年に1度も食べないこともあるくらいだ。 だから、これは、ラーメン通の人が書くブログではない。 しかし今回私は、人生で初めてラーメン二郎に行き、そこに茶道の精神を感じてしまった。 ただ、それだけのことが言いたく、この筆をとっている。 ラーメン二郎と、茶道の共通点をここからまとめていきたいと思う。 知人に誘われた初めての二郎 ラーメン好きの知人男性に連れられて、京都のラーメン二郎に行ったの

          「ラーメン二郎に行くと、そこは茶室だった」

          「拡張家族日記 2021年上半期を終えて」

          今年も早くも半年が過ぎ、同居人Tが家にきて半年が経った。 世界は、想定以上にコロナが収まらず、日本もオリンピックを控えて右往左往している。 そんな半年間で、大人はそれぞれ2分の1歳、歳を重ね、 しっかりものの長女は小学生になり、ポニーテールが似合うようになった。お笑い系の次女も誕生日を迎えて4歳になり、さらに人の笑いを自ら取りに行くようになってきた。 ↑次女(4歳)カメラを向けると必ずチョける。 「あっ」という間に過ぎさった半年。 次女のぽちゃぽちゃしたお腹が凹んでし

          「拡張家族日記 2021年上半期を終えて」