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今日のKindle読み放題〜まんがで読破シリーズ
昔(って、これまたふわっとしてるけど)は、まんがというとけっこう下にみられてたところがあって(娯楽としてはもちろん評価されつつも)
ちゃんとした食事にたいして「駄菓子」みたいな。
でも、もうそんな評価はされない時代になっている。
当然のことながら。
ということで、気になるけど、読みたいけど、ちょっとハードル高いなぁ、買うまでではない(出費が惜しまれる)なぁと思われがちな「古典」にこのまんがを活用するのはどうだろう。
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「まんがで読破」シリーズ
もちろん、まんが版はそれ用に簡略化、編集されているところは多々あるので、まずは最初のハードルをこえるきっかけとして。
作品のゲシュタルト(全体像、全体構成)を自分のなかに構築するために。
(たとえばプルーストの『失われた時を求めて』にいきなり挑戦はかなりハードでちゅうちょしちゃうけど、まずは「まんが」なら)
『まんがで読破』シリーズは
・資本論(マルクス)
・種の起源(ダーウィン)
・カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー)
・悪霊(ドストエフスキー)
・失われた時を求めて(プルースト)
・赤と黒(スタンダール)
・戦争と平和(トルストイ)
・新約聖書
・旧約聖書
・罪と罰(ドストエフスキー)
などなど、Kindle Unlimited利用者なら無料で読める「読み放題」対象がなんと、50冊近くある。
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ドストエフスキー
まんがなので(絵がある)この場合はスマホではなく、タブレット端末かパソコンを使うのがベスト。
どちらもKindleアプリは無料なので。
いやー、ほんとにKindle Unlimitedと図書館とメルカリのおかげで、本にかかる費用が格安になって助かるわー。
私費を投じて買うとなると、はずれをおそれたり、自分の趣味嗜好に偏りがちだけど、そうしたものを利用すると無料か格安だったりするから、思い切って冒険していろんなジャンルの本と出会えるのがすばらしい。(ランダムネスとの出会いという面でも)
とくに「古典」はまさにそれ。
光文社古典新訳文庫シリーズ(コンセプト、キャッチコピーは「いま、息をしている言葉で、もういちど古典を」)も
Kindle Unlimited読み放題になっているものがけっこうあって、これも助かる。(上下巻とか、続きものの場合は一巻目が読み放題、それ以降は有料だけど)
まだまだあるけど、検索1ページめでもこんなに!
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怒涛のラインナップ
光文社古典新訳文庫
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装丁(画)もふくめて素敵なシリーズ
だいたい、現代のわれわれが知りたかったり、悩んでいたりすることの答えは、もうとっくにそこ(古典)に書かれていたりするんだよね。
まぁ、読み手しだいってところはあるにせよ。