補欠選挙の勝者は
結果通りには
衆参5つの補選の結果は、与党の4勝1敗。
数字上は、上々であるが、与党幹部は、なかなか喜んでもいられないのではないか。
保守王国での敗戦
和歌山選挙区は、保守王国。補選の選挙区は、野党系が議席を持ってとはいえ、知事に転出しており、本来ならば与党圧勝のはず。
しかし、結果は維新。とうとう和歌山まで維新旋風が吹いてきたと思われる。地方選挙の後半戦の結果いかんであるが、維新の躍進は見過ごせなくなり、今後の政局に影響を与えることは必至だと思う。
薄氷の勝利
参議院の大分、衆議院千葉は、薄氷の勝利。大分は、与野党の一騎打ちの対決であり、もともと野党系が比較的強い土地柄もあり、薄氷の勝利でも勝った意味は大きい。
しかし、千葉は。。。あれだけ乱立した中での勝利。野党が統一候補だしたら、圧倒的な負け。これは、今後の国政選挙の戦略に影響を与えると思う。
保守票の維新への流出は、間違いないと思われる。
結果的に、統一地方選挙から補欠選挙含め、勝者は維新であったと思う。
と同時に、全国に若い市長や世代交代も進んでいる。特に従来型の選挙手法では通じないというか、むしろ逆の手法の当選者が増えているのも事実。
いろんな意味での変化の可能性が動き出している。
これから楽しみである。