会計ソフトfreee がリニューアルという名のXXXX
※当記事は2024年6月5日時点の知識で書いております。
内容に相違ある場合は随時内容改訂予定。
クラウド会計ソフトと言えば、freeeとマネーフォワード。
どちらも、最初無料や格安でユーザーを増やしてきた経緯があります。
突然リニューアルのご案内
これまで、とあるお客様(会社で一人社長が入力)はfreee で自計化。
【ミニマムプラン】で
年払いで26,136円(2,178円/月)
3名まで招待できるので
メンバー(税理士)=うちの会計事務所メンバーを招待して、仕訳を改訂、決算を組んでいました。
それが、最近来たリニューアルのお知らせを見てびっくり。
2024年7月1日以降の契約更新日からスタート、新プラン
ミニマムプランでは、社長が管理者
経理の人を2人招待してメンバー1,2,
さらに会計事務所の人をゲストとして招待してメンバー3
というチームで経理・会計ができました。
それが、
新プランになると
【ひとり法人】プラン
となります。
この「ひとり法人」プラン。ミニマムプランと比べて
機能はダウングレード 価格は値上げ!
年払いで39,336円(3,278円/月)大して弥生と変わらん!
(月単位契約ですともっと高いです)
そして、1人プランなので、人を招待できません!!!
招待するときは1人あたり年額13,200円 もしくは月払い1,430円
つまり、決算を頼まれている当事務所にデータを閲覧、修正させたかったら
月1,430円 余分なお金を払うって事 ★)伏線ココ
メンバーを招待したかったら
【スタータープラン】
年払いでなんと!72,336円!+従量課金(6,028円/月+従量課金)
とうとう弥生会計の方が割安に・・・・製品版のスタンダードでも55,000円なんだが
メンバー追加は3人まで(旧ミニマムプランと同じ)
追加メンバーには課金が必要で
経理 / 経営者相当
1人あたり 3960円/年(年払い時)
1人あたり 440円/月(月払い時)
一般従業員相当メンバーは招待無制限だが、
経費を入れたり請求書を発行するだけの権限で
帳簿は見られないようです!(それは困る)
今まで、ミニマムプランが3人メンバー招待可能だったころに比べ
同じメンバー数でやろうとしたら金額は3倍になってしまうという・・・
ホントに旧プランに比べてできない事が多い
月締めができないのは致命的、月次ロックかける場合はさらに上の
【スタンダード】プラン
年払い118,536円!!!!!(月あたり9,878円)
にする必要あり。
★)伏線回収
このメンバーを招待する枠 は基本的に課金が必要なわけですが、
うちは、アドバイザー会員じゃないんだけど、じゃあアドバイザー会員になれば今まで通りに課金なしで招待してもらえるわけね。
で、Freee認定アドバイザーについて調べたら
顧問先3社以上にfreeeを導入したり、アドバイザー認定されるなどの条件の上
年会費54,780円 (月払いだと5,478円)!
払って、関与先のfreeeとアドバイザー会員としてつながる事ができるってわけです。
なんか凄いプランじゃありませんか??いろんな意味で・・・・
税理士が年会費払って、クラウド会計会社のために、会計ソフトの営業や使い方のサポートをするって・・・
何か納得できないんですけど・・・?? 私だけ・・・?ねずみ講みたい・・・ いやいや・・・
というわけで、今度契約が更新されたら、認定アドバイザーじゃないうちは
月次監査のためにFreeeに招待されるにも(お客様にとって)お金がかかる事になるので、どうするんでしょうか。
あんまり好き勝手言ってると今後にヤバイ事になるような気もするので、そのうちこの記事はひっそり消えます。
おっと誰か来たようだ・・・
クラウド会計ソフトへの流れ、そしてそれにかかるコストの値上げはいたしかたない事なのかなあ・・・それにしても値上げと機能制限がエグイ・・・