まるでサウナの宝石箱や！「サウナ＆ホテル かるまる池袋」 訪問レポ※プレオープン編
こんにちは。
Show_Iz@にわかサウナーです。
今回は未来の名店になるであろう「サウナ＆ホテル かるまる池袋」のプレオープンに当選し、去る2019年11月30日に訪問してきたので、今回はそのレポートをなるべく熱くおおくりしようと思います。ちなみに前回の名店めぐりは鶯谷「サウナセンター」。
少しでも事前情報を持っておいた方がいいかなと思い、公式サイトをみたところ「かるまる」の由来が書かれていたので紹介します。
『人間回帰』をテーマにした、自然の中で生きる人間本来の状態でくつろげる『大自然の魅力』と、利便性・機能美に溢れた『大都会のメリット』を融合させた複合型温浴施設です。
日本独自の文化・伝統である「（湯に）つかる」と「泊まる」の2点を用いて、人間がより人間らしくなれる空間を創造・提供していくことを目指しております。
出典：サウナ＆ホテル かるまる池袋 HP
人間回帰・・・、壮大なテーマ。。
『4種類のサウナ × 4種類の水風呂』というおそらくかつてないバリエーションを誇るサウナ施設とのことで、当選してからというものワクワクがとまりませんでした。
基本情報
公式サイト：https://karumaru.jp/ikebukuro/
住所：東京都豊島区池袋2丁目7−7-6階
アクセス：JR山手線・東京メトロ「池袋駅」西口のC6出口より徒歩30秒
料金：一般 2980円、会員 2480円、60分コース 1480円、深夜料金 1980円
サウナ室
■ 岩サウナ
かるまるで一番大きなサウナ、最大30〜35人くらいが一度に利用できます。
試運転期間ということで、訪問時の室温計は75〜80度でした。まぁ、低めですね。。しかしながら、ロウリュ＆アウフグースが15分おきに実施されていたのでもはや室温なんて関係なく、めちゃめちゃHotでした笑。TVもなく、ロウリュのアロマ（カモミールの香り）に癒されました。
ちなみにサウナ王 太田さんが言っていたのですが、本オープンまでにはプロジェクターを設置し、映像を流せるようにするそうです。
■ ケロサウナ
「ケロ」とは、フィンランド産の大変希少な木材のことです。断熱性に富み、美しい光沢と芳醇な香りを楽しめます。
出典：出典：サウナ＆ホテル かるまる池袋 HP
最大13人というサイズ感。こちらも試運転ということで室温計は75〜80度。しかし、セルフロウリュができることから、サウナーが入室するたびに「ジュンジュワー♪」とロウリュを行なうので大体常にHotな感じでした。やはり、皆さまお熱いのがお好きなようです笑。
なかにはロウリュ後に自身のタオルをクルクル回して、蒸気を全体に行き渡らせる熱波師的な動きをされるサウナーの方もいて、ありがたい気持ちになりました。
こちらもTVが設置されていなくて最高！
■ 薬草サウナ
これはちょっと残念な仕様。。しきじ的なアレかと期待していたのですが、だいぶ狭い（6人の男性が立って限界くらいのサイズ）樽？みたいな空間に男性5人が入る仕様でした。
プレオープンだからかも知れませんが、薬草感はゼロ、湿度は高いが、室温は40度前後。
伝わりやすいイメージとしては、湿度の高い真夏に裸のおっさん5人が狭い個室に立った状態で閉じ込められるシチュエーションを味わえるアトラクション的な感じでした・・・。ちょっと狙いが謎です汗。
（追記：12/3）わかりやすい図がツイートされていました。
かるまるの蒸サウナ、こんな感じです。ヘタクソな絵で伝わるか謎ですけど pic.twitter.com/4wON9RcELM
— マン蔵@サウナ (@tagliatadimanzo) December 3, 2019
■ 薪サウナ
事前連絡でももらっていたとおり、まだ工事中のため、本日は利用できずでした。中を覗いてみたんですが、絶賛工事中らしく部材的なものがたくさん置かれている状態で出来上がりのイメージもできない感じでした。
本オープンの際の楽しみにとっておきます！
水風呂
■ サンダートルネード⚡️🌪
シングル設定というふれ込みで、一番楽しみにしていた水風呂です。
※シングルとは、水温が一桁という意味。グルシンとも言われる
訪問時は残念ながらシングルには至っていなくて10.1〜10.3度。まぁ、シングルみたいなもんですね。で、所感なんですがこれはかつてないヤバさです。なにがヤバいって、名前のとおり水風呂の中を強めの水流が回っていて、まさにトルネード。災害なんです。
通常、サウナ室で熱くなった身体を水風呂に沈めると熱の羽衣を纏うことで冷たさが軽減されます。しかし、こいつはトルネードなんで、羽衣とか言ってる場合ではないんです。自然と声が出ます。いや、嗚咽と言っても過言ではないかなと。
ちなみにしきじの滝を頭から受け止めたときも声はでますが、あれは気持ちよさのウェイトがかなり高いのでその類の声ではないです。
水の冷たさが全身に突き刺さりながらグルグル回るみたいな感じで、アナ雪2のエルサが陥る危機の一歩手前の状態のような身の危険を感じました笑。
■ アクリルアヴァント
こちらは露天の水風呂で16.1〜16.3度くらい。まぁ、水温に関してはよくあるタイプの水風呂でした。
しかし、侮ってはいけません。こちらにも大きな特徴があります。なんと、全体がアクリルでできていることからスケスケです笑。
カッコよく言うなれば、X JAPANのYOSHIKIのピアノみたいなイメージ。
カッコよさを気にせずいえば、水風呂を利用している人を外から見るとまるで旭山動物園のアザラシ状態で、丸見えです笑（旭山動物園行ったことないですが）。
HP情報によると、「氷の穴に入っていくような新感覚の水風呂」ということなんですが、なんとなくですが、理解はできました。
上記2つの水風呂以外にも水温25度＆バイブラの「やすらぎ」、水温33度＆ジェットの刺激が味わえる「昇天」がありましたが、今回はお試し程度にしか利用しなかったのとこのnoteの文字数が多くなってしまうことから今回は割愛します。個人的には昇天よりやすらぎの方が気持ちよかったかな〜。
休憩
かるまるは休憩スポットもたくさんあります。ちゃんと調べたわけではないですが、日本一休憩スポットがあるサウナなんじゃないでしょうか。
まず一階には、内気浴スペースにリクライニングチェアが4台、外気浴スペースにデッキチェアが7〜8台くらいありました。
二階？（屋上？）には屋根がないので、必然的に外気浴スペースになるのですが、こちらにもリクライニングチェアが4台設置。一階から階段を上がって外気浴スペースに行くまでに5mくらいの廊下があるのですが、なんとなんとその脇にも畳っぽい素材の座れるスペースがあるんです。
かるまるでは、同時並行的にいったい何人のサウナーがととのえてしまうんだろうか？
これほどにたくさんの休憩スポットを用意しているサウナ施設は無いと思います。まさにサウナ王 太田さんの外気浴へのこだわりと外気浴に対するリスペクトを感じざるを得ませんでした。
その他
ここまでひたすらサウナ関連のことを書いてきましたが、実はかるまるはお風呂もすごかったんです。特に個人的に良かったのが、露天のジャグジー風呂とマス風呂。
■ 露天のジャグジー風呂
二階にあるお風呂で、外気浴を終えていい感じに体熱が下がったあとにぴったり。青空の下、ボッコボコの水胞に癒やされました。お湯加減は38度くらいの設定でいつまでも浸かっていられる感じでした。
■ マス風呂
42度の熱々のお湯で、セッション開始前に利用しました（ゼロリセットにも良さそう）。基本熱い風呂が好きなタイプなので、個人的には一番良い風呂だなと感じました。新しい木の香りがすごく良かったです。
■ アメニティ
かつてないくらいめちゃくちゃ充実していました。
例えばボディソープ。洗い場に据え付けではないのですが、「デ・オウ」があったり、洗面台？的なところでは、ダイソンのドライヤーを無料で利用できたり。利用料金が高めなため、全体的にハイクラス感がありました。
セッション
■ 1セット目
ケロサウナ 12分 → サンダートルネード 1分 → 内気浴 5分
■ 2セット目
岩サウナ（＆アウフグース） 12分 → アクリルアヴァント 1分 → 外気浴 5分
■ 3セット目
ケロサウナ 12分 → サンダートルネード 1分 → 内気浴 5分
■ 4セット目
岩サウナ（＆アウフグース） 12分 → サンダートルネード 1分 → 外気浴 5分
それぞれのもろもろがあまりに良すぎて、「サウナ室12分 × 4」という自分の中での新記録を更新してしまいました。試運転のサウナ室ですらこれだけ良い（めっちゃ汗だく）ので、本オープンが楽しみでたまりません♪
ちなみに2セット目＆4セット目の岩サウナのアウフグースでは、オーナー（プロデューサー？）であるサウナ王の太田さんとご一緒できて地味に感動しました。アウフグースの技量を確かめていたんでしょうか笑？
サ飯
プレオープンの入店は無料で、食事やマッサージは半額。
さすがにこんなに最高のUXを提供してもらっておいて、一円もお金を落とさずに帰るなんて、シェアリングエコノミーに関わる企業で働く人間としてあるまじき行為なので、ちゃんと食事をいただきました。
デーン！！！
かるまる特製ビーフカレーです！スーパードライ エクストラコールドとともにいただきました。まぁ、いまのところは北欧のカレーの方がコクがあって北欧カレーに軍配が上がりますね。
ちなみにフロアの方は、非常にホスピタリティが高かったです。
まとめ
プレオープンということで、まだ完成していない部分も多々ありましたが、最高の時間を過ごせた気がします。今回は利用しきれなかったお風呂や水風呂、工事中の薪サウナなどあるので、本オープンを楽しみに待っていたいお気持ちです。ケロと岩のそれぞれのサウナが本番では何度設定になるのかも注目です。
そして、はじめに書いたとおり、かるまるには『4種類のサウナ × 4種類の水風呂』があり、それらを自分なりにどう組み合わせていくかという部分でも楽しめそうです。
例えば、セッションの中でだんだん水風呂の温度を高めていくとか、水風呂をはしごしちゃうとか。自分なりのこだわりを追求していくことができそうです。
いやー、ちょっとこれは同じ池袋にある「タイムズ スパ・レスタ」もうかうかしていられないかもです。
最後の最後に要望をひとつだけ。
60分コースはサウナー的には短すぎるので、90分コースを2,000円前後で新設してほしいな。なんとかお願いしますm(_ _)m
今回このような貴重な機会をいただけて本当に感謝しています。関係者の皆さま、ありがとうございました！
名店めぐり今後の予定
● 湯之泉 草加健康センター / 埼玉県草加市（実は先日訪問済み）
● タイムズ スパ・レスタ / 東京都豊島区（先日2回目の訪問済み）
● 天空のアジト マルシンスパ / 東京都渋谷区
● サウナ・リゾートオリエンタル / 東京都港区
● ウェルビー栄 / 愛知県名古屋市（ハードル高い）
● 湯らっくす / 熊本県熊本市（ハードル激高い）
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