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むくまない生き方㉘生き方は、レビューを読まないことで変えていける。

映画を観ようか迷ったら、
とりあえず観てしまうことです。

レビューを観るなら、鑑賞後です。

人のレビューはあてになりません。


レビューを最初にみると、
感性が鈍ります。


最初にレビューをみてしまうと、
”レビューに書いてあること”を
無意識に観てしまうからです。


人のウワサと同じです。

会ったことのないAさんについて
どんな人かを周りに聴いてみて、
「Aさんは、冷たいらしいよ」と
先に情報を聞いてしまうと
冷たい部分を見つけに行ってしまうのです。

レビューも同じです。
こういうところがつまらなかった、という意見を読むだけで、
つまらない部分を確かめにいってしまいます。


レビューの評価を見て、
評判がわるかったとします。

観るのやめてしまいます。

そうやってチャンスを逃していきます。

評判のいいものだけを見に行く習慣は、生き方をむくませます。

ほんとは、自分にドンピシャだったりします。


レビューの星の数と、
あなたの感性は一致しません。


星が1つでも、あなたにドンピシャのモノもあります。

逆に、星5つで、いまいちなモノもあります。


星5つのモノばかり、周りの評判が高いモノばかりを見ていると、
自分が何に心が動くのか、わからなくなります。


感性がマヒするのです。


感性がマグロ状態になります。


感性マグロを防ぐためには、
気になったら、「見ろ」です。

「これを見てみんなはどう思ったのか?」を、
先にレビューで見ないことです。

「わたしがこう思った」を先にするクセをつけます。


気になったら、「見ろ」です。



観る前からレビューを見ると、
そのレビューに自分が無意識に引き寄せられます。

自分の感じたことより、
書いてあったことを優先してしまうのです。


レビューを先に見ることで、
自分の心を感じるための、
余白が少なくなります。


ワタシが感じたことではなく、
誰かが感じたことで、
ワタシの心を埋め尽くしてしまいます。


そうすると心は、私以外の、
他人がどう思うか?を
優先する習慣を持ちます。


習慣はやがて、生き方になります。


習慣は、無意識です。

無意識が生き方です。

生き方は、レビューを読まないことで、
変えていけます。


自分優先で生きよう!と決意しても、なかなかできません。


レビューは参考に、と親切に置いてありますが、
レビューは参考にしなくていいです。

レビュー評価の高い映画や本ばかりを見ていると、
人間としては魅力がなくなります。



人は、どんな映画や本を読んでいるかで、評価されません。

映画や本を通して、
どんなことを感じたのかが評価されます。


レビューに書いていないことを
発信するあなたで、評価されます。


レビューを見ずに、作品を見ることで、
自分の感性は磨かれ、生き方も変わっていくのです。


むくまない生き方へのヒント その28
レビューより、まず作品を味わおう。


しょーいち


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しょーいち
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