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【AIR/海外出張記・タイ #4】バンコク都市開発の既視感と水辺活用の魅力
さて、タイ出張で気づいたことシリーズもこれでひとまず完了しておきたいと思います。タイ滞在で気づいたコトシリーズは以下よりどうぞ!!
今回はバンコクの都市開発なども見てきた中で感じたことと、水辺活用について触れたいと思います。
○ 新興開発エリアでみる既視感・クルンテープ・アピワット中央駅
ちょうどバンコクでも従来の中心部が北部にいったところに副都心開発を推進しています。もともと国鉄が保有する路線が多数あったところで、そこを大幅に高架化などで高度利用に転換し、周辺を開発するものです。なんとなく日本のさいたま副都心的な世界。
しかも、駅すぐ目の前にはタイの王室系財閥グループであるSCGが大規模な土地ももっています。もともとは工場とか引き込み線とかでの利用があったのかな。どちらにしても、ここを選んで大規模開発するというのは、色々と大人な事情も感じる立地です。笑
ここの駅改良工事自体が日本の円借款で行われているということもあるのか、URなどもここの周辺土地開発の絵を書いたりし、日本企業もそこにあいのりして提案をしているとのことで、現地にいってみたところです。
クルンテープ・アピワット中央駅は日本の円借款事業による支援を受けて建設され、2021年8月には同じく円借款事業により建設した高架鉄道レッドラインが一部区間の運行を開始していた。将来は、残る在来線の同駅への移転と各高速鉄道などの乗り入れを予定しており、新たなターミナル駅としての機能を拡充する予定となっている。
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