【メンバーシップ】地方の敵は東京以前に、黄昏の地元名門企業たち〜自立した民間投資を怠り安売りばかり、さらに政治力で補助金ばかりをむしり取っては未来なし
地方に足りないものはシンプルで「民間による投資」です。公共による投資ではなく、民間による投資。これが徹底的に不足しています。
全国どこにいっても地元を代表していたはずの会社のホテルや観光スポット、交通もすべてが全く投資されておらず、そりゃ成長しないわな、と。地元のそれら老舗企業はかつて自ら資金調達投資して地元経済を牽引していたのですが、何代も続いているなかでぼんくら息子が相続し、政治力ばかりつけて役所から補助金をむしる取るばかり。
現在の社長の多くもサラリーマン。投資する根性もセンスもビジョンもないので、資金は集まらず、ますます行政依存が過度に行き過ぎて、結果自社のホテルも観光スポットも昭和のまま捨てられて、全くもって成長なぞ見込めない状況です。
胆力なきオーナー、経営力なきサラリーマン、下手な雇用数と政治力があるので行政から補助金をむしる取ることばかりで、マイナスを埋め合わす。これでは成長なんて起こるはずもありません。ただそんなことやっているから、どんどん地元で大資産家であるそれら名門企業がどんどん劣化していくのです。
投資なくして成長なし。
地域を巻き沿いにして死んでいくのはやめてほしいところです。
本来地域経営、都市経営としては地元資本企業が成長することが大切ですが、今の地方の場合にはそのような存在として投資しなくてはならない老舗企業がズタズタでむしろ逆に地域を駄目にしながらも、他の参入などを排除しようと暗躍したりするのをみると、「うちの会社ではできない。かといって、他の会社にも絶対にやらせない」というような歪んだ自尊心だけが残っているようにすら見えたりします。
そういう意味では変化に向けた劇薬としての異分野、他地域外からの参入がプロセスとしては必要な地域がそれなりにあると感じています。
○ 資本の入れ替わりで再生のプロセスを作った、熱海
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