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【AIR】地域おこしより「地域残し」がチャンスの理由

昨日はシェアリングエコノミー協会のセミナーで、えぞ財団の成田くんと共に登壇させてもらいました。今回のテーマは協同組合と報徳仕法という話から、北海道の最新情報について解説するということでした。

シェアリングエコノミーというと、ネット系のサービス事業者がどうしても多いのですが、仕組みとしては実は江戸時代から日本ではシェアリングエコノミーは当然でもあり、さらに言えば、それによって地域を支えていく仕組みとして根付いてきたというお話をしました。

実際に、地域活性化ということがさかんに言われたりするものの、地域でのビジネスというものは、より小さな範囲の人たちで必要なものを自分たちで作り、支え、享受するというサイクルで成立しているものだったりします。

実は今後地域において最も大切かつ成長するのは、「地域おこし」ではなく「地域残し」であり、その実践をしている北海道市場でのコープさっぽろ、さらに江戸時代の報徳仕法の実績は今一度学ぶべき内容と思います。


◯ 人口減少社会では資本移動も起こるため、協同組合などローカル資本が重要になる

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