14刷のお知らせ「稼ぐまちが地方を変える〜誰も言わなかった10の鉄則〜」
5年前に出しました新書である「稼ぐまちが地方を変える」がお陰様でこの度、増刷となり、これで14刷となります。ありがとうございます。
この間に台湾でも翻訳出版して頂きまして、台湾にいくと地域での取り組みをしている多くの方に読んで頂けていることを知り、昨年は本当にありがたかったです。さらにすでに翻訳依頼がきていて、来年くらいには中国本土でも翻訳出版なされる予定になっています。
これから少子高齢化、都市・地域問題と直面する東アジアの国々、地域においてシンプルに「稼ぎ」そして、「幸せに生活ができる地域」を自立して作っていくという輪が広がることを期待しています。なかなか国際情勢的には不安定な昨今ですが、地域に暮らす人達の悩み、希望というものはそれほど変わらないものです。
さて、この本は高校の時からの取り組み、失敗、再挑戦という別に特段のサクセスストーリーでもなく、人間失敗は当たり前だし、再挑戦すればいいよねという意味合いでお伝えしながら、そこから10の鉄則という私なりに学んだことをまとめた一冊です。
これは5年経過してもなお、私としては変わらぬ考え方ばかりです。
未だ相談受ける多くの人の問題というものも、これら10の鉄則を徹底していないことによって端を発しているものが多くあります。かくいう私も当然今も失敗しますが、10の鉄則を常に徹底することは容易なことではなく、「あー」と思うことも多数。笑 人間ですからね。そのあと修正すればいいのです。
地域で悩みながらも前に進めない方はぜひとも今一度読んでいただければ幸いです。
本日はこの本でも紹介した愛知県春日井市勝川でのプロジェクトの最新事業の確認に現地に行ってきます。リノベーション、新築とやってきて、今回は駅前再開発施設のリニューアル事業です。この時節柄一番骨が折れているプロジェクトですが、現地チームがものすごい頑張りで進めてくれています。
またこの本で触れた岩手県紫波町のオガールプロジェクトは文字通りこの5年の間に全国的プロジェクトになり、3年連続で視察見学数全国1位になり、地価もあがり、居住者の平均所得上昇もあって自治体財政も改善されていっています。そして、この本かいたときから始めている都市経営プロフェッショナルスクールのOBOGによる全国各地でのプロジェクトがすでに全国区になってきています。私としてはこのようなアプローチの普及をより仕組みとして効果的かつ実践的に広げていくという仕掛けをどう作るか、そこに40代に向けて時間をつかっていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
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