大人の遠足日記 ~ 灘五郷 御影編 ~
えーと、また面白いお酒のお店を見つけて行って来たので紹介したいと思います。今回も大阪ではなく、神戸市東灘区の御影だったので、「大阪の隠れた名所」ってタイトルだと流石に怒られそうなんで、タイトルも変えました。
日本一の酒どころ「灘五郷」
今回遊びに行って来たところは、日本一の酒どころ「灘五郷」。
(まあ、私は広島出身なので、酒どころと言えば西条なんですけどね)
灘のお酒は有名ですよね。
日本盛、菊正宗、白鶴、剣菱、白鷹、白鹿、大関など酒好きじゃなくとも知ってる名前も多いです。
そんな「灘五郷」。いろんな取り組みをいろんな酒蔵さんがされているようなんだけど、そのなかで今回は「剣菱酒造」さんの酒蔵を改装してやっている「灘五郷酒所」さんに行ってきました。
場所は、阪神御影駅から、南に向かって約10分。
御影駅は直通特急も停まるので、阪神電車ならどれに乗ってもOK。
駅に着いたら改札から南に出て、まずは「灘の酒蔵地図」でテンションを爆上げします。
駅からエディオンが見えるので、まっすぐエディオンに向かって歩き、エディオン、国道43号線を超えるとすぐです。
黒と白の蔵っぽい建物が「剣菱酒造」さん。
その隣に酒蔵を改装して作られた「灘五郷酒所」さんがあります。
このお店(?)のシステムはかなり変わっているの。
営業は金・土・日のみ
時間の決まった枠をWeb予約する(飛び込みも可能)
12:00、15:00、17:00(日のみ)、18:00
飛び込みは下記のチケット制のみ
チケット制(最初に購入、最後余れば換金も可能)
最初は3,000円で15枚のセットのみ
追加は1,000円で5枚のセットを買える
なぜか最初にWelcomeSAKEが1杯振舞われる(無料)
WelcomeSAKE飲みながら、どこから来たか自己紹介
基本はWebで決まった時間の枠を予約するみたい。
お昼間は、3,000円でお酒5種・お食事3種(小鉢)のコース(?)。
夜は、5,000円のチケットを買う「アラカルトプラン」と、6種のお酒と7種のお料理で7,000円の「ペアリングコース」。
ここのお料理は、「お酒とペアリング」が基本。
メニューにも「このお料理には、このお酒がおススメ」って全部書いてあるの。「ペアリングコース」はそれに則ったものなんだろうね。たぶん。
飛び込みだと、チケットを15枚3,000円のセット(1枚200円)で購入して、各お酒やお料理がそれぞれチケット何枚なので、注文ごとに交換~みたいな注文する感じ。上記の予約した人もチケットは買えます。予約者でも最初のチケット購入は3,000円からだった模様。
で、今回は全然知らなかったから、何も考えずに適当な時間に行ったの。
そしたら、まさかの奇跡で、14:45頃について、15:00組(4組くらいいた)とご一緒することに。(飛び込み組も他に2組ほど)
で、15:00になったら席に案内されんのかな?と思ってたら、いきなりエンタメ色強めなオニーさん(着ているTシャツがEverydaySAKE)が出てきて、
とか言い出して、純米吟醸だかなんかをお猪口に注いで配ってくれるわけ。
「お、気前良いな、よっしゃよっしゃ」とか思ってるとオニーさんが、
とか聞いてきて、15:00組の人たちは、岡山、東京、大阪(ワイら)、灘(超地元w)と結構遠くも居るやんかとか思ってたら、なんと最後のお二人が
なんと、「どこで調べて来るんだよ」とか思ったけど、この辺の謎は後で解けた。
それにしても、居酒屋(?)に酒飲みに来て、知らない人たちと場所だけだけど自己紹介させられるなんて初めてよ。
でも、これがやっぱりアイスブレイクになって、お客さん同士の距離感もすこーし縮まった感があった。すげーな。
で、ハワイから来てたニーちゃん達にも、ちゃんと英語で説明してた。
この後、台湾からの御一行様も来て、総勢20名でWelcomeSAKEを大乾杯。
ここまで来て、やっと席の方へ。それでもまずは予約の方から。
飛び込み組はすこーし待たされます。
(WelcomeSAKEをこの辺まで持たせといてくれると、少し間が持つんだけどな~。結構待たされました。)
やっと着席(立ち飲みだけどね)
着席したら、あとは冷蔵庫やキッチンまで自分で行って、好きなお酒や飲み物を頼んでチケットと交換。
さすが灘五郷が協力してやってるだけあって、メジャーどころから、あまり聞いたことのない銘柄まで。
とりあえずは、本日の3種と、百黙3種をチョイス。
百黙って白鶴のお酒なんだけど、見たことなかった。
で、しばらくイイ感じに飲んでたら、唐突にスタッフのニーちゃんが
とか言い出して、ワゴンにお料理と、それにペアリングした酒を載せてきて紹介してくれるわけ。(上の写真の真ん中の通路をワゴンで出て来る)
で、この時出て来たのが、
そりゃ、もらうよね~。
普通はお肉に合うお酒って赤ワインだけど、酒米を食べて育った牛の肉を、酒米を醸して造ったお酒と一緒に飲む。そりゃ合うにきまってるやろ~。
メチャウマでした。ちな写真は撮るの忘れた(ダメだろ
で、この後ちょうど「タコのなんか」(忘れたアヒージョだかカルパッチョだか)を食べてたら、最初の「EverydaySAKEのTシャツを着たイケメン」に、
と言われて、「そりゃここまで来たら貰うよね~」(チケット2枚)と思ってもらったら、これが凄い美味しい。
もともとリンゴ酵母とかを使ったフルーティ系辛口好きなんだけど、これは目瞑って飲まされたら「ワイン?リンゴのお酒?」って思いそうなほどのさっぱり味だった。
結局、妻と二人で最初のチケット2セットと追加チケット2セット(合計8,000円)を丸々堪能(約2時間)しました。
本当にお料理もお酒も美味しかったでござる。
本当に大満足のお店でした。楽しかったし。
ちょっとお料理の量は少なめなので、腹いっぱい食べたい人は要注意かも。
先月の箕面と、前回の伊丹の酒屋直営のお店も本当に美味しかったけど、ここは「美味しいうえに面白い空間」だった。
インバウンド客のリピーター(国に帰って、また家族や友達連れて来る)も多いのだとか。(雰囲気が良くて庶民でも酒飲める店って、多言語対応まだまだしてなさそうだもんな)
酒造メーカーさんも色々な工夫(商品だけでなく売り方や、消費者への伝え方、体験してもらい方など)をしてるんだなと感心した。
灘五郷は、まだまだ他もあるから、また調べてどこかに行ってみようと思う。
とりあえず今回は、「灘五郷にGOGO」でした。
このあと、地元まで帰って来て、晩ご飯代わりに〆のラーメン食べに行ったんだけど、そこで食べた「冷やしタイ出汁つけ麺」が絶品すぎて、「灘五郷」の記憶が吹っ飛びかねなかったw
今月の限定麺だったから、今月中にもう一度行きたい。
ということで、今回は「日本一の酒どころ」(ワイは西条だと思ってる)の「灘五郷」にある「灘五郷酒所」さんに行ってきました。
また面白い酒屋さんを「嫁子氏」が見つけてきてくれると思うので、言って来たいと思いますんよ。
ほな、またね。
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