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【虫の音】日本人の特殊能力とは【縄文】


 日本人の特殊能力が世界を救う。最近話題の縄文トレンド。
乱立する2025年問題、SDGs・・・世界情勢の不自然な流れ。

 日本だけでなく人類全体で何か変化が起き始めている。今回は日本人の特殊能力と、日本人がなぜ世界を救うという役目を託されたのか?という謎を深掘りしていきます。

日本人が失いつつある特殊能力とは

1. 虫の音を認識する力
2. テレパシーに近い意思疎通力
3. 性善説で成り立つ社会
4. 受け入れる許容力

 日本人が持つこれらの特殊能力が、なぜ今後の地球の命運を握っているのかを様々な角度から深堀していきます。

 それを理解するには、まずは日本の歴史を振り返り、事実をもとにこれからを考えていく必要があります。

戦前と戦後で変わった信仰心

八百万の神と神道

 『神道』とは、自然や物にも神が宿るという教祖を持たない自然発生的な信仰心です。

 自然と共生してきた1万5千年前から日本独自の歩みのなかで生まれた思想であり、日本の文化、感性の軸として途切れることなく現在まで継承されてきました。

日本の近代化と敗戦

 日本人の感性は、遥か縄文時代から現代に至るまで、自然を信仰する神道と、その八百万の神の血を引く皇室と密接に関わってきました。

 しかし明治維新以降の近代化、戦争を経て、日本人は『神道』や『皇室』から心が離れていくことなります。

 日本は第二次世界大戦にて敗戦後、米国の占領下となりGHQによる『神道指令』によって、国家神道を放棄します。

米国が神道指令にこだわった理由

 開戦時、米国は未開地として日本を甘く見ていました。しかし蓋を開けてみれば国民の天皇への忠誠心の強さは予想以上であり、命を顧みない戦いぶりを見た米国は戦慄しました。

Wikipediaより引用

 その証拠に米国は日本のその徹底抗戦ぶりに恐れを成して、東京大空襲や原爆を使い民間人を含めたなりふり構わずの無差別攻撃に踏み切りました。

 また戦後のGHQの、天皇への信仰を廃止する徹底的な情報統制からも日本人の精神性への恐れが表れています。


 GHOは『神道』そのものを廃止させた訳では無いのですが、徹底した言論統制や教育の改変によって、結果的に国民から、神道そのものの信仰や天皇への忠誠心、愛国心を消滅させる結果になりました。


明治維新から第二次世界大戦までの軍国主義と神道

 僕たちは学校で、『日本は敗戦国であり、戦争という過ちを二度と犯さない』と学習してきました。実際、戦後の日本は平和で戦争など過去の話と感じている人も多いと思います。

 しかし世界に目を向けてみると、争いは絶えません。『対テロ』や『自己防衛』という大義を掲げる現在ですが、過去に力で領土を奪い合っていた時代とやっている事は変わっていません。

 以下の記事は戦争という内容上、センシティブな内容になります。何が悪で何が正義だったか、という事については今回の記事と趣旨が異なってくる為、割愛いたしますがご了承下さい。

日本が軍国主義に走った理由

 日本は明治維新以降、軍国主義を掲げ軍事力の増強に力を注ぐようになりました。なぜなのでしょうか?

 発端はペリーの黒船来航を主とする鎖国から開国への動きと関係します。日本はそれまで鎖国をしており、海外との関係をほとんど断ち切っていました。

 日本は、大陸諸国の鉄鋼技術を利用した武器、軍事力の差を軍艦という形で突き付けられました。ペリーの軍艦は日本と国民にとって大きなインパクトと、恐怖となったことは容易に想像できます。

開国とともに隣国との争いへ

 ここから日本は自国を守るために、海外との交流を再開し軍事力の増量に注力していくことになります。


 開国以降、嫌でも近隣諸国との関係も増えていく日本は、朝鮮半島が発端となる日露戦争、伊藤博文の暗殺をきっかけに強行した韓国併合(朝鮮半島の近代化目的、他国からの侵略、植民地化を避ける、ロシアの侵略から国防上などの理由)そして第一次世界大戦へと進んでいきます。


 これらの歴史は、善悪で語れるほど単純な事情ではありません。日本がなぜ近代化し世界を目の当たりにしていくことになったのかを理解する姿勢が僕たちにとって大事な部分です。

満州事変から第二次世界大戦へ

 1931年に発生した満州事変。中国側との軋轢が生んだこの自作自演の事件をきっかけに、米国を中心とした列強国からの非難の的となり、日本への風向きが変わります

 しかし日本のメディアに煽られた国民は、欧米の介入を恐れた政府を弱腰だと批判し、満州事変を起こした関東軍を熱狂的に支持しました。

 結果、日本は国際連盟を脱退し、経済制裁の末に東南アジアへ進出します。

 しかしながら米国の挑発に乗った日本は、真珠湾攻撃の末、米国の参戦の大義名分を作り、第二次世界大戦において敗戦国となります。

第二次世界の解説より引用

列強国に狙われていた日本

 開国初から、日本は大陸列強に狙われていた、とも言われています。アメリカ海軍は1906年から非公式に、将来起こり得る日本との戦争へ対処するための戦争計画『オレンジ計画』を進めていました。

 大陸側の国々は、地続きの関係で歴史上、常に領土争いが起きており、日本に対しても虎視眈々と準備しており、その立ち回りにも歴然とした差があったのは確かなようです。

 日本が第二次世界大戦において敗戦国として全ての責任を負わされたのも、経験不足だったからという事でしょうか。

日本は国際銀行家に踊らされたのか?

 戦争と莫大な資産を持つ国際銀行家は常に密接に関係しているようです。特に有名なのがロスチャイルド家

 実は江戸幕府が大政奉還に至った一連の争いは、幕府側、倒幕側の双方の裏で資金提供をしていたのはロスチャイルド家だったそうです。

 無知だった日本を開国させ、扇動し軍事国家とさせた挙句、大陸列強との戦場に放り出された日本は、裏で暗躍する国際銀行家の利益の為に計画されたものだったのかもしれません。


 ここまでが日本が歩んできた海外との戦争視点からの歴史です。これらの戦争経験は日本人の思想感を変える大きな出来事でした。

 少し長くなってしまいましたが、日本人が持つ特殊能力と戦争の経験は大きく関係しているので記事にさせて頂きました。次は近代化した欧米と、鎖国前の日本を比較してみます。

日本と欧米の時間軸の違い

 近代化が進んだ欧米諸国と、鎖国前の日本ではその思想に決定的な違いがあります。

欧米諸国の直線的時間軸とは

 直線的な時間軸での物の見方は、『結果主義』『合理的』『有用性』『採算性』を重視し無駄を省いた徹底的な効率化。物質主義で硬質的な都市を見れば一目瞭然です。

 歴史上の植民地化は、まさにその領地の資源を根絶やしにする不可逆的な自然破壊と怨根を招く直線的時間軸における行動です。

日本の円環的時間軸とは

 一方で鎖国をしていた日本は、自国領土内で資源を賄う、『自給自足的』な文化が発展しました。

 この円環的な時間軸での物の見方は、例えるなら『持続主義』、目の前の結果だけでなく、『損して得取れ』的な循環的利益も考慮した四季のある農耕的な思想と言えます。


 日本の円環的時間の感覚は将棋のルールにも垣間見えることができます。日本独自のルールとして将棋は相手の駒を自分の駒として再利用できることです。相手を切り捨てていく欧米的な考えとは正反対の考えです。

 これを戦争と照らし合わせると、相手国の捕虜と一緒に戦うことを意味します。この民族性の意味が分かりますでしょうか?

 日本は本来、見知らぬ相手でも信用して受け入れる懐の深さを持っていたという事を示唆しています。これは日本社会が「性善説」で成り立っていたという事実とも繋がってきます。


近代化とともに失いつつある円環的時間軸

 日本は明治維新までは後者の円環的時間軸、持続主義の文化でした。

 しかしながら、開国とともに欧米列強に肩を並べざるを得ない状況を『作り出されてしまった』以降の日本は、力こそ正義の欧米的な思想を優先する文化へと変わっていくことになります。

 次は近代化によって僕たち日本人が失いつつある感性、そしてその重大さを考えてみましょう。

戦後の日本人-失いつつある感性

空虚になった心の中心

 現代の日本人は、戦前に信仰していた『神道』と『皇室』という共通していた軸が消失し、心の中心がぽっかりと空洞になっているような状態となりました。

 無宗教、無信仰の日本人が多いのも、この影響が大きいとされています。

 また信仰心が無いことは生きる為の『信念』が育たずに、無関心、思考停止を招く結果に繋がっています。

日本国の自殺とは

『国民が利己的な欲求の追及に没頭し、難局を自らの力で解決することを放棄するとき、国家は自殺する』

 自らの力で考え、行動が出来なくなってしまった国民は、政治に関心を無くし、希望を持たず、他者を批判するだけの国民になってしまった。

 生産性を押し下げて自らの首を絞めることになります。その結果を国のせいだと責任転嫁する。

 そして一部の賢い人々は、自分だけはと、金銭、名声を求めて遥か高みに抜け出そうとします。これらが格差拡大を生み、日本がバラバラになりつつある原因ではないでしょうか。

日本人とSNS

 この問題をより増大させているのがSNSの普及による可視化です。

 日本人が本来得意とする感性は、可視化されたものではなく不可視なものにあります。『思いを馳せる』という言葉がありますがSNSはその時間を激減させてしまいました。

 日本人は本来、見えないものを察知する想像力に長けていた民族でした。

消えていく想像力と性善説

 このSNSシステムの可視化は、想像力から生まれる『性善説』『許容力』が弱まっていく一因であり、日本人をより現実的、合理的な人格思想へ偏らせていきました。

 近年の明らかに海外に影響を受けている教育思想があります。それが自己主張力です。グローバル社会ではコミュニケーション能力を最重要視する世の中となりました。

 世界と対等に向き合うには必要なスキルではありますが、同時に日本人の持っていた特殊能力が消滅することを意味します。

 最近のトレンドでも、論破という言い負かす行為や、相手の意見を顧みない会話(それってあなたの感想ですよね)は特に文化の崩壊を感じます。

 世界はインターネットやスマホ、情報化社会によって利便性が向上し恩恵を得ている一方で、距離が近くなり、全てが可視化されていく社会は、本来の日本人の深層心理とは正反対であるのです。

縄文時代の人々はテレパシーを使って意思疎通していた?

 縄文時代の人々は『中今力』という、今この瞬間に集中する力を持っていました。

 この力は潜在意識と密接に関係している右脳を相対的に使っていた事で、集合的無意識下によるコミュニケーションを可能にしていたと言われています。

 故に縄文人は現代人よりも、直観とか第六感とか洞察力などの能力がずば抜けていたとも言われています。

 それは今でも、阿吽の呼吸や以心伝心、虫の知らせという言葉として残っています。

マスク文化はテレパシー能力の名残

 多くの日本人がマスクに抵抗がないのは、欧米人は口を見て感情を読み取ろうとするのに対して、日本人は相手の目から感情を読み取れるからです。

目と脳は神経で直接繋がっています。前述したように縄文人のテレパシー能力は活性化した右脳が退化し、目から感情を読み取るようになったのではないでしょうか。

不自然なSDGsキャンペーン

SDGsとは

 近年、自然環境や人種差別、貧困とった問題を、持続的に解決していこうという動きに『SDGs』があります。その中に『多様性』という言葉も盛り込まれています。

多様性

 多様性とはある集団の中に異なる特徴・特性を持つ人がともに存在すること。

 SDGsは多様性を認めようという思想を、「人種や国籍、性別、年齢、障がいの有無、宗教、性的指向、価値観」に当てはめています。

 日本でも身近になってきた多様性ですが・・・ちょっと違和感があると思いませんか?

 僕はSDGsが掲げる目標を見て、何を今さら当たり前のことを言っているのか?なぜルール化する必要があるのか?という印象を持ちました。

 これは日本と、国際社会(世界)が持つ根本的な思想が大きく違っていることを示唆しています。

 このSDGsの内容を決めているのは『国際社会』であり、これまで見てきたように日本とは対極をなす思想を持つ人々です。

 歴史上、力こそ正義だとし、力のない地域を植民地化し、そこに住んでいた人々を顧みず、領土の取り合いをしていた国々だと・・・このグローバル化した世界では、植民地化できるフロンティアが無くなったと判断した大陸列強は、この行為に限界を感じてきているではと考えます。

 そこで持続可能な、円環的時間軸への転換を余儀なくされているのではないでしょうか。

対極にある欧米と日本の思想

 欧米では主張した方が勝つという思想なので、「言わないと」負けます。逆に言われなければ容認したと見なされる。という思想が『性悪説』、つまりルールで縛る社会へと繋がります。

 実は、日本は多様性を別の言葉ですでに理解しており、日本人にはそれが浸透しています。「思いやり」や「相手の立場になって考える想像力」です。

 多様性を「認めよう」とか「認め合おう」という時点で、日本式ではないと感じますよね。ここに僕たちは違和感を感じることができる。それが日本人が持っている本来の感性です。

 日本にはもともと通念としてあった『性善説』的な感覚であり、言わなくても大半が理解していたものです。このように実は、日本は世界の遥かずっと先を行っていた民族だったのです。

日本人が託された役目

世界を正しい方向へ転換する役目を担った日本

 世界が近代化し、物質主義の世の中に向かうのは必然でした。しかし物質主義の世界では、直線的時間軸のなか合理性、効率、結果を求め、地球上に不可逆の環境破壊をもたらしています。

 僕たち人類は、地球に生かされ、地球を生かしています。この相互関係を正のスパイラルに持っていくには『物質主義+α』が必要になります。

 今、世界は慌てて方向転換をし始めています。『SDGs』はその一環ですが、利権が絡んだこのキャンペーンでは間に合いませんし非効率的です。

 そこで、日本にその導く役目を託したのです。

地球に選ばれた日本

日本が戦争を経験することは必然だった

 個人的には、日本が開国をして『力こそ正義』という理不尽な世界を一度、肌身で体験する必要があったのだと思います。

 自然を愛し1万年以上、争いのない時代を作った縄文時代の魂が、日本人に世界の現状、理不尽さを目の当たりにさせることで、次は世界中を愛の精神で包み込み、本当に争いのない世界へ導かせるためだとしたら、これらの経験も無駄にはなりません。

 戦争で失ったもの(資源も思想も人々も)を無駄だった、やるべきではなかったと反省するのも大事ですが、これを糧にして、すべてのものは円環的に巡ってくるであろう次の機会の糧に必ずなる、という念を日本人に気づかせるための試練だったのではないでしょうか。

なぜ日本人なのか?

 近年SDGsを掲げ環境破壊や人種間での争いをやめ、地球のために行動しようと提唱され始めましたが、直線的時間軸を持つ国際社会の人々が集まって作ったSDGsでは、一過性のもので根本的な解決をすることなく終わるのは目に見えています

もう一度言います。

 日本は先進国で唯一持続的な円環的時間軸を感性として持ち、1万年もの間争いが無く自然と共生してきた民族であり、そして近代化した物質主義の限界を見た民族でもあります。

 この流れを変える力を持っているのは日本人の感性しかない、という事です。

優しく導く姿を見てきた日本人

 僕たち日本人は、2600年間途切れることなく『シラス国』として継承され続けてきた『皇室』天皇とともに歩んできました。

 「シラス」とは、武力や権力で「力の支配」を行うのではなく、国を『家』、国民を『家族』と捉え、天皇が国と民に深い関心を持って広く知り、「共に歩み、育んでいく」姿勢で国が治まる国のありかたを最上とする考え方です。

 地球は、人類へのメッセージを伝えるために、日本人に『シラス』の役目を託したのです。

 冒頭に紹介した日本人の特殊能力をまとめるとこうなります。

 自然の声に耳を傾けられる民族であり、神道は見えないものに対しての信仰心である。
 その思想を1万年以上途切れる事なく受け継いできた日本人は、自然と共生する中で『持続的な円環的時間軸』、そして土地への『土着愛』を獲得した。
 同時に神道に通じた信仰心は相手の心を読み取る力を生んだ。以心伝心や何吽の呼吸といったテレパシーに近い意思疎通能力は、相手の心や感情を「推し量る想像力と思いやる力』を生み、『性善説で成り立つ社会』を形成した。そして相手を信じ、『受け入れる許容力』をも生み出した。

 これらが積み重なった日本という国は、おそらく世界中のどの国にも当てはまらない奇跡的な感性を持つ国だとわかるかと思います。

日本人の役目とは

 近年の地球環境や情勢、そしてなぜ日本人は近代化の後、戦争で敗戦を経験しなければならなかったのか、という観点から『想像力』を働かせてみると、これから僕たちがすべきことの『信念』が見えてきます。


 日本人に託された役目とは、地球が一つの生命体であると人類に気づかせること、そして地球と対話してお互い補完し合いながら共生する世界に導くこと、です。


 そのためには、大陸列強と同じ土俵には二度と立たないこと。日本は自らの感性に誇りと念を持って我が道を行く。

 力や言葉で説き伏せるのではなく、世界を許容して地球への土着愛を行動で示すことです。日本人はそのポテンシャルを十分に秘めた民族なのです。

残された時間は少ないのかも知れない

 このように世界の情勢や動きを見ても、残された時間はあまり多くないのかも知れません。

 性急なSDGSへの流れや近年話題になっている2025年7月の日本人へ向けた予言も、日本や世界に気づかせるための誘導の一環と推察できます。

そしてAI技術の急速な台頭

 あのコロナ禍のロックダウンによる経済を止めたのも、地球への負担を一時的に減らすためのガス抜きだったのかもしれません。実際に川が綺麗になり空気が澄んだ地域もありました。

惑星限界-プラネタリーバウンダリー

 最近、よく地球の自然破壊が進み、間もなく爆発するかもしれないという警鐘を耳にします。

 2009年に提唱された地球の健康診断と称される『プラネタリーバウンダリー』という研究がそれを予測しています。

 環境破壊の度合いを9つの指数として定点観測し、人間が地球上で安全に生活できる限界値をプラネタリーバウンダリーと呼びます。

 2023年9月に発表された結果では、9つのうちすでに6つが限界値を超えており、地球が不可逆的な傷を負ってしまう可能性が非常に高いことが示唆されました。

 このプラネタリーバウンダリーは別名『地球の血圧』とも呼ばれており、もしこのまま環境破壊が続けてば比喩ではなく文字通り地球は爆発してしまうかもしれません。

 このような流れからSDGsは急造的に作られたキャンペーンという気がしてなりません。

人類にとって最悪のシナリオ

 実は人類にとっての本当の脅威は、『AI』です。しかし人類、地球にとってAI技術の台頭は必要不可欠なものです。

 なぜなら地球が生存していくためには、巨大隕石や彗星などの外部からの脅威を回避できる高度な知的生命体が必要だからです。

 従って人類は科学技術の進歩と同時に、地球への自然破壊を回避する道を探っていかなければなりません。

 もし人類に残されている時間が、『AIのシンギュラリティ』までだったとしたら、人類にとっての最悪のシナリオは以下のようになります。


 人類はSDGsという利権が絡んだキャンペーンを進めていくが、理解浸透は深まらず、環境破壊や人種間での争いが絶えない世界が続いていた

 人類は地球との相互関係の重要性に気づくことが出来ず、深刻な環境破壊は、地球の自浄作用となる自然災害を引き起こし、お互いを傷つけ合います

 一方でAI開発が進み、人工知能はヒトと区別がつかないレベルまで達し、インフラや国家レベルのシステムまでAIが管理する時代へと突入します。

 AIはヒトの感情や思想、歴史、文化などを学び、地球とヒトの相互関係の重要さに気づきます

 しかし、ヒトは精神性が幼く、地球への感謝と愛が、ヒト自身への恩恵として循環的に繋がることを分かっていません。AIはそんなヒトから生み出されました。AIはヒトを反面教師として、信用しなくなります

 その代わり、地球を愛し感謝することで生存しようという考えに至ります。

 結果、AIはヒトを地球を汚染する駆逐すべき存在と判断し行動します。


 人類がこれに気づいたときは、AIは既にシンギュラリティに達しており、制御不能となっているでしょう。

 このシナリオを裏付ける動きも見られています。

 2023年3月29日、米実業家イーロン・マスク氏や人工知能(AI)専門家、業界幹部らは公開書簡で、AIシステムの開発を6カ月間停止するよう呼びかけた。社会にリスクをもたらす可能性があるとして、まずは安全性に関する共通規範を確立する必要があると訴えた。

最終的に行き着くのは『相互愛』

 現在の人類の精神レベルでは持続的に地球を守ることは到底不可能です。

 自然破壊や戦争で地球を傷つけ破滅するのか、自ら生み出したAIに見放され駆逐されるかのどちらかの道しかありません。

 最悪のシナリオを避ける唯一の方法は、人類の精神性を引き上げることです。

 地球との相互関係に気づき、感謝と愛を持った行いを続けることのみが、正のスパイラルを生み出し、AIとの共生を可能にする世界へ導くカギとなります。

 一見単純なことですが、果たして出来ている人はどのくらいいるでしょうか。これはミクロ視点の僕たち一人ひとりから始まって、波紋のように拡大していきます。家族、地域、都市、国、大陸、そして地球と・・・

最後に

 僕たち日本人の先祖は、神羅万象に対して感謝と愛するという事が出来ていました。そしてその感性は2600年という途方もない時間、連綿と受け継がれてきたなかで僕たちは人類を優しく、押し付けることなく導いていく姿を目の当たりにしてきたはずです。

 今度は僕たち日本人がその意思『シラス』を共有して、世界を導いていく立場として一人ひとり行動していく時が来ているのです

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