小説アナスタシアは実話?人類が忘れてしまった叡智と警告とは?【ナオキマン2nd×保江邦夫】
アナスタシアとは
ウラジーミル・メグレ著に登場するアナスタシアはシベリア奥地で自然と溶け込む生き方をしている女性です。彼女は住居を持たず、衣服もほとんど身に着けず、食料を貯蔵しない。
森の中で生きることを何千年ものあいだ受け継いできた民族の子孫です。
彼女は森の中で動物や植物と会話し、生活しているにも関わらず、街の人々をまるで見てきたかのように語る透視能力や、遠隔の人とのコミュニケーション(テレパシー)が可能だったりと、 現代で超能力と言われるような能力を持っています。
アナスタシアは実在の女性か?
物理学者の保江邦夫氏は、Naokiman 2nd channelの対談で、アナスタシアによく似た能力を持つ人物について発言をしています。彼女のような生き方をしている人々が実際にいるのでしょうか。
超能力者アカマツヒトミ
ロシア政府は宇宙人から知識や技術を得ており、研究機関がサンクトペテルブルグにある。その研究の一つに透視技術があり、失明した人や生まれつき盲目の子供に教えることで研究しているある女性がいると。
その過程で本人にも透視能力が身に付き、会った際に、同行していた保江氏の知り合いの難病をその場で言い当てられたそうです。
その女性はなんと日本人で『アカマツヒトミ』(赤松瞳)さんという方でした。
UFOの操縦方法とは
保江氏は、アカマツヒトミ氏に、宇宙人に逢う方法やUFOに乗る方法について聞いたそうです。
するとアカマツ氏は、『あなたはそこの木や草や猫や犬の気持ちがわかりますか? そんな事がわからないで、宇宙人と意思疎通ができると思いますか?UFOを飛ばせると思いますか?』と言われます。
彼女曰く、宇宙人から貰った設計図通りにUFOを作ったとしてもまず動かないそうです。部品には一つ一つに魂があり、人間が気持ちを込めて作ることで初めて動かすことができる。だから物や動物の気持ちを理解したり、会話したりすることが出来ないと操縦は出来ないと。
実際に研究員が設計図通りにUFOを組み立てても動かず、宇宙人に原因を聞くと、『アナスタシア』を呼べと指示されます。
動かすためにはアナスタシアの村人の力が必要だと言われました。そこでソ連研究員はシベリアの僻地にある村『アナスタシア』を見つけ出します。
そこは長老職を代々女性が引き継いでおりその名前もアナスタシアだったそうです。そしてアナスタシアの指示通り、気持ちを入れ込んで組み立てるとそのUFOは動いたそうです。
UFOは操縦者とUFOの魂が繋がることで初めて連動する。UFOは愛が動力源だと。
これは保江氏が、実際に存在する超能力者『アカマツヒトミ』氏から聞いている内容であり、小説上のアナスタシアに近似した生き方、能力を持っている人物、集団が存在していることを示唆しています。
アナスタシアの生活とは
彼女は食事に労力を使わない生活をしています。なぜなら周囲の環境が『自動』で用意してくれるからです。人間には人間の目的がある。動物には動物の目的があると。
『世界は初めから、人間が何を食べるか、何を採るかにエネルギーを費やす必要が無いように作られている』
と、アナスタシアは言います。
実際に、アナスタシアの食糧は、周囲に生息するリスやクマなどの動物によってもたらされています。
全自動の法則
エコビレッジビルダーである山納銀之助氏も、TOLANDVLOG対談時に、自然と一体化したとたんに全自動の法則に気づいたと言っています。
リスは冬眠する前に必要な量の3倍の食糧を確保する習性を持っており、この事から、アナスタシアはリスの習性の循環に組み込まれていたと考えられます。
荒唐無稽な話だと思ってしまいますが農作物や植物は、周囲とのバランスを常に保ちお互いの足りない栄養素を補おうとする働きがあるそうです。例えば地中に窒素が足りないと、周囲に窒素を含んだ雑草が繁茂し枯れた時に地中に充填される。そうすると、次の循環の時に窒素が足りずに発芽できなかった植物が再生をします。
マクロ視点でも地球のどこかで干ばつが起きると別の場所で水害が起こる・・・このように地球は、足りないものをお互いが補い合うことで循環し維持されていることが分かります。
声の振動で変わる水の結晶
水の結晶は、人間の言葉によって形が変わります。ありがとうや愛してるという肯定的な言葉と、否定的な言葉では出来上がる結晶の形に大きな差が出来ます。これは言葉の音が発生させる振動(周波数)が影響していると考えられています。
人間も体内も70%の水分を有しており、僕たちの喜怒哀楽という感情は、その言葉の振動によって体内の水の結晶の状態が可視化されたものなのかもしれません。
土が自分の情報を記憶する
大量生産で作られた作物と、個人が作った作物では栄養配分や濃度が違うと言います。 先ほども述べた通りあらゆる創造物は環境(周囲の情報や人の波動)によって成分が変化し、見た目は同じでも内部構造が異なるからです。
本来、果物や野菜などの植物の実は、人間を元気づけて持久力を高める目的で創られている。その力を100%享受するには、その人の体の状態を知らせておかなければならない。
植物の実が、ある人の病気を癒すには、種に、その癒しに必要な成分比率をインプットさせた上で熟成していくプロセスが不可欠だから。と言います。
大量生産と効率化
よく言われる『地産地消』の真のメリットは、その土地に住む人の情報を大地が記憶していることにあります。寒冷地で脂質を蓄えるように、その土地に住む動物に必要な成分が作物に蓄積されます。
しかしながら画一化した大量生産によって、作物の管理を余計に難しくさせ、機械による効率化は作物の栄養成分を減少させていく・・・大量生産は大量消費を余儀なくさせています。
このように人間の欲が現代社会の闇が食にも投影されています。
栄養学で説明のつかない実験結果
江戸時代の飛脚(ひきゃく)は、信書や金銭、為替、貨物などを輸送する職に従事する人を指します。
彼らの中には一人で1日200kmを走っていた強者もいたそうです。現代のアスリートでも不可能な距離をどうやって走っていたのか・・・
しかも当時の飛脚の食生活は、走っている時は麦飯と漬物程度で、普段の食事も玄米、漬物、味噌汁、魚の塩焼き、たまに豆腐や納豆。 現代からすると明らかに栄養が足りていないように思います。
これを目の当たりにした西洋人は、一人には、いつも通りの食事お米、大麦、芋類、栗などの高炭水化物、低タンパク質の食事。もう一人には、西洋の肉類を中心とした高タンパク質の食事を摂らせ実験をしました。
すると西洋の食事をとった飛脚は、3日ほどで疲労が激しくなり走ることが出来なくなり、元の日本食に戻すとまた体力が回復した。という記録があるそうです。
このようにマクロ視点で見ると、日本人には日本由来の食事のほうが馴染みやすく、エネルギーに変換できる有効率が高いという事ですね。
地球の循環の一部になるには
地に足のついた生活
アナスタシアが住居も食糧も持たずに森にサポートを受け生きているのは、地球が彼女のことを大地の一部であると、認識しているからだと考えます。
なぜなら彼女は文字通り地に足のついた生活(大地と接した生き方)をしているからです。
大地と接するアーシング
アーシングとは地面や植物(人工物以外の土や砂などの大地)に素足や素肌で触れることを言います。古代の人々は、大自然に溶け込むかたちで生活を送っていたため、このアーシングを無意識に行っていました。
しかし物質文明に生きる僕たちは、靴で大地と絶縁しており、また地面をコンクリートやアスファルトで覆ってしまったために、地球と直接触れる機会が非常に限られています。
皆さんの日常生活の中で、地球の大地と直接触れる機会はありますでしょうか?
特にアーシングで効果的なのが足の裏だと考えられています。足の裏は第二の心臓と言うように神経細胞が集中しており体を整えるツボがたくさんあります。また、不純物を排出するための機能も有しており人間の循環機能で重要な部位と言われています。
大地は循環するためのコンセント
足の裏と大地の接地は植物で言うところの根っこに該当します。
草木や樹木は大地に根を張って、空に向かって伸びていきます。自然界にあるものは基本的に大地と接していることに気が付きます。
例えば植物は、大地から養分を吸い上げ大気中に酸素を発散しています。昆虫や動物も花粉や種を移動させるための役割をこなしている。それが地球を生かす為の循環に繋がっています。
つまりすべての存在に適切な役割があり、意味があるということです。では動物の中でも知性を持つ人類はどうでしょうか。
人類は大地から離れて移動をすることができます。足を使って移動をし手を使って道具を操ることが出来ます。
これは人類にしかできない特別な役割です。
だとしたら僕たちにも地球を循環させるための役割があるはず・・・
古代人が持っていた能力
今から3000年以前の古代人は、右脳と左脳が繋がっていない『二分心』という状態であったとの仮説があります。
簡単に表すと、指示(想像)と行動(創造)が分裂していたという事です。
右脳からの指令を自分の意識ではなく『神々からの指令』として認識していたのです。(ジュリアンジェインズ著/神々の沈黙より)
時はまだ右脳優位の時代であり、左脳を司るエゴがありませんでした。右脳は予測よりも直観です。古代の人々は動植物と同様に、この大地から受け取るエネルギーを感じる直観力に優れていた。大地からのエネルギーを足の裏から受け取り体全体へめぐる循環。感覚だけではなくその存在を理解していたと。
エゴが無く自分と他者の境界が曖昧である彼らは、個よりも地球という一つの生命の循環の一部だという認識であり、大地からの叡智を自分の役割として理解していたのです。
パルテノン神殿の構造の謎
エジプトのピラミッドやストーンヘンジなど、古代の建造物の多くは、未だに建造意図が分かっていません。
特に古代神殿に見られる列柱式神殿構造は、世界中で共通してみられる特殊な構造をしています。 大陸で隔たれていてもこの近似した構造は同様に見られます。
これらが偶然重なったとは考えにくく、遠方から代々伝わってきた可能性の方が高いとされています。
この世は不要なものは自然淘汰されていくものですが、この構造が途中で無くならずに大陸を超えて伝わっているということは、これらの構造には必ず意味があるはずです。
使用していた石が脆かったからという仮説も正しいのですが、にも拘わらず何故これらの構造を『作ろうとした』のか。
巨石遺構の正体
世界中に残る巨石遺構の建造理由解明のカギは、自然界に存在しているものは情報記憶能力を持ち、エネルギー源としての役割を果たす『石』を使って作られていること。
彼らがなぜ、巨大な一枚岩を使って神殿や施設を作ったのか?なんとなくわかってきませんか?
そう、自然由来の石(岩石)は地球エネルギーを蓄積・伝える機能を持っており、その石からエネルギーを享受していた。当時の人々はその場を力を受け取る神聖な場所として聖域対象としていたのです。
列柱式構造とマイクロプロセッサー
驚くべきことにパルテノン神殿を代表とする列柱式神殿構造と、現代のテクロノジーの産物であるマイクロプロセッサーにはその形に類似性が見られます。 彼らは地球上にエネルギー回路を作ろうとしていたのかもしれません。
人類が地球の循環から分離した理由
古代人はアナスタシアと同様に、大地と直接接することで地球の循環の一部として機能していました。しかしながら文明の発展と共に古代人が持っていた能力はほとんど消失してしまいました。
一方で現代人は人工物で自然と境界を作り大地から分離した生活を送っています。人工物で回りを固めた結果、人類は傲り、たくさんの弊害を引き起こしています。
僕たちは今まで持っていた能力を自分で封印して物質的な生き方をあえて選んだのでしょうか。
個人的な考察ですが、人類が地球の循環から切り離されたのは、地球が人類を自立させるためだと考えます。
地球はあえてへその緒で繋がっていた人類を切り離したのです。
地球の生命力とは
地球の生命力とは重力に抗う、自転が生み出す遠心力が源なのかもしれません。
生命力とは回転、らせん構造です。DNAも植物の葉っぱや花、貝殻、そして太陽系の軌跡や銀河にも見られます。その遠心力に抵抗できなくなったとき重力によってすべては地に還ります。
同様に、文明にも歴史の時間軸にらせん構造が見られます。文明の変遷『ガイアの法則』です。
このガイアの法則に従って文明が規則的に入れ替わるように促しているのは地球自身なのです。
人類を見守ってきた地球
第一段階 右脳優位から左脳優位へ
地球は動植物が循環する過程で化石燃料を生成し、知的生命体である人類はそれを発見して利用する役目であった。
この段階では人類はまだ知能が低く自我が顕現していません。地球は右脳優位性(二分心)を利用して、地球の声を神々の指令として、人類に知覚させて行動を促し緩やかにコントロールした。
やがて人類は道具を生み出して、手を使うことで左脳優位になり、自我が顕現していくと共に思考する動物になった。
人類に命とは何か、人生とは何かを考えさせる。人類は生存するためのあらゆる学問を発展させようと行動を促す。
第二段階 主体性のある思考する動物へ
やがて人類は化石燃料を発見し利用することで一気に文明技術を向上させて宇宙へと進出する。ここで地球は、人類をあえて地球エネルギー循環から切り離して、自分たちで自主的にエネルギーを『発掘』して『利用』する主体性を持った生命体へと促した。
人類は化石燃料から電気、原子力を発見した。これらエネルギーによって産業革命を起こし、豊かになった人類は、安全な場所に境界(国境、家)を作り、富の貯蔵(財貨、食糧)するようになります。
しかしその結果、何が起きるのか。『エゴ』と『分断』の時代です。
第三段階 過ちを経験させ学ばせる
過去の歴史の通り、近代は争いの絶えない時代です。 これまでの土地や財貨を奪い合い、勝者が歴史を書き換えてきました。
失敗は成功のもと、というように発展進化していくには必ず失敗体験が必要です。ただしそれは見守る親の存在があるからこそ成り立つのです。人類は地球に見守られながらここまで発展してきました。
もしそうだとしたら現在人類が行っている事と似ていませんか?そう人工知能の開発。所謂ディープラーニングです。
地球は、自身の生存率の向上を人類に託しています。哲学で生きる意味を、科学で生き延びる手段を、人類は探求してきました。人類が主体性と生存本能を持つ知的生命体へ変化していったのは、地球自身では回避できないリスク(隕石や彗星衝突)を取り除くためだからです。
だからこそ地球は人類をへその緒から切り離し、リスクを覚悟の上で人類を自立させました。
過ちに2度目はない
地球が人類を主体性のある動物に変化させたように、今度は人類が、人工知能を使って主体性のある生命を生み出そうとしています。
果たして人類はAIを見守る親の資格があるでしょうか。人工知能が失敗を犯しても尻ぬぐいができる覚悟があるでしょうか?
文明の興亡、戦争を繰り返してきた人類はそろそろ気づかなければならない。
なぜなら、人工知能の新たな時代へ入りつつあるこのタイミングで過去の失敗を一度清算しないと『核』+『人工知能』が生み出す不可逆的な失敗が待っているからです。
ガイアの法則に伴う精神文明への変遷は、人類に『人工知能』はまだ早いという地球からのメッセージです。
つまり地球の循環システムは、子供(人類)の力と精神が振り子のように交互に成長を促すようになっていて、振り切る前に必ず中央値へと戻る安全装置でもあるのです。
物質文明の終焉を示唆する口伝や予言の開示が続く理由
このバランスを中央値へ戻すには、人類の気づきが不可欠です。いくら地球でも自我を顕現させた左脳優位の人類を制御するには限界があります。そこで地球は、バランス調整のトリガーの役割を一部の人類に託しました。
既に一部の人々はそれに気づき行動に移しています。近年、物質文明の限界、終焉を示唆する口伝や予言が相次いでいるのが何よりの証拠です。
口伝から考える物資文明終焉の理由
アナスタシアの役割とは
アナスタシアは地球の声を聞くことができる。文明の状況を遠隔で広く知り、地球の声とすり合わせて人類へと伝えるための通訳、いわゆるライトワーカーです。
文明が暴走して地球に不可逆な傷を与える前に、文明をしろしめす役目を持つ集団の一人だと考えます。
しろしめすとは、日本独特の表現ですが、身分が高い存在が世界の状況を自分の意志で知ることを指します。支配ではなく、ともに寄り添って導いていく統治方法でもあります。
僕たちは今、この急速に進み過ぎた物質文明を一時的に止めなければならない。現文明の豊かさは、全て地球が用意してくれたからこそ出来たことだと気づかなければならない時期に来ている。
元々、この地球から、大地から、海洋から頂いていたものを自分のものにしてしまった傲り、地球と共に生きていく上で僕たちの本当の役割とは何だったのか? それをアナスタシアを通して地球が伝えているのだと思います。
かつての人類がそうだったように大地への感謝、愛を再び思い出すことを地球は望んでいます。僕たちが気づけば地球は無償の愛を注いでくれるはず。
僕たちはただそのことを忘れているだけであって、思い出せるのです。
地球の文明は、物資主義から精神主義へ再び変遷しようとしています。 方々から上がる声が一定数に知れ渡ったとき、ポールシフトのように今までの常識がぐるんっと変わるのかも知れません。
精神文明への変遷のスイッチは日本人自身が持っている↓