私の緑内障進行せず

先日、2ヶ月おきの緑内障の定期診断に行ってきた。前回の受診のときには、眼圧がイエローゾーンに上がってしまっていて、少しまずいという話を書いた。

今回も眼圧が上がっていたらどうしようかとちょっとドキドキしながら受診したが、今回は前回よりも大幅に低くなっていたので一安心。

その他の項目も特に視野の欠けが進行している兆候は見られないので、このまま今の目薬を継続することとなった。

前回はどうして眼圧が上がってしまったのか、ちょっとわからないけれども、目薬がちゃんと目に入っていなかったのかもしれない。もしくは、開封から30日を超えて使ってしまい、使用期限が切れてしまっていたのかも。

私が処方されている緑内障の目薬は、開封するまで冷蔵庫で保存が必須、開封したら30日間は常温でも大丈夫というものだ。もしかしたら、開封後に30日以上常温で置いてしまったことで、成分が変わってしまい、眼圧低下の効果を発揮できなくなっていた可能性もある。

開封するまで冷蔵保存が必要で、開封後は常温でもOKと言うのはちょっと不思議な気がするけれども、成分が不安定で分解されやすい成分が含まれている薬や、タンパク質から作られている薬が該当するという。

成分が不安定で分解されやすい薬は液体の薬に多く、目薬も液体なのでこちらに当たるらしい。ただし一緒に処方されているドライアイの目薬は、常に常温保存OKなので、液体の薬といっても種類によって違うようだ。

タンパク質から作られている薬はインスリンなどで、温度変化によって変性してしまうことから、冷蔵保存が必要なのだという。

なお、錠剤やカプセル剤は、冷蔵庫からの出し入れで湿気てしまう可能性があるので常温保存が必須とのこと。私なんかは、何でもかんでも冷蔵庫に入れておけば安心だと思ってしまうので、注意したほうがいいかもしれない。

もらってきて冷蔵庫に入れた日付は書いてあるけど、開封した日付は付けていなかった。これからは開封日も書いておこうと思う。

何はともあれ、緑内障に特に問題がなかったことは安心だ。緑内障の怖いところは、自覚症状が全く無いこと。全然見え方も変わらない、緑内障を原因とした視力の変化もない。

私は、たまたま目の充血で眼科を受診したときに、緑内障の兆候を見つけてもらって、毎年視野検査を受けるように勧められたので、幸いにも最初期で点眼を始めることができた。

でも、緑内障はある日突然失明する、ということが起こりうるという。40歳を過ぎたら、緑内障の検査をぜひ始めることをお勧めします。

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