メダカエサの成分について。
以前、「メダカのエサについて」という記事を書きましたが…
今回は成分について見ていきたいと思います。
餌の成分といいますと、パッケージの裏面などによく〇〇%などと記載されているあれです!
主に…
蛋白質
脂質
繊維
水分
灰分
リン
カルシウム
などが表記されていることが多いでしょうか。
その中でも見るべきポイントを絞るのであれば…
蛋白質、脂質、リンあたりでしょうか。
まずは「蛋白質」
これは言わずもがな、あのタンパク質です!
そう、昨今の筋トレブームでより一層耳にすることも多くなったのではないでしょうか。
筋トレユーザーが気にする値としてもわかる通り、筋肉を育てるためには欠かせない成分となっており、メダカも同様、しっかりと蛋白質を摂取することで健康的な身体の土台を作ることができます。
また、繁殖の際には大きなエネルギーを必要としますので、蛋白質が不足していると上手く繁殖活動が行えなかったり、抱卵の妨げになってしまうこともあります。
次に「脂質」
人間からすると、ダイエットの最大の宿敵とも言えそうな脂質ではありますが、水中で暮らすメダカにとっては非常に重要な成分の1つです。
脂質を適度に摂取することで、メダカの健康的な生育に加え、身体のサイズアップも期待でき、見栄えなどの部分にも大きく影響を与えてきます。
適度な脂質はメダカを丸みの帯びた美しいフォルムに仕上げ、観賞魚としての価値を高めますが、人間のメタボと同じく脂質の割合が多くなりすぎると、内蔵、消化器官への負担が増し、健康を害す恐れもありますので脂質が高い餌が供給過多にならないように注意する必要があります。
そして最後が「リン」
上に挙げた2つに比べると幾分聞き慣れない成分になるかもしれません。
リンはミネラルの一種で、人間では主に骨や歯を構成する成分となっています。
メダカも同様に骨が正常に育つためには欠かせない成分で、これが不足すると骨に異常をきたし、身体の生育が不十分になったり、骨曲がりの原因になってしまったりすることがあります。
骨曲がりはメダカの健康にも見栄えにも悪影響を及ぼしますので、しっかりと摂取しておきたい成分の1つと考えます。
本日は3つを取り上げて紹介しましたが、他にもたくさんの成分が表記されていますので、興味がある方は調べてみても面白いかもしれません。
ちなみに私が与えている人工飼料の成分表はこちらです。
この成分をどう見るかは、それぞれの環境や飼育プランによって様々かとは思いますが、個人的には満足しています。
産卵期のメダカにもこれを与え、しっかりと産卵してもらっています。
以前の記事にも書いたように、こういった栄養価の面でもバランスがよいかと考え使っている次第です。
皆さんは、どういった餌を使っているのでしょうか。
よかったら、コメント欄やTwitterなどで教えてもらえたら嬉しいです。
それでは、本日はこの辺で。