働く開発会社を選ぶとき。
みなさん、こんばんは。
さて、今日はこれから働く先を考えているゲーム開発者の方々に働き先を選ぶなら大きい会社、小さい会社のメリットやデメリットをお伝えしようと思います。とは言え最終的に決めるのはあなたですから、参考までに読んでみてください。
実は案外このお話、常識とまでは言わないまでも、ゲーム業界では結構当たり前のようになっています。
まず、小さな開発会社では大きな開発会社と違いいろんなことができることです。
いろんなことと言うのは、例えばRPG、アクションゲームやパズルゲーム、アドベンチャーからVRなどありとあらゆる分野の仕事が回ってきます。(弊社の場合です)
大きな開発会社の場合、1本のゲームソフトの1部を担当したりする形になりますが、我々のような小さな開発会社の場合、小規模のアプリなら1人で担当の分野(例えばプログラム)を1本まるっと任せると言うこともあります。
もちろん、どんな小さなプロジェクトでもチームは組みますから、そこにはディレクター、プランナー、デザイナー、プログラマーといった専門分野の人はつきます。
とは言え弊社では、小さい案件だけではなく著名なタイトルのPS4やSwitchと言った家庭用据置機の開発案件も沢山ありますので、他社さんとも協力したりして、適材適所といった形で担当を割り振ります。
その分、弊社の場合は1人1人が多種多様なツールを要領良く使いこなし、日々スキルアップしていく必要がありますし、より多くのコミュニケーションを取り合いテキパキ作業を進めなければいけません。
ですので、たくさんのスキルや知識を身につけたいなら、弊社のような開発会社をお勧めします。←ちょっと宣伝(笑)
大きな開発会社の場合は誰もが知っているBIGタイトルを担当する事もあると思います、そして開発が完了した時のやりがいと言ったら、あらゆる苦労を忘れるほどです。そう言うゲームの場合はテレビや雑誌で取り上げられる事も多く、役割が大きければ大きいほど業界のスターにも駆け上がる可能性もあると思います。
しかしBIGタイトルの場合ほとんどの開発者はそのポジションには着けません。
そのポジションにつけるのはごく一部のベテラン凄腕ですでにスターなスタッフがほとんどだからです。
少し前に某巨大メーカーさんにお勤めだった方にお聞きした話では、延々靴の先だけを作る作業をしていて、一体自分が何を作っているのかが全く分からなかったと言っていました。そしてその作業が辛くて結局は退職されたようです。
もちろん、その話が全てではないと思いますがスタッフロールがとんでもなく長いゲームやアニメ、映画なんかは、その節はあるかも知れません。
じゃあ小さい開発会社の方が好きなことが出来るのかと言うとそれもまた違います。
好きなゲームだけを作っていて良いわけでは有りませんから、クライアントから依頼された仕事のどれかを会社から割り振られることになります。
これが好きなものなら良いのですが、そうでない分野でも、これは仕事ですからやるしか無いのです。
しかも、小さい開発会社は1人1人の責任は重くなりますし、仕事の重要度も増す可能性があります。
小さい開発会社ではあなたの替えは居ないというところがほとんどです。だから弊社の場合は、1人1人の社員の健康や福利厚生にはかなり気を使って手厚くしています。
これから転職や就職で開発会社を選ぶ際は、勢いだけで入らず、その辺りも含めよく考えてから会社を選んでみてください。
また、スキルに自信がある方こそ、弊社のような小さな開発会社で能力を存分に発揮してみて頂けると嬉しいです。
それでは!