大学時代の自分のブログを振り返ってみた Part.1
これは高校時代から大学時代に自分が頻繁に更新していたライブドアブログからの引用なのだが、この頃は色々と人間関係も含めて不安を抱えていたから、どことなく真面目に見えるんだけどトゲトゲとした雰囲気が漂っていて、読んでいてちょっと心を抉られるものがあるんだよなぁ…シンプソンズのフランク・グライムスみたいだ(苦笑)厚顔無恥なんて単語が出てくるのも、大学で正しく授業を受けてレポートに勤しんでいた根暗学生の真面目さを象徴している…。
ちなみに、誰に不満を爆発させているのかは思い出せない(笑)多分、大学でメンヘラ臭くて居所を自ら失ったアイツとか、そんな感じだったのかな…自分の出身学部ではクラス分けが2年ごろまであって、その中では当然の如くに気の合う人間も面倒くさい人間もいたのだが、恐らくは後者の報であることは察しが付くし、幾つか当てはまるような嫌な思い出も浮かんではいるのだが…。いずれにせよ、元同級生の癖の強い感じに霹靂していたのが自分だけに限らなかった、ということを意外に社会復帰後の当時の学生同士の飲み会で知ることになったのも含め、やっぱり居心地の悪さは自分だけの問題じゃなかったんだなって、妙な冷笑を伴う安心感に包まれたんだよね…あと、やっぱりあいつメンヘラやったんや!とか…(苦笑)
ただ、この不満をあらわにした冒頭とは裏腹に、記事自体は大学時代のささやかな幸せについて割と触れられていて、特に印象的だったのが下記の部分。
そういえば、英語の授業でジンギスカンキャラメルを「不思議な日本の文化」みたいなテーマを土台としたプレゼンで披露していたのか…懐かしすぎる(笑)ジンギスカンキャラメルは、中学時代の友達が北海道への修学旅行のお土産にくれたんだけど、これがなかなかの個性的な味わいで、単に日本の文化が素晴らしいみたいなノリでもつまらないだろうと思って、あえてネタ路線でいきたくてニッチな需要でしかないソレを選んだんだけど…多分、この文面見る限り反応は上々だったんだろうなって思う(笑)
ちなみに、「知り合いの外国の方が来る」って話は、大学2年の時に自分のクラスの英語を担当されていた講師の方のお知り合いの、カナダ人留学生が遊びに来た時のお話。お名前はベンという方で、その端麗な容姿に比例するほどにナイスな人柄をお持ちの方で、それはそれはもう本当に素晴らしい時間を共有させて頂いたのだけれど、なにしろ自分も始めて外国人の、しかも英語しか通じない方との1対1の東京観光だったので…緊張もしたけど、すごく貴重な体験をさせていただいたんだよね。そういえば、学内の人間関係には相当消極的だったけど、こういう学業に伴う積極性はこの時すごく高かったように思う。それが、3年になると留学という現実逃避から帰国したが故に、一気に冷めてしまったのは、今思うと冷笑的な諦めを後悔するような節もあるけど、当時は致し方がなかっただろうなって同情的な部分も自分自身に持っていたりもするんだよね…。
ベンさんはヒップホップが好きで、当時グラフィティ(街中で見かける落書き的なソレをアートにしたもの)的な芸術にも紙を通じて積極的に取り組んでいたらしく、自分にも1枚即興の作品をプレゼントしてくれたのは覚えているし、今も大切に保管している。多分、奥にあるので今取り出すことはできないけど…そのうちモノの整理を始めた際に見つかったら、こちらに改めて掲載させて頂こうと思う。ちなみに、ヒップホップは好きだけど当時自分が聞いていたような、ゴリゴリの日本のハードコアなヒップホップには、あまり関心を寄せて頂けなかったのがちょっとだけ悲しかった…(笑)
尚、引用元の記事のタイトルは「Smile」なんだけど、これは世界一速い青いハリネズミことソニック・ザ・ヘッジホッグが、落ち込む他のキャラを励ますのに用いる魔法の一言を指していて、実際にそのことが記事でも触れられているので引用させて頂く。
自分でも共感性羞恥に陥るほどに青臭い文章やなって思うし、これを青臭いだなんて感じてしまうほどに、感受性がオッサンになったんだなと自虐的な気分に浸らざるを得ない…(笑)とはいえ、この頃は割と国際関係の職種も真剣に検討していたので、今で言うところの「思いやり左翼」みたいな側面が強かったのだと、冷静に眺めると感じるんだよね…。確かに、この時は人畜無害な優しさみたいな部分に囚われていた気がするから、案外他人には冷たい人間だという誤解というより本質を見抜かれてしまっていて、それはそれで益々孤独に過ごす形になってしまったのも懐かしい。
そもそも、涙を5年以上も出したことがないってのもセンチメンタルすぎる(笑)意地っ張りなんですよね、俺も…ってところに男の子的なプライドが燻っているのを感じるし、逆に言うなら感情をどう吐き出していいのか分からず抑え込んでしまう自分というのも回顧してしまい、色々と複雑な気分になるよね…。
シンプソンズでネッド・フランダースっていう、まさしく「聖書のように清く正しく生きる」生粋のクリスチャンがいるんだけど、彼も災害に見舞われて理不尽を叫びたいのに「どうやっても叫べない、どうすればいいんだ神様」って教会内で叫ぶシーンがあって、そこが悲哀のこもる音楽と相まって凄く印象的に映るんだけど、あのシーンを思い出してしまうよね…後に、ネッドは住民からのありがた迷惑的な慈善に激怒して、精神病院に入院しちゃうんだけど、当時の俺もそれにすごく近いような精神状況に会ったことは間違いなくて、やっぱり何度見ても強烈にフラッシュバックに近い形で思い出されるんだよね…。
ちなみに、こぼれ話だけれども…フランダースがホーマーにブチ切れた勢いで「あんたは最低最悪の生き物だ」って罵るシーンもあるんだけど、物凄く的を得ているセリフだったので、シリアスなシーンなのに大笑いしてしまったのはよく覚えている…そうなんだよ、ホーマーは最低最悪の生き物なんだけど、視聴者はそんなホーマーが大好きなのよ…隣人としては最悪だけど(笑)
まぁ、そういう感じで、今回はライブドアでは最後から2番目に更新された記事を引用させてもらったんだけど、このシリーズはしばらく書き手としての持久力を養うのに続けていきたいので、引き続きお時間ございましたら、お付き合いいただければ幸いです(笑)
あと、(社会復帰後の話ではあるけど)社会時事ネタは有料で始めるかもしれない。有料というのは、それを生業にしたいわけではなく、昨今の政治思想に伴う排斥傾向を考慮しての話で、要するに…そのまま出すのが凄く怖いんだよね。というのも、自分がその恐怖を感じる対象はネトウヨとか保守を自称する側、ではなくって…ここではあえて詳しくは触れないけど、近年のリベラルを自称する界隈による言論排斥の傾向とか、そういう表現の排斥を表現の自由や人権問題への解消だと歪曲する感じが、銭も法律的な後ろ盾も持たない小市民の自分からすると、表現の自由を披露するには非常に恐ろしく感じているので…それなら、最低限の値段を鍵にして披露した方がいいだろうということで、一応検討はしている感じ。
いずれにせよ、没記事にするにはちょっともったいないとは思うけど、真顔で披露するにはリスクが大きいような社会時事の記事も書いている感じではあるので、披露できる機会があれば…ということで。
画像は渋谷のグラフィティが撮影された作品を引用させて頂きました。そういえば、ベンには渋谷を案内したんだったっけ。今は本当に行かなくなったけど、大学時代は渋谷の思い出が結構多い。