小学校30年生の教育雑感③~プルーン事件の犯人に告ぐ~
↓↓このnoteの結論↓↓
私は自分が犯人である以上の悪いことをしました(;´д`)バッドエンドです。
↓↓↓続きが気になる人↓↓↓
こんにちは!
もとプルーン事件の犯人のさとる君です🎵
・・・犯人!!!
お前があの「プルーン事件」の犯人やったんか⁉️
なんのことだか分かりませんよね。「プルーン事件」とは、私が小学校1年生のときにクラスで起こった事件のことです(凶悪な事件ではない✨)
ちなみに、さっきのは嘘で、この事件の犯人は私ではないです❗
事の発端は、給食の後に何者かのプルーン(デザート)がクラスのエレクトーンの上に放置されていたことから始まります。
先生「このプルーンは誰が置きましたか?」
生徒「知りませ~ん。」「誰のぉ~。」
先生「・・・誰が置いたのか分かるまで授業は行いません。」
生徒「えっ‼️」
たかがプルーンですよ。すぐに犯人は自白するハズ。最初は皆そう思っていました。
ですが、勘の良い皆さんなら分かるとおもいますが、プルーンを置いた人物はいっこうに現れません。気づけばチャイムがなり、先生は黙ったまま席に座り、何もしゃべってくれません。
次の授業のチャイムが鳴りました。生徒達は、先生から許しの言葉が出てくるのを固唾を飲んで見守っています。
そして、ついに先生が口を開いたのです。
生徒「(あぁ、ついに許してくれる)」
先生「授業は・・・プルーンを置いた人が分かるまで致しません。」
そう言い残して、職員室に戻ってしまいました。当然小学1年生の私たちはパニックです。そして、そこから色々な事が子ども達の中で起こりました。
まず、女子が泣き出します。
女子「プルーン置いた人誰よ!」「誰なのぉ!」
泣き始めた女子に群がる女子(定番)、そして男子はというと、気の弱くて発言するのが得意ではない子に対して、
男子「◯◯じゃないの?何か言ってよ!」
そこから状況は悪化していきます。他人を疑いだし、そこに今まで抱えていた不満などがまぜこぜになって問題が複雑化していくのです。
しかし、次の授業は体育。しかも隣のクラスと合同です。皆、いつもの2倍位のスピードで着替え、体育館に向かいました。もしかしたら先生は許してくれるかもしれないという淡い期待を抱いてダッシュです。
しかし、想像していた良い展開にはなりませんでした。
先生「君たちに授業はしません。何度言えば分かるんですか?」
この時点で、女子全員が泣いてます。おちゃらけ男子は女子が泣いているのを見て笑っています。完全に男子と女子にわかれてしまいました。
また、私たちのクラスは「何かあったクラス」ということで、他クラスの生徒からも好奇の目にさらされ、見学者まであらわれました。
他クラス「なんかあったの??」
クラスメイト「見にくんじゃねぇよ!」
結局、この事件は犯人が出てこないまま、数日間生徒と先生の無言のやり取りが続き、終了したのです。
先生は、なぜ授業をしなかったのか、明確な理由は言いませんでした。しかし、私たちの中では色々な葛藤や良くない気持ちや甘えの気持ちが、これでもかと言うほど駆け巡った数日間でした。
そして、今まで生きてきた中で一番成長した数日間でした。これは私だけでなく、クラスの大半の生徒が感じていたことだったと思います。
しかし、話は美談で終わらないのです。
私たちは、小学校2年生になりました。1.2年生のクラスは一緒なのでメンバーはいっしょ。先生も一緒です。
そこで、恐れていた事件が起きたのです。
「ゴミ事件」です。
何故か、ゴミが棚の上に置かれていたのです。生徒達はあのトラウマが甦ります。
しかし、生徒も少しだけ成長していました。すぐに泣き出す女子もいなければ、誰かを犯人にすることもしませんでした。
この事件は、あっという間に解決しました。また、この事件は私にとって今でも忘れられない事件なのです。
※ここからはクイズです。
ずばり「ゴミ事件」のオチはなんでしょう?
ヒント→私にとって苦い思い出です😅
↓↓↓答え↓↓↓
私はゴミ事件を早期解決するため、自分がやっていないのに「先生、自分がゴミを置きました!」と「嘘」をついたのです。クラスの雰囲気が悪くなるくらいなら、自分が被ればいい。当時、小学校2年の私の判断でした。「さとるが犯人だったの?」と聞かれても本当のことはいわず、「ごめん、うっかりおいちゃったんだ!忘れてた。」って笑顔で誤魔化したんです。
今でも、たまに夢をみます。自分が犯人ですと手を挙げる夢なんです。
みなさんも、こんな経験あったら(ないと思いますけど…)教えてください。自分だけなのかなってずっと思っていました。どうでしょう??
読んでいただきありがとうございました!結末を書かずにいたのですが、読みきり型にすべく書き直しました✨
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小学校30年生さとる君(a.k.a.パパ隊長)