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育児休暇29日目(記録用)

今日はGW初日。と言っても育休中。前職ではGWは基本間の平日も休みだったので、毎年10連休とかだった。思い返すと休みが多かったなと感じてしまう。今の職場も所謂ホワイト企業だけど昔ながらの会社のためGW中やお盆などまとめて休みを取る文化はまだない。

今日天気よかったら近所の公園で思う存分、子どもたちと遊ぼうと思っていたけど、生憎の雨。先日見つけたボーネルンドも考えたけど、ショッピングセンター内に入っているトーマスタウンに行くことに。埼玉県は緊急事態宣言は出ていなくて蔓延防止なんたらというのだけ。だけど、今日朝から行ったら想像を絶する大渋滞。練馬や足立など都内のナンバーが目立つ。どうやら都内のSCが軒並み緊急事態宣言下で休業しているため、その流れが県を超えてきているみたい。今までお盆や連休など何度か混雑に遭遇してきたけど、今日の混雑が一番すごかった気がする。

脱線して落語ファンには残念がニュースが。都内の定席と呼ばれる4つの寄席が休業になるとのこと。

GWは毎年有名な噺家や襲名披露などが行われ、寄席初心者でも楽しめる。自分も状況1年目のGWにやることがなく浅草演芸ホールに行ったことがきっかけでどっぷりハマった。

寄席は世の中の矛盾やモヤモヤを笑いに変えてくれる場所。日本国憲法第二十五条の生存権で「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とある。確かに健康は大切。噺家のまくらではよく「健康はなにより大事です。健康のためなら命もいらない。」という人もいるくらい。それと並列して文化的な生活も大事。文化は英語でいうと"Culture"。近い言葉に"Cultivate"(耕す)があるけど、もともとは耕すから派生してCultureが生まれたらしい。農業を表す英語は"agri + culture"。Cultureには(教養)という意味もある。教養といったら学術的には"Liberal arts"かもしれないけど。江戸時代から脈々と震災の時も戦時中も絶えず行われてきた寄席。所詮芸能かもしれないけど、立派な日本人としての文化。寄席には通常昼席と夜席合わせて20〜30人の噺家や色物の演者が出演する。今は対策として枕の前にはアクリル板を置いて、客席は社会的距離を保ちマスクをして、飲食は飲み物だけで食べ物もアルコール類も禁止されている。換気もただでさえ昔ながらの建物なので隙間風が入る中、窓を開けて、換気に心がけた状態で行っている。そうやって文化を支えている人たちの意地の抵抗も虚しく休業はやはり悲しい。そして寄席を目の敵にしているのは弱い者いじめをしているとしか思えない。寄席は高齢者の割合が多いけどみんな笑って免疫を高めていると思う。どっかの大学の教授が寄席に行く人と行かない人で免疫力に違いが出ないか証明して欲しい。

脱線終了

長男はトーマスタウンで思う存分遊んで帰宅後お昼も食べずにお昼寝。ママは美容院に行くとのことでしばし次男と穏やかな午後を過ごせた。

中途半端に時間に起きてお昼食べてないことに気づいて要求してきたので、クッキーでつなぎ早めの晩御飯。食後はベランダでストライダー。だいぶ様になってきた今日この頃です。

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